本日の為替相場の焦点は、『ドル円やユーロドルの上昇傾向の継続及び加速』と『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』、そして『米国の金融市場が短縮取引となる影響&週末・月末要因』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・06時45分:NZ)住宅建設許可件数
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・16時00分:独)小売売上高
・19時00分:欧)失業率
・19時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・22時30分:加)GDP&第3四半期GDP
への注目度が高い。
これら以外では、
・週末要因
・月末要因(11月の月末最終営業日)
・米国の金融市場が短縮取引(感謝祭翌日、ブラックフライデー)
・30日に大量の米国の中長期国債の利払い・償還を控える
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の量的緩和縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・次期FRB議長問題
などの要因も重要。
★★★
本日は、週末金曜日で、11月の月末最終営業日。
感謝祭翌日であり、米国にとってクリスマスセールの始まりとなるいわゆるブラックフライデーに当たる。
米国が感謝祭翌日で、経済指標の発表もなく、株式市場も債券市場も商品市場も短縮取引となる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週の為替相場は、ドル円は大きく上昇して何度も直近高値を更新し、ユーロドルも堅調推移でジリジリと上昇している。
本日の為替相場は、米国の金融市場が短縮取引となる影響に最大限注視しながら、引き続き主要な株式市場の動向、米国の長期金利の動向、米国の量的緩和縮小への思惑、欧州の金融政策への思惑などにも注意したい。
また、本日がブラックフライデーにあたり、米国の年末商戦を占う日であることや、週末要因や月末要因にも要注意となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・06時45分:NZ)住宅建設許可件数
→発表でのNZドルへの影響はなかなか
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→注目度はそれなりにあるものの、発表での円への影響は限定的か
・16時00分:独)小売売上高
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・19時00分:欧)失業率
・19時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→欧州市場が動き出すキッカケになりやすいか
・22時30分:加)GDP&第3四半期GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→米国は感謝祭翌日で短縮取引。株式・債券・商品市場も午前中のみとなる。また、週末&月末最終営業日
■11月25日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(11/25~)に、日本の議事録公表が予定(金融政策の発表はなし)
▼来週(12/2~)に、オーストラリア、英国、欧州、カナダの金融政策発表が予定(議事録の公表はなし)
▼11月の月末要因
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(25日・2年債、26日・5年債、27日・7年債)
▼米国が感謝祭絡みの連休入りとなる
▼ブラックフライデーでのクリスマス商戦への思惑
▼30日(土)に大量の米国の中長期国債の利払い・償還を控える
▼主要な株式市場の動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼米国の量的緩和縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼欧州の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼次期FRB議長問題
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の債務問題への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼日本の金融政策への思惑
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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11月29日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・11月の月末最終営業日 ・米国の金融市場が短縮取引(感謝祭翌日、ブラックフライデー) ・30日に大量の米国の中長期国債の利払い・償還を控える |
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06:45 | NZ)住宅建設許可件数 | ○ | +1.7% | +1.4% | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 3.9% | 4.0% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.96 | 0.95 | ||||||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | +1.1% | +1.1% | |||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | +0.9% | +0.7% | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | +0.7% | +0.6% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | +0.4% | +0.3% | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
△ | +2.0% | +1.3% | ||||||||||
+6.3% | +5.1% | |||||||||||||
09:05 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -10 | -11 | ||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | +5.2% | +19.4% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | +89.8% | |||||||||||
16:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | -0.4% (-0.6%) |
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+1.4% | +0.2% (+0.3%) |
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17:00 | ス)KOF景気先行指数 | △ | 1.81 | 1.72 | ||||||||||
18:30 | 英)消費者信用残高 | × | +7億 | +9億 | ||||||||||
19:00 | 欧)失業率 | ○ | 12.2% | 12.2% | ||||||||||
欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +0.8% | +0.7% | |||||||||||
21:00 | 南ア)財政収支 | × | -222.5億 | -104.1億 | ||||||||||
南ア)貿易収支 | × | -135億 | -189億 (-120億) |
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22:30 |
加)GDP [前月比/前年比] |
◎ | +0.2% | +0.3% | ||||||||||
- | +2.0% | |||||||||||||
↑・第3四半期GDP | +2.5% | +1.7% | ||||||||||||
- | 米)注目度の高いものの発表はない | - | - | - | ||||||||||
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ロングでの押し目狙い&上昇追随
ロングでの押し目狙いで回転
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