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134億円相当を集めたICO「Liquid」リリース!
世界中の注文を集めて「流動性」を確保せよ!?

2018年10月17日(水)15:30公開 [2018年10月17日(水)15:30更新] 向井友代[ザイFX!副編集長] バックナンバー一覧へ>>

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■「リクイディティ(流動性)」とは?

 当記事の冒頭で、Liquidの目的は「流動性を束ね、流動性を提供することにある」とお伝えしましたが、そもそも「流動性」って何でしたっけ?

 改めて定義を考えると、ひと言で表すのは難しい気もしますが、広い意味での「流動性」は、換金しやすいかどうかを表す言葉ととらえることができるでしょう。

 たとえば、すぐに換金することが難しい不動産なんかは、流動性の低い資産と言われますし、反対に、公的な取引所に上場されている株などの金融資産は、不動産などと比べると換金しやすい、流動性の高い資産と言われています。

 しかし、不動産などと比べれば換金しやすく、流動性の高い資産と言われる金融資産も、その商品、各銘柄の性質によって、流動性の高さは異なります。全部が全部、思った価格ですぐに取引できて、換金できるというモノではありません。

 では、株などの金融商品における流動性の高さは、何によって測ればいいのか? その重要な指標となるのが、出来高です。

 ここで言う流動性と出来高は、ほぼイコールという意味でとらえていいのではないかと思いますが、出来高が大きいモノは流動性も高く、出来高が小さいモノは流動性も低いというのが一般的と言えます。

 仮想通貨を株などのような金融商品に類似するものととらえて、その出来高について考えてみると、株式市場や為替市場と比べると、まだまだ出来高は少なく、決して「流動性」が高いとは言えないのが実状でしょう。

■「流動性の欠如」に挑むのがLiquid

 こうした流動性の問題は、仮想通貨業界においても、これまで、さまざまな形で懸念事項として挙げられてきました。Liquidリリース時のQUOINEのお知らせでも、「流動性の欠如は、仮想通貨市場発展の大きな障壁」と指摘されています。

 そして、こうした問題意識を背景に、「既存の金融業界に比べて圧倒的に流動性の小さい仮想通貨市場に点在する『流動性』を束ね、より大きな『流動性』を提供することで、市場の安定を促進し、大きな流動性の下で投資家の方々により安心して仮想通貨を売買してもらう」という目的の下に作られたのが、今回リリースされたプラットフォームがLiquidというワケです。

Liquidのイメージ画像

■「ワールドブック」で異なる通貨間の取引をマッチング

 ICO実施時のホワイトペーパーの説明によると、Liquidは、世界中の流動性を集約する役割を果たす取引プラットフォーム「ワールドブック」と、これに付帯する一連のサービス「プライム・ブローカレッジ」で構成されたプラットフォーム。

 記者自身、そんなこと言われても、ああアレね! とすぐにはイメージが湧かないのですが、Liquidの構想を図に描くと、こんなに壮大な感じになるらしい。もっとも、今回、QUOINEからリリースされたのは、この壮大な構想の一部で、すべてではないようです。

プラットフォームLiquidのイメージ図
プラットフォームLiquidのイメージ図


(出所:LiquidのホワイトペーパーP15)

 Liquidの細部まで読み解いてお伝えするのは難しそうなので、ここでは、特に取引サービスに直結し、Liquidの中核となるしくみ、「ワールドブック」について、少し紹介してみたいと思います。

 「ワールドブック」って、ズバリ、何でしょうか?

 ひとことでお伝えすると、決済通貨ごとに異なる板(または異なる国の取引所)で取引されている世界中のオーダーを1つにまとめてマッチングする機能、マルチマーケット・オーダーブックを備えた取引プラットフォームだそうです。

 たとえば、同じビットコインを取引するにしても、きっと、ドイツに住むトレーダーAさんはユーロ建てで取引できる取引所で、シンガポールに住むトレーダーBさんはシンガポールドル建てで取引できる別の取引所で、それぞれ取引しますよね?

 両者とも取引するのはビットコインですが、決済通貨となる法定通貨が異なれば、お互いがビットコインを買いたい・売りたいと思っていたとしても、通常、取引所を超えて、それらの注文がマッチングされることはありません。

 ですが、これでは、世界中に決済通貨を同じくする個々の流動性が点在する格好になってしまいます。それらを1つに集約できれば、もっと流動性を確保できるのに、なんだか、もったいない話です。

 ならば…決済通貨となる法定通貨の違いがネックになるのであれば、法定通貨同士の為替換算をシステムの裏側で瞬時に行い、上のドイツのトレーダーAとシンガポールのトレーダーBのように、異なる法定通貨を決済通貨としながら、それを意識せず、それぞれの決済通貨のまま、両者がビットコインを取引できるようにしようじゃないか(!)というのが、「ワールドブック」のコンセプト。

マルチマーケット・オーダーブックのイメージ図
マルチマーケット・オーダーブックのイメージ図

(出所:LiquidのホワイトペーパーP19)

 この技術によって、法定通貨の違いという事情から分断されていた世界中の取引所がつながり、点在していた流動性が束になる…そして、仮想通貨市場の流動性を現状よりも格段に高めることができるというワケです。

■「内部オーダーブック」のみリリースされた

 ちなみに、ワールドブックは、プラットフォームであるLiquid上で発生した注文を統合する「内部オーダーブック」と世界中でQUOINEとつながっている取引所、投資家のオーダーを集約する「外部集約オーダーブック」から構成されます。

「内部オーダーブック」と「外部集約オーダーブック」のイメージ図
「内部オーダーブック」と「外部集約オーダーブック」のイメージ図

(出所:LiquidのホワイトペーパーP18)

 しかしながら、今回リリースされたのは、Liquid上で発生した注文を統合する「内部オーダーブック」のみ。また、対応しているのは、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、QASHと法定通貨の通貨ペアに限定されています。QUOINEでは、他にも、リップルの通貨ペアや仮想通貨同士の通貨ペアも取り扱っていますが、現状、こちらに「内部オーダーブック」の機能は適用されていないそうです。

 なんだか、わかるようなわからないような話で、QUOINEのウェブサイトなどを調べても詳細な解説を見つけられなかったのですが…おそらく、これは以下のような意味ではないかと思われます。

 今回のリリースで、「内部オーダーブック」の機能が適用されるようになったビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、QASHについては、決済通貨(法定通貨のみ)が異なる通貨ペアであっても、各オーダーが決済通貨の差異を超えてマッチングされ、適用外となったリップルや仮想通貨同士の通貨ペアについては、決済通貨を超えたマッチングは行われず、従来どおり決済通貨を同じくするオーダー同士でマッチングされる、ということなのではないかと。

QUOINEとしては、ひとまず、今回リリースされた機能の安定稼働を確認しつつ、今後、「内部オーダーブック」の対応通貨ペアを拡充するとともに、「外部集約オーダーブック」のサービス提供の準備を進めていくそうです。

 現状は、まだ「内部オーダーブック」の対応通貨ペアが、取扱い通貨ペアすべてではなかったり、「外部集約オーダーブック」もリリースされていなかったりしますが、今後、対応通貨ペアが増え、「外部集約オーダーブック」も無事にリリースされ、さらに、提携取引所などが増えていけば、QUOINEのLiquidは、高い流動性を誇る世界有数の仮想通貨取引所へと一気に駆け上げるかも!?

 正直、このプロジェクトの詳細については、ホワイトペーパーやウェブサイトの解説などを読んでも、難しくてなかなか理解できないなぁ…なんて感じますが、実は、Liquidってものスゴく夢のあるプロジェクトなのかもしれません。

 まだまだ、いろいろと広がりがありそうなLiquid。今後のQUOINEのリリース情報にも注目していきましょう。

 最後に、現在QUOINEでは、最大2万3000円相当のQASHがもらえる「Liquid by Quoine 新規口座開設キャンペーン」が開催されていますので、簡単に紹介しておきます。

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 キャンペーン期間は、2018年10月17日(水)~11月16日(金)まで。キャンペーン期間中に、QUOINEに新規口座開設すると120QASH(3000円相当)、日本円で5万円以上入金すると400QASH(1万円相当)、日本円換算で50万円以上、仮想通貨を売買すると400QASH(1万円相当)がプレゼントされます! 合計最大2万3000円相当に!

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(※各種サービスやキャンペーンなどの詳しい内容については、QUOINEのウェブサイトなどで必ずご確認ください)

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