本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『米中貿易問題(制裁関税第4弾、為替操作国指定)』、そして『夏季休暇などで取引参加者が激減する時期となる点』にあり。
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8月8日(木)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→ドロップブックス、クラフト・ハインツ、シマンテック、バイアコム、CBS、その他 | ||||||||||||||
06:30 | 豪)ブロックRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | -1% | -1% | ||||||||||
08:50 | 日)経常収支(国際収支) | × | +17398億 | +13057億 | ||||||||||
日)貿易収支(国際収支) | △ | +6914億 | -6509億 | |||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ◎ | +400.0億 | +509.8億 | ||||||||||
14:00 | 日)景気ウォッチャー調査[現状判断DI] | × | 43.6 | 44.0 | ||||||||||
↑・[先行き判断DI] | 45.4 | 45.8 | ||||||||||||
15:30 | 仏)企業センチメント指数 | × | 96 | 95 | ||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.4% | -1.5% | ||||||||||
+1.6% | +1.0% | |||||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | -0.1% | ||||||||||
-0.1% | ±0.0% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | A | 21.5万件 | 21.5万件 | |||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫【確報値】 | C | +0.2% | +0.4% | ||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 | B | - | +65 | ||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | AA | 190億ドル | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・時間未定:中)貿易収支
・21時30分:加)新築住宅価格指数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米中貿易問題(対中制裁関税第4弾を発表、為替操作国に指定)
・人民元(人民元安誘導、為替操作国指定など)
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・米国の金融政策(7月31日にFOMC金融政策発表を消化済み)
・夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
・金融当局者や要人による発言(FOMC消化でブラックアウト期間明け)
・金融市場のリスク許容度(リスクオフの流れが加速中)
・原油と金を中心とした商品市場
・英国のEU離脱問題(ボリス・ジョンソンが保守党党首及び首相に就任)
・日米貿易問題(日米通商交渉が再開中)
・日本の金融政策(7月30日に日銀金融政策発表を消化済み)
・欧州の金融政策(7月25日にECB金融政策発表を消化済み)
・米国の主要企業の決算発表(7月中旬から本格化もそろそろピークアウト)
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、30年債の入札が予定されている。
今週の為替相場は、週明けから日本円買い・米ドル売り・ユーロ買いの流れが強まって、ドル円は一時105円半ばまで下落し、ユーロドルは一時1.12半ばまで上昇したが、そこから一旦急速に巻き戻した後は、ドル円は105円半ば~106円前半で、ユーロドルは1.11後半~1.12前半で大きめに上下に振れている。
本日は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と米中貿易問題(制裁関税第4弾、為替操作国指定)が重要となる。
その他、直近で優勢となっている日本円買い・米ドル売りの流れの行方やトランプ大統領による発表や決定及び発言、金融市場のリスク許容度(リスクオフの流れ)、夏季休暇などで取引参加者が激減する時期となる点、注目度の高い米国の経済指標の発表、人民元の動向(人民元安誘導、為替操作国指定など)、原油と金を中心とした商品市場などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・時間未定:中)貿易収支
→注目度は高いが、相場の反応は未知数
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・26時00分:米)30年債入札
→引き続き、週初に加速した日本円買い・米ドル売りの流れがどうなるかがキモ
ただし、夏季休暇などで取引参加者が激減する時期となる点には要注意
■8月5日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(8/5~)に、ニュージーランド、オーストラリアの金融政策の発表が予定
▼来週(8/12~)に、主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼FOMC金融政策発表(7月31日に実施)明け
▼米雇用統計発表(8月2日に実施)明け
▼今週に、米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(7月中旬から本格化、今週あたりからピークアウト)
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(6日・3年債、7日・10年債、8年・30年債)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米中貿易問題(米国が対中制裁関税第4弾を発表)
▼米国の金融政策(7月31日にFOMC金融政策発表を消化済み)
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼原油と金を中心とした商品市場
▼英国のEU離脱問題(ボリス・ジョンソンが保守党党首及び首相に就任)
▼金融市場のリスク許容度
▼日米貿易問題(日米通商交渉が再開中)
▼欧州の金融政策(7月25日にECB金融政策発表を消化済み)
▼日本の金融政策(7月30日に日銀金融政策発表を消化済み)
▼米欧貿易問題
▼米国の主要企業の決算発表(7月中旬から本格化)
羊飼いが夏休みのため、8月5日~9月6日の戦略コメントはお休み
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