昨日はどうせ動かないだろうと思って、私は欧州時間の序盤で1.3071でユーロドルをショートにしていた。値幅もないだろうから、利食えてもたかだか知れているはずだ。ポジションも実に小さい。まあ、リスクもあまり取りたくない年末なので、利食い40ポイント、損切り20ポイントと考えて、そのままOCO注文にして外出した。
親類がやってきたので、時候のあいさつも交えてお寿司を食べに出かけた。カウンターだしPC抱えてというのもどうかと思うし、どうせ夜中に帰宅しても、利食いも損切りもどちらも出来ていないだろうというのが私の頭の中にあった。
しかし事態は急変していて、夜中にユーロドルは1.29台になっていた。あのままストレートに落ちたのならば、私は利食得ているはずなのだが、画面で確認するまではひょっとしたら私のストップだけついて、その後に下がったのかもしれないという不安もある。調べて見ると損切り注文の方はセーフ。
結果的には1.3031で利食えていたのだが、現状の相場のレベルを見てしまうと、いかにも間抜けなところで買い戻したことになる。年末の、いちばん大事な下げ局面を、ほんの少し参加しただけになってしまった(苦笑)。
発端はECBの民間銀行へのローン残高が、過去最高のレベルに達しているという報道によるものだ。それを契機に一気に信用不安が高まって、ユーロの急落へと導いたようだ。1.29台に突入しただけでは、たかだか日中の高値から100ポイント程度の下落でしかないが、私に限らず、多くのプレーヤーもあまり動かないだろうと見ていたこともあって、この値動きにはとてもショックを受けたようである。
欧州序盤までグローベックスなどで先週来の高値を触りにいっていた米国株も反転し、下落へ。マーケット全体がブルーになったのがよくわかる。そしてニューヨーク時間でもユーロは一段安し、ユーロ円は今年の最安値であった100.70に並ぶレベルまで2回も突っ込んでいる。
その付近でとりあえず止まるというのが、テクニカルのすごいところだ。感心してしまう。私もニューヨーク時間を起きて見ていたら、重要なサポートだということで、きっと100.80あたりで買っていたことだろう。
本日のアジア時間ではまずはユーロドルの安値攻めから始まった。1.28台に一瞬だけ突入したが、これもユーロ円のテクニカルと同じで、ユーロドルの今年の最安値である1.2874が重要なサポートとして君臨しているため、それをブレークするには至らなかった。ユーロドルにおいてアジア時間で昨日のレンジを抜けてきたのだから、いつものジンクスで言えば、海外市場で反対方向にいってしまうことが多い。
そこで私は1.2860をストップにして、ユーロドルを1.28台で朝に買ってみたが、アゲインストになることなく上がってくれた。昨晩のリベンジが叶ったので、お昼あたりに50ポイントほどは取れてクローズ。昨晩の取り損なった分をちょびっとだけ拾えただけだが・・・。
今晩はイタリア国債の入札が予定されている。3年ものと10年ものだ。相場がこんなことになったから、もう無事に通過したからというだけでユーロ買いが進むことはないだろう。上がったりしたならば、そこは果敢に売り向かっていきたいところだし、1.30台乗せまではセル・オン・ラリーでよいと思う。しかし欧州時間に入っても1.29台前半に留まったままだ。どちらにしても今から、つまり日本時間の夜の19時から21時くらいまでのユーロの動きは大切である。
日本時間 19時00分
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