本日の為替相場の焦点は、『直近で加速しているリスクオフの流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『米大統領選挙への思惑(スーパーチューズデー)』にあり。
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3月4日(水)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国による0.50%の緊急利下げ明け ・米国の主要企業の決算発表→キャンベル・スープ、ダラー・ツリー、その他 ・週末に、米国の雇用統計発表 |
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06:30 | 豪)AIG建設業指数 | × | - | 41.3 | ||||||||||
06:45 | NZ)住宅建設許可 | △ | - | +9.9% | ||||||||||
08:30 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
09:30 |
豪)第4四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +0.3% | +0.4% | ||||||||||
+1.9% | +1.7% | |||||||||||||
10:45 | 中)財新サービス業PMI | ○ | 48.0 | 51.8 | ||||||||||
16:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | +1.0% | -3.3% | ||||||||||
+1.5% | +0.8% | |||||||||||||
16:30 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | -0.2% | ||||||||||
+0.1% | +0.2% | |||||||||||||
17:50 | 仏)サービス業PMI【確報値】 | × | 52.6 | 52.6 | ||||||||||
17:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 53.3 | 53.3 | ||||||||||
18:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 52.8 | 52.8 | ||||||||||
18:30 | 英)サービス業PMI【確報値】 | × | 53.3 | 53.3 | ||||||||||
19:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | -1.6% | ||||||||||
+1.1% | +1.3% | |||||||||||||
21:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +1.5% | ||||||||||
22:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | +17.0万人 | +29.1万人 | ||||||||||
22:30 | 加)第4四半期労働生産性指数 | △ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
23:15 | 英)ベイリー次期BOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
23:45 | 米)サービス業PMI【確報値】 | C | 49.4 | 49.4 | ||||||||||
24:00 | 加)BOC政策金利&声明発表 | ◎ | 25bp 利下げ 1.50% |
1.75% 据え置き |
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米)ISM非製造業景況指数 | S | 54.9 | 55.5 | |||||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | A | - | +45.2万 | ||||||||||
27:00 | 英)ブロードベントBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | 米)地区連銀経済報告(ベージュブック) | B | - | - | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・08時30分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・24時00分:米)ISM非製造業景況指数
・24時30分:米)週間原油在庫
・28時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)第4四半期GDP
・10時45分:中)財新サービス業PMI
・23時15分:英)ベイリー次期BOE総裁の発言
・24時00分:加)BOC政策金利&声明発表
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・米国による0.50%の緊急利下げ明け
・週末に、米国の雇用統計発表
・米国の金融政策(3月3日に0.50%の緊急利下げを実施、3月18日に金融政策発表を予定)
・新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミック)
・トランプ大統領及び政権による決定や発言
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・金融市場のリスク許容度
・米国の大統領選挙(米国時間3日にスーパーチューズデー)
・金融当局者や要人による発言
・英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表を予定)
・人民元
・日本の金融政策(3月19日に金融政策発表を予定)
・欧州の景気後退懸念
などが重要となる。
★★★
本日は、米国による0.50%の緊急利下げ明けで、スーパーチューズデーの開票やBOC金融政策発表が行われる。
また、週末には米国の雇用統計発表を控える。
本日の米国の経済指標は、ADP全国雇用者数とISM非製造業景況指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、エバンス:シカゴ連銀総裁の発言と週間原油在庫の公表の他、地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。
今週の為替相場は、週明けのNY市場で先週に加速したリスクオフの流れの巻き戻しが優勢となって、ドル円は一時107円半ばまで下落した後に108円半ばまで反発し、ユーロドルは一時1.11後半まで上昇した後に1.11前半まで反落したが、その後に再度リスクオフの流れが強まって、ドル円は一時107円割れとなり、ユーロドルは一時1.12乗せまで上昇している。
本日は、直近で加速しているリスクオフの流れの行方と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米大統領選挙への思惑(スーパーチューズデーの結果)が重要となる。
その他、新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念や米国の金融政策への思惑(0.50%緊急利下げ実施、18日に金融政策発表)、トランプ大統領による決定や発言、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、欧州の金融政策への思惑などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)第4四半期GDP
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・10時45分:中)財新サービス業PMI
→未知数
・23時15分:英)ベイリー次期BOE総裁の発言
→言及内容次第
・24時00分:加)BOC政策金利&声明発表
→米国が緊急利下げを実施した事で、カナダも利下げ観測が台頭
いずれの結果になっても、荒れそうな流れ
・08時30分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・24時00分:米)ISM非製造業景況指数
・24時30分:米)週間原油在庫
・28時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→米国が緊急利下げを実施して大きく上下も、結局は再度リスクオフの流れが強まる展開に
金融市場のリスクオフの流れが継続・加速するかどうかがキモ
■3月2日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(3/2~)に、オーストラリア、カナダの金融政策の発表が予定
▼来週(3/9~)に、欧州の金融政策の発表が予定
▼3月の月初め要因
▼2日(月)に、米国のISM製造業景況指数の発表
▼3日(火)に、スーパーチューズデー
▼5日(木)・6日(金)に、OPEC臨時総会&OPECプラス会合
▼6日(金)に、米国の雇用統計の発表
▼来週(12日)に、ECB金融政策発表を予定
▼新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミック)
▼トランプ大統領及び政権による決定や発言
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼米国の大統領選挙への思惑(3日にスーパーチューズデー)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策(利下げ観測が台頭、3月18日に金融政策発表を予定)
▼英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表を予定)
▼人民元
▼日本の金融政策(3月19日に金融政策発表を予定)
▼欧州の景気後退懸念
▼イラン情勢(中東情勢、地政学的リスク)
▼米中貿易問題(貿易協議は第1段階に関して合意・署名済み)
▼香港情勢
羊飼いの都合により、2月26日~3月6日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、2月26日~3月6日の戦略コメントはお休み
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