本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計の発表』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。
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6月7日(金)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・ECB金融政策発表明け ・週末 ・メイ英首相が保守党党首を辞任 ・明日に、G20財務相中央銀行総裁会議(8日・9日開催)を控える |
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07:30 | 豪)AIG建設業指数 | × | - | 42.6 | ||||||||||
10:30 | 豪)住宅ローン貸出 | △ | - | -2.5% | ||||||||||
12:50 | 日)黒田日銀総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
13:00 | 米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
14:00 | 日)景気先行CI指数 | × | 95.8 | 95.9 | ||||||||||
↑・景気一致CI指数 | 100.2 | 99.4 | ||||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 2.3% | 2.4% | ||||||||||
15:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
× | -0.4% | +0.5% | ||||||||||
-0.4% | -0.9% | |||||||||||||
独)貿易収支 | × | +195億 | +227億 | |||||||||||
15:45 |
仏)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
△ | +0.3% | -0.9% | ||||||||||
+1.0% | -0.9% | |||||||||||||
仏)製造業生産指数 [前月比/前年比] |
△ | - | -1.0% | |||||||||||
- | +0.5% | |||||||||||||
仏)経常収支 | × | - | -13億 | |||||||||||
仏)貿易収支 | × | -47.42億 | -53.24億 | |||||||||||
21:30 | 加)失業率 | ◎ | 5.7% | 5.7% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +0.80万人 | +10.65万人 | ||||||||||||
加)労働参加率 | △ | 65.8% | 56.9% | |||||||||||
加)第1四半期設備稼働率 | △ | 81.0% | 81.7% | |||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +18.5万人 | +26.3万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 3.6% | 3.6% | ||||||||||||
↑・製造業雇用者数 | +0.5万人 | +0.4万人 | ||||||||||||
↑・平均時給 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.2% | ||||||||||||
+3.2% | +3.2% | |||||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫【確報値】 | C | +0.7% | -0.1% | ||||||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | +120.00億 | +102.81億 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・13時00分:米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給
に注目が集まる。
米国以外では、
・12時50分:日)黒田日銀総裁の発言
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・ECB金融政策発表明け
・週末
・メイ英首相が保守党党首を辞任
・明日に、G20財務相中央銀行総裁会議(8日・9日開催)を控える
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・対メキシコ関税問題
・米中貿易問題(貿易戦争が過熱)
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策
・欧州の金融政策(本日にECB金融政策発表)
・英国のEU離脱問題(10月31日まで延期が決定も、不安が再燃)
・人民元
・原油と金を中心とした商品市場
・日米貿易問題
・米欧貿易問題
・北朝鮮情勢(5月に何度かミサイルを発射)
・世界経済減速懸念(米国の景気後退懸念や欧州の景気後退懸念、またはその複合)
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、ECB金融政策発表明けの週末金曜日で、メイ英首相が保守党党首を辞任する予定。
また、明日にはG20財務相中央銀行総裁会議(8日・9日開催)を控える。
本日の米国の経済指標は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が行われる。
今週の為替相場は、週初から米ドル売りの流れが強まって、ドル円は一時108円割れまで下落し、ユーロドルは一時1.13乗せまで上昇したが、週末にかけて一転してリスクオンの流れが優勢となった他、ECB金融政策発表を受けてユーロ買いが加速し、ドル円は108円前半での揉み合いの後に108円半ばまで上昇し、ユーロドルは1.12前半まで反落した後に再度1.12後半まで上昇している。
本日は、米国の雇用統計の発表と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、ECB金融政策発表明けでの各市場の反応やトランプ大統領による発表や決定及び発言、対メキシコ関税問題、米中貿易問題、金融当局者や要人による発言、米国の金融政策への思惑、英国のEU離脱問題、週末要因などにも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→米雇用統計も同時刻に発表、カナダドルが大きく動くキッカケに
・13時00分:米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給
→ここからは米雇用統計での反応次第
ドル円もユーロドルも重要なポイントにあり、米雇用統計の発表を受けて、米ドル買いなのか米ドル売りなのか、金融市場はリスクオンなのかリスクオフなのかを見極めたい
■6月3日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(6/3~)に、オーストラリアと欧州の金融政策の発表が予定
▼来週(6/10~)に、スイス、トルコの金融政策の発表が予定
▼6月の月初め要因
▼6日(木)に、ECB金融政策発表
▼7日(金)に、メイ英首相が保守党党首を辞任
▼7日(金)に、米国の雇用統計の発表
▼8日(土)・9日(日)に、G20財務相中央銀行総裁会議が開催
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼対メキシコ関税問題
▼米中貿易問題(貿易戦争が過熱)
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱問題(10月31日まで延期が決定も、不安が再燃)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策
▼人民元
▼原油と金を中心とした商品市場
▼日米貿易問題
▼米欧貿易問題
▼北朝鮮情勢(5月に何度かミサイルを発射)
▼世界経済減速懸念(米国の景気後退懸念や欧州の景気後退懸念、またはその複合)
▼日本の金融政策
羊飼いの都合により、6月3日~14日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、6月3日~14日の戦略コメントはお休み
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