本日の為替相場の焦点は、『次期FRB議長人事への思惑』と『ここまで加速してきたリスクオンの流れの行方』、そして『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・26時00分:米)2年債入札
注目度の高いものの発表はない。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
米国以外では、
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・中国共産党大会が閉幕
・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
・米国の国債市場と長期金利
・次期FRB議長人事
・地政学リスク(北朝鮮がメイン)
・主要な株式市場
・トランプ政権の動きや発言
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策
・日本の政局や政策
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、中国共産党大会が閉幕する。
本日も、注目度の高い米国の経済指標の発表はなく、米国の経済指標以外のイベントでは[米)2年債入札]のみ。
先週の為替相場は、米国の株式市場を中心にリスクオンの流れが続く中、ドル円は112円前半~113円前半で、ユーロドルは1.17前半~1.18半ばでの方向感のない推移が続いていたが、週末にかけて円売り・ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は直近高値を更新して113円半ばまで上昇し、ユーロドルは1.17半ばまで反落して週末クローズを迎えた。
週明けの為替相場は、日本の選挙を受けて、円売り方向に窓を空けてスタート。その後、円売り・ドル買いの流れが加速して、ドル円は一時114円前半まで上昇し、ユーロドルは一時1.17前半まで下落した。しかし、NY市場の終盤から円売りの巻き戻しやドル売りの流れが優勢となって、ドル円は113円前半まで下落し、ユーロドルは1.17半ばまで反発している。
本日は、次期FRB議長人事への思惑とここまで加速してきたリスクオンの流れの行方が重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や北朝鮮を巡る地政学リスク、トランプ政権の動きや発言、金融当局者や要人による発言、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、日本の政局や政策への思惑などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
→早出の欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・26時00分:米)2年債入札
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
→ドル円は、日本の選挙明けで一時114円前半まで上昇するもNY終盤で失速
次期FRB議長人事とここまで加速してきたリスクオンの流れがどうなるかがキモ
引き続き、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向を見極めたい
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はなしで、FRB高官の発言も予定されていない
■10月23日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(10/23~)に、ユーロ圏とカナダの金融政策
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
▼日本の衆議院議員総選挙(22日実施)明け
▼24日に中国共産党大会が閉幕
▼26日に[欧)ECB金融政策]
▼来週(11月1日)に[米)FOMC金融政策]
▼来週(11月3日)に[米)雇用統計]
▼来週(10/30~)に、日本と英国、米国の金融政策
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼日本の衆議院議員総選挙(22日実施)
▼次期FRB議長人事
▼地政学リスク(直近では北朝鮮がメイン)
▼トランプ政権の動きや発言
▼米国の金融政策
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
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10月24日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・中国共産党大会が閉幕 ・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表→AMD、キャタピラー、コーニング、GM、イーライリリー、マクドナルド、スリーエム、AT&T、ユナイテッド・テクノロジーズ、ロッキード・マーチン、バイオジュン、テキサス・インスツルメンツ、その他 |
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16:30 | 独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 60.0 | 60.6 | ||||||||||
独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 55.5 | 55.6 | |||||||||||
17:00 | 欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 57.8 | 58.1 | ||||||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 55.6 | 55.8 | |||||||||||
22:45 | 米)製造業PMI【速報値】 | C | 53.5 | 53.1 | ||||||||||
米)サービス業PMI【速報値】 | C | 55.2 | 55.3 | |||||||||||
23:00 | 米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +17 | +19 | ||||||||||
26:00 | 米)2年債入札 | A | 260億ドル | |||||||||||
- | 米)注目度の高い経済指標の発表はない | - | - | - | ||||||||||
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[24日16時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転させる事で利益を積み重ねる
・ドル円が115円を大きく超えて上昇するまでのドル買い及び円売りの要因は現状存在しないと考える
・リスクオンの流れがあまりにも長く続いているため、そろそろ米国の株式市場を中心に調整入りする可能性も高く、その際にはドル円は下方向に向かう可能性が高い
・北朝鮮からここしばらくの間音沙汰がなく、本日に中国共産党大会が閉幕する事で、ミサイル発射などの可能性が高まっている
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
[24日16時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→ドル円をメインに
■スイング・トレード基本戦略
→様子見
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)