ポジションの傾きを把握することはFXで勝つ重要な要素
FXトレードにおいて、マーケット参加者の動きを把握することは、勝つために重要な要素の1つである。
では、その動きを把握する方法はあるのだろうか。
為替のマーケット規模を考えれば、すべての参加者の行動を把握することは難しい。ただ、一部の参加者が建てたポジションなどのデータからマーケットの方向性を探ることはできる。
たとえば、マーケットにあるポジションが確認できる代表的なものに、CFTC(全米先物取引委員会)が毎週発表している、IMM(International Monetary Market)通貨先物ポジションがある。
IMM通貨先物ポジションとは、米国のシカゴマーカンタイル取引所(CME)で取引されている通貨先物のポジションのことを指す。この数値はヘッジファンドによる投機的なポジションを示しているとされる。

一般的に、買いポジションが積み上がれば相場は下落、反対に売りポジションが積み上がれば相場が上昇する可能性が高まっていると考えられている。
為替のポジションはいずれ反対売買をして決済されることになるから、ポジションが積み上がりすぎると、反対売買によって逆方向に相場が動く可能性が高まってしまうのだ。
こうした、ポジションの積み上がり具合を確認する指標となるのが、IMM通貨先物ポジションなのである。
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一方、このIMM通貨先物ポジションとは別に、顧客の未決済のポジションなどを独自に集計し、「ポジション比率」(名称はFX会社によって異なる)としてウェブサイトや取引ツール内で公表しているFX会社が複数ある。
コンテンツは多彩、注文状況を見られる会社も
ここからは、ポジション比率を公表しているFX会社について見ていこう。
顧客のポジション比率を公表しているFX会社は複数あるが、通貨ペアごとに買いと売りのバランスを表示する構成が中心となっている。

外為どっとコム「外貨ネクストネオ」では、顧客が保有している買いと売りのポジションのバランスを示す「ポジション比率情報」を公表している。また、所定の時間内に約定した注文をグラフで表示した「売買比率情報」や指値注文や逆指値注文の発注状況が確認できる「外為注文情報」といったコンテンツも用意されている。
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⇒外為どっとコムの「外為注文情報」を使ってストップを狙う動きに乗るヒミツの方法

なお、「ポジション比率情報」については、外為どっとコムの公式ウェブサイトに掲載されており、誰でも見られるようになっているが、取引ツールにログインすれば、より詳しい情報を見ることができる。詳しい情報を見たい方は外為どっとコム「外貨ネクストネオ」へ口座開設をしてはどうだろうか。
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※この表は2023年6月1日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります |
そして、スマートフォン向けの取引ツールでも提供しているのが、DMM.com証券「DMM FX」。こちらはAndroid版のみとなるが、専用アプリからログイン後、通貨ペアごとの注文比率と人数比率を見ることができる。なお、PC版の取引ツール「DMMFX ADVANCE」からでも確認は可能だ。

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最低取引単位 | 通貨ペア数 | スプレッド | ||
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
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※この表は2023年6月1日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります |
また、DMM.com証券「DMM FX」と同じ取引ツールを採用している、傘下の外為ジャパンFXも同様の方法で売買比率を提供している。
そのほか、少し変わったところでは、1時間足以上の時間枠であれば、売買している人のポジションと人数まで詳細にわかる外為オンラインの「ディールスコープ」というツールもある。
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また、東京金融取引所のくりっく365のように取引所ベースで公表されているものもあり、ウェブサイトからデータのダウンロードができる。また、為替ライフ「くりっく365」といったくりっく365を取り扱う会社の一部では、取引ツールからより詳しい情報を得ることも可能なようだ。
FXトレーダーも注目、OANDA社のポジション比率とは?
ポジション比率を公表している複数のFX会社のなかで、FXトレーダーの間で有名なものに、OANDA Japanの「ロング ショート比率」がある。

これは、グローバルに展開するOANDA社の顧客が保有するポジションをまとめたもので、16通貨ペアで構成され、20分おきにロング(買い)とショート(売り)のバランスが更新されている。
さらに、「ロング・ショート比率」で通貨ペアをクリックすると、未決済の注文状況とポジションを確認することのできるページへ移動する。そこでは、グラフを並べて過去から現在までの注文状況とポジションの動きを見ることができる。

活用方法はトレーダーのスタイル次第
それでは、ポジション比率をトレードに活用するにはどうすればいいのだろうか。
ここまで、FX会社のポジション比率について紹介してきたが、1社のみの情報をトレードに活用し、さらに利益を上げるのは、為替のマーケット規模からして難しいと言える。
そこで重要になるのが「組み合わせ」。
たとえば、マーケット参加者の多くが注目しているIMM通貨先物ポジションと各FX会社のポジションを組み合わせてみるのはどうだろうか。これで、ヘッジファンドなどによる投機的なポジションに加えて、個人投資家の動きも把握することができる。
ポジション比率を公表するFX会社は増加してきており、これまでマーケット参加者の一部しか知り得なかった情報を使える環境が整ってきている。自分のトレードスタイルに合ったポジション比率の活用法を考えてみてもいいのでは。
FXの個人トレーダーは「ミセスワタナベ」として各メディアにも取り上げられ、ここ数年、その存在感が高まっている。そうした、個人トレーダーのポジション比率情報は今後、マーケットでの注目度がさらに高まっていくのではないだろうか。
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米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
1000通貨 | 30ペア | 0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
0.4銭原則固定 (9-27時) |
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