7月5日(木)■『欧州信用不安や欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度』、そして『ECB金融政策結果発表絡みのイベントでの影響』や『明日に米・雇用統計の発表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州信用不安や欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度』、そして『ECB金融政策結果発表絡みのイベントでの影響』や『明日に米・雇用統計の発表を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・21時15分：米)ADP全国雇用者数
・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・23時00分：米)ISM非製造業景況指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・10時30分：豪)貿易収支
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・時間未定：日)白川日銀総裁の発言
・20時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表
・20時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
・21時30分：欧)ドラギECB総裁の記者会見
・米国が休場明けとなる点
・5日の五十日
・米国の週間原油在庫の公表
・明日に、米国の雇用統計の発表を控える点
・欧州の利下げ観測
・欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

5日の五十日で、米国が休場明け。
本日は、BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表とECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見が行われる。

米国の経済指標の発表は、ADP全国雇用者数と新規失業保険申請件数、ISM非製造業景況指数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

米国が休場明けの本日は、ECB金融政策結果発表絡みのイベントでの影響にまずは大注目。昨日の為替相場ではECBの利下げ観測でユーロ売りヨリの流れとなっている。
その上で、引き続き欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度での方向性が重要。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や明日に米国の雇用統計の発表を控える点などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・時間未定：日)白川日銀総裁の発言
→言及次第

・10時30分：豪)貿易収支
→発表での影響は非常に大きい

・20時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表
→内容と今後の金融政策への思惑次第

・20時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
→25bpの利下げがコンセンサス。この発表でまず1度動きそう。その後は、21時30分からのドラギECB総裁の記者会見に注目が集まる

・21時15分：米)ADP全国雇用者数
・21時30分：欧)ドラギECB総裁の記者会見
・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・23時00分：米)ISM非製造業景況指数
→3つの時間に3種類の経済指標。また、21時30分からはECB金融政策発表後のドラギECB総裁の記者会見も。いずれに反応するとしても影響は大きくなりそうだ


7月2日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼週末(7/6)に、米国の雇用統計の発表を控える点
▼7月・月初め要因
▼RBAとBOEとECBの金融政策結果発表が行われる
▼4日が米国が祝日で休場となる点
▼欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼ECBの追加金融緩和への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(日米金利差など)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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7月5日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・米国が休場明け ・5日の五十日 ・明日に、米国の雇用統計の発表を控える
未定		日)白川日銀総裁の発言	○	要人発言
10:30		豪)貿易収支	◎	-5.00億	-2.03億
19:00		独)製造業受注 [前月比/前年比]	△	±0.0%	-1.9%
				-6.0%	-3.8%
20:00		英)BOE政策金利＆声明発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
		↑・BOE資産購入枠発表	◎	500億 拡大 3750億	3250億 据え置き
		米)MBA住宅ローン申請指数	C	－	-7.1%
20:30		米)チャレンジャー人員削減予定数	C	-	+66.7%
20:45		欧)ECB政策金利＆声明発表	◎	25bp 利下げ 0.75%	1.00% 据え置き
21:15		米)ADP全国雇用者数	AA	+10.0万人	+13.3万人
21:30		欧)ドラギECB総裁の記者会見	◎	要人発言
		米)新規失業保険申請件数	AA	38.5万件	38.6万件
23:00		米)ISM非製造業景況指数	S	53.0	53.7
24:00		米)週間原油在庫	BB	-	-13.3万
25:30		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

なし

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ECB金融政策結果発表絡みのイベントでの影響と明日に米・雇用統計発表を控えての変動で臨機応変に

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