ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

人気FX口座ランキング
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

米ドル/円は、9月安値152.89円を再び試す展開か。
2026年末には156~157円台が「高値ゾーン」となる可能性も!

2026年10月23日(金)17:21公開 (2026年10月23日(金)17:21更新)
陳満咲杜

【GMOクリック証券】圧倒的人気で100万口座達成!最短即日で取引可能!

【※FXおすすめ口座人気ランキングの情報はこちら!】
⇒【毎月更新】FX初心者にもおすすめ! ザイFX!読者が選んだ人気No.1のFX口座は? トップ10にランクインした全口座を「FXおすすめ口座人気ランキング」でチェック!


目先までの株安・円高は、行きすぎた株高・円安に対する修正にすぎない

 株安・円高が進んでいる。繰り返し指摘してきたように、株安に伴う円高は自然の成り行きで、今さら余計な解釈は不要であり、後講釈も格好悪いと思う。

 もっとも、本日(2026年10月23日)X上でつぶやいたように、株安にしても円高にしても、正確な言い方ではないかもしれない。

 なにしろ、目先までの値動きは、行きすぎた株高や行きすぎた円安に対する修正にすぎないから、大げさに言うべきではない。

 そして、だからこそ、油断できない。

 「円は大分、高くなっているから売ってみる」といった安易な発想や行動は、やけどをする恐れが大きい。さらに言えば、売られすぎた円はまだまだ買われていくばかりなので、逆張りの米ドル買い(外貨買い)ではなく、円を買うのなら全然遅くないと思う。

米ドル高・ユーロ安が落ち着いてもユーロ/円が下落していることが、円高は本物であることを示している

 ドルインデックスは、どうやら103の手前で抵抗にあったようだ。

ドルインデックス 日足
ドルインデックス 日足チャート

(出所:TradingView)

 前回のコラムでも指摘したように、米ドル全体の強弱と関係なく、円高の継続性を検証したいなら、ユーロ/円をみればよい。
【※関連記事はこちら!】
⇒米ドル/円は159円台への定着を避けるのが市場の「暗黙の了解」か!? 円高は本物! 米ドルの強弱を問わず、ユーロ/円は下落トレンド継続とみる(2026年10月16日、陳満咲杜)

 ユーロ/円は、安値を更新している。

ユーロ/円 日足
ユーロ/円 日足チャート

(出所:TradingView)

 7月末から下落トレンドを大きく推進してきただけに、相場の真実を物語っている。要するに、円高は本物であるということだ。

 なぜなら、米ドル全体が上昇する時、ユーロ安と相まって円は買われるが、米ドル全体が反落してきてユーロが米ドルに対して落ち着いても、円はさらに買われているからだ。ユーロ/円で測ると円の真価がわかる。

米ドル/円は早晩下放れを加速し、9月安値の152.89円を再打診するだろう

 だからこそ、米ドル/円におけるレジスタンスゾーンの再確認も本物だったとみるべきだ。

 一目均衡表を見ればわかるように、9月24日(木)高値の159.04円付近を突破できず、失速してきた米ドル/円は、一目均衡表の「雲」ゾーンのレジスタンスをうまく証明しているというわけだ。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート

(出所:TradingView)

 ここからは早晩下放れを加速し、9月安値の152.89円を再打診するだろう。156~157円台は年末になってみれば、「高値ゾーン」と見なされる可能性は大きい。

米ドルやユーロでなく消去法で円が買われ、これからも続くとみる

 前述のように、ユーロ/円はバロメーターになるから、年内に170円の節目割れも覚悟しなければならないだろう。フランス国債急落などEU(欧州連合)圏の混乱はまだ始まったばかりとみるから、米ドルもユーロも買えないうちは、円が買われるというわけだ。

 本コラムで以前指摘したように、米財務省は米国債買い入れを拡大させ、米ドルの信頼性を著しく棄損している。
【※関連記事はこちら!】
⇒米ドル/円はウォーシュFRB議長のタカ派発言を受けて一時160円を超えたが、米ドルの高値は追えない!米政府は債務対策として米ドルの信頼性を犠牲に!?(2026年08月31日、陳満咲杜)

 ユーロはそのような心配はないが、フランスの騒乱を見る限り、さらなる混乱やEU諸国への波及の恐れがあるから、ユーロ選好にもなれない。

 だから、消去法で円が買われ、これからも続く。

 皮肉にも、「構造的な円安」とセンセイたちに叫ばれ、巷でも賛同する声が圧倒的に多かったが、ここへきて、結局「リスクオフの円高」という「伝統相場」に復帰している。

 個人的には、円が買われる理由はどうであれ、行きすぎた円安に対する修正、という意味合いにおいて大歓迎するが、「リスクオフの円高」なら、多くの方に歓迎されない気がする…とはいえ、円安にしても円高にしても、世間は文句を言うから、市況にお任せするしかない。

 株の急落に相まって、今ファンダメンタルズ上の材料が噴出しており、センセイたちも饒舌に語っているようだが、その多くは蛇足のほかあるまい。したがって、本日は手短に、ここで失礼する。市況はいかに。

ヒロセ通商[LION FX]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
スワップポイント比較 バイナリーオプション比較 「ハンガリーフォリント/円」スワップポイント比較
スワップポイント比較 バイナリーオプション比較 「ハンガリーフォリント/円」スワップポイント比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る
CFD口座おすすめ比較