ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

田向宏行
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

長引く米中協議だがいつもの楽観論、
ドル円上値重そうだが予断を持たずに

2019年01月09日(水)15:55公開 (2019年01月09日(水)15:55更新)
持田有紀子

波乱の「日経平均」や「NYダウ」の下落局面も収益チャンスに! 話題の「VIX指数」も取引できる【CFD口座】を比較!

 昨日もアジア時間ではリスクテークが先行。ドル円は108円台の後半でのプレイが続き、109円台に乗せなんとする状況だった。市場の関心は米中協議の行方に集まっており、それにともなう米国株の上げ下げに注目が集まっている。

 昨日は2日目の会合が開かれたが決着はつかず、3日目に延長して話し合うことが決まった。長引いているという事実を、真剣に決着に向けての協議が進んでいると解釈すべきなのか、それとも双方の主張のポイントがかけ離れすぎていて合意に至るまで懸絶していることを意味するのか。

 ともかくもマーケットはいつものパターンで楽観する方を選んだようだ。夕方からはグローベックスでの米国株は騰勢を強めてきた。それにともなってドル円も109円台にタッチ。

 欧州序盤では欧州勢からのクロス円の売りが出たようで、ドル円もややひるんだ。しかしドル円の堅調な地合いは変わらず。世界的にリスクオンの流れが強まっていたからだ。そして米国株がオープンすると、確かに高値追いでスタートした。

 しかしすぐに利食い売りにさらされ、それまでのゲインを吐き出した。サムソン電気が30%近い減益を発表したのもテクノロジー関連の足を引っ張った。為替相場は膠着状態に入ってしまい、ニューヨーク時間では実に狭いレンジ内におさまる動きに徹した。ニューヨーク終盤では再び期待ベースでのリスクテークが入り、米国株は高値圏で終了している。

 私としては108円台の後半でウロウロしている限り、なかなかドル円には手を出しづらい。ちょっとどちらかに動き出して欲しいと願っているばかりだ。個人的にはドル金利の先高感の払拭に伴うドル安にポジションを傾けたいところ。

 しかし目の前でドルが値下がりを始めるのを目撃しないと、なかなかドルショートにはふりにくい現実もある。もう少し米中協議での期待感が薄まるのを待つ必要があるようだ。

 テクニカル的にもドル円の108円台後半から109円台ミドルまではオファーがたくさん存在しているものと想われる。それは昨年末のドル円の下げの形を振り返ってみれば想像できることである。年末になって下げ足を早めだしたドル円だったが、109円台で円を終えた。

 そして東京勢が正月休みの間に深押ししたのである。その後の戻しはどうしても重くならざるをえない。そこには逃げの売りで埋まっているだろうからである。つまり東京勢はまともに108円台や107円台を見ないで現在に至っているはずだからである。要するにギャップを形成しているのと同じだということ。

 今日は米中協議の途中経過でも、何かの発表があるのかどうかも注目だ。マーケットはリスクテークの方向でしか動いていないが、相手のあることなので結果はどうなるかわからない。今しばらく気が抜けないのである。


日本時間 15時30分


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年10月7日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」

ザイFX!最新&おすすめ記事

人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
人気FX会社ランキング メキシコペソ比較 MT4比較
人気FX会社ランキング メキシコペソ比較 MT4比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る