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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル円101円台ミドルまで下落、
米国株の動向を要ウォッチ

2014年07月09日(水)15:37公開 (2014年07月09日(水)15:37更新)
持田有紀子

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 昨日の欧州序盤では、ドル円は101.80付近、ユーロドルは1.3600をはさんだあたりで始まった。前日に欧米の株価が調整モードを強いられたので、それがマーケットの流れをリードしている。なんといっても雇用統計がものすごく良かった後の動きである。株価の歴史的な高値の追及はなくなり、ポジション調整が急がれる展開になったのは驚きである。

 ドル金利が上がって株価が下がったのならば、それは早期利上げ観測の台頭ということで、雇用統計の結果とも符合する。しかしドル金利は短期も長期も、この2日間で顕著に低下したのだ。形としてはリスクオフである。あんなに良かった雇用統計でもリスクオフでしか反応しないマーケット。これがさらに市場全体をなんとなく不安に陥れている。

 そこで私もリスク回避の方向でポジションを張ることにした。ドル円かユーロ円をショートにしていくのだが、前日のようにすでに102円台は無理そうである。仕方がないのでドル円を101.78でショートにしていった。株価が崩れてくれれば結果は早く出るのだろうが、まずはドル金利の動向であろう。

 マイナス金利を採用している欧州圏での長期金利は低下。それで欧州時間で米国債も高値攻めとなった。ドル円はざくっとは落ちないが、着実に重い足取りである。101.70を割りこんできた。私は自分のコストと同じようなレベルである101.80で買い戻しのストップ注文を置きながらの、ニューヨーク勢の参入となった。

 米国株も開始直後から、値を激しく下げて始まった。最近は為替相場、とくに円相場への感応度が小さくなってきているのだが、それでもドル円は101.50あたりまで差し込んだ。ここまでくれば、今年の最安値まであと1円もないというのに、だれもここから1円幅動くとは思っていない。だから買いたい人の買い意欲も煽ることにもなるのだが。

 ともかくなかなかスルッとは落ちなかった。その後、米国株は下落分の半分くらいを戻したようだ。ドル円も下攻めを行っていない。朝になって上がらないドル円を見て、ようやく101.50を割りこんできた。しかしすぐに反発。私も欲張らずにオーバーナイトで持ち越したドル円ショートを101.54で買い戻した。

 今晩も材料は少ない。やはりリスクのありようが問われることになるだろう。昨日の米国株の下げはハイテクなど値段の高い株が中心になって下げたこともあるので、今日の海外株はそうしたセクターの立ち直りが見られるかどうかにかかっている。米企業決算でアルコアの発表が始まった。いよいよシーズン入りではあるが、本格化するのは来週からである。


日本時間 15時10分

 


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