本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『ECB金融政策発表及びラガルドECB総裁の記者会見』、そして『主要国の新型コロナウイルスに対する金融・経済対策』にあり。
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3月12日(木)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→アドビ、ダラーゼネラル、ブロードコム、ギャップ、オラクル、その他 ・来週(18日)に、FOMC金融政策発表を控える ・来週(19日)に、日銀金融政策発表を控える |
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08:50 | 日)第1四半期景況判断BSI[全産業] | △ | - | -6.2 | ||||||||||
↑・第1四半期景況判断BSI[大企業製造業] | - | -7.8 | ||||||||||||
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | -0.3% | +0.2% | |||||||||||
+1.0% | +1.7% | |||||||||||||
09:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +20 | +17 | ||||||||||
10:00 | 米)トランプ大統領の演説 | SS | 要人発言 | |||||||||||
19:00 |
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
△ | +1.4% | -2.1% | ||||||||||
-3.1% | -4.1% | |||||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | -1.0% | -2.8% | ||||||||||
-4.5% | -5.9% | |||||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | A | 21.8万件 | 21.6万件 | ||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
A | -0.1% | +0.5% | |||||||||||
+1.8% | +2.1% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.5% | ||||||||||||
+1.7% | +1.7% | |||||||||||||
21:45 | 欧)ECB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.00% 据え置き |
0.00% 据え置き |
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22:30 | 欧)ラガルドECB総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 | B | - | -109 | ||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | AA | 160億ドル | |||||||||||
翌 06:30 |
NZ)製造業PMI | △ | - | 49.6 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・10時00分:米)トランプ大統領の演説
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・21時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
・22時30分:欧)ラガルドECB総裁の記者会見
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・来週(18日)に、FOMC金融政策発表を控える
・来週(19日)に、日銀金融政策発表を控える
・主要国の新型コロナウイルスに対する金融・経済対策
・新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミックリスク)
・トランプ大統領及び政権による決定や発言
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策(3月3日に0.50%の緊急利下げを実施、3月18日に金融政策発表)
・欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表)
・英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
・原油と金を中心とした商品市場
・日本の金融政策(3月19日に金融政策発表)
・3月末に向けてのレパトリエーション
・政府や日銀による円高牽制発言や施策
・英国の金融政策(利下げ観測、3月26日に金融政策発表)
・人民元
・米国の大統領選挙への思惑
・欧州の景気後退懸念
などが重要となる。
★★★
本日は、ECB金融政策発表及びラガルドECB総裁の記者会見が行われる。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と生産者物価指数&【コア】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、トランプ大統領の演説と30年債の入札が予定されている。
今週の為替相場は、週初からリスクオフの流れが加速して、ドル円は一時101円前半まで下落し、ユーロドルは一時1.14後半まで上昇したが、その後に巻き戻しが優勢となって、ドル円は一時106円手前まで反発し、ユーロドルは一時1.12後半まで反落。そこからも依然として金融市場の流れが不安定で、引き続き大きめに上下している。
本日は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向とECB金融政策発表及びラガルドECB総裁の記者会見、主要国の新型コロナウイルスに対する金融・経済対策が重要となる。
その他、直近で加速しているリスクオフの流れの行方や米国の金融政策への思惑(緊急利下げ→来週にFOMC)、新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念、トランプ大統領による決定や発言、原油と金を中心とした商品市場、日本の金融政策(19日に金融政策発表)、3月末に向けてのレパトリエーションなどにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
・22時30分:欧)ラガルドECB総裁の記者会見
→新型コロナウイルスの影響で金融緩和圧力あり
内容次第だが、いずれでもユーロが大きく動くキッカケになりやすい
・10時00分:米)トランプ大統領の演説
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・26時00分:米)30年債入札
→リスクオフの流れが再開
引き続き、直近で加速しているリスクオフの流れの行方と主要国の新型コロナウイルスに対する金融・経済対策がどうなるかがキモ
■3月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(3/9~)に、欧州の金融政策の発表が予定
▼来週(3/16~)に、日本、トルコ、スイス、南アフリカ、米国の金融政策の発表とオーストラリアの議事録の公表が予定
▼米国の緊急利下げ(0.50%)明け
▼米国の雇用統計発表明け
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(3年債→10日、10年債→11日、30年債→12日)
▼12日(木)に、ECB金融政策発表
▼来週(18日)に、FOMC金融政策発表
▼来週(19日)に、日銀金融政策発表
▼新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミックリスク)
▼トランプ大統領及び政権による決定や発言
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策(3月3日に0.50%の緊急利下げを実施、3月18日に金融政策発表)
▼欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表)
▼英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼日本の金融政策(3月19日に金融政策発表)
▼3月末に向けてのレパトリエーション
▼政府や日銀による円高牽制発言や施策
▼英国の金融政策(利下げ観測、3月26日に金融政策発表)
▼人民元
▼米国の大統領選挙への思惑
▼欧州の景気後退懸念
▼米中貿易問題(貿易協議は第1段階に関して合意・署名済み)
▼香港情勢
[12日15時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目待ち&押し目でのロングを回転
押し目:98円~101円を底と考えて101円台~104円台前半でのロングを狙う
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
[12日15時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→ドル円をメインに
■スイング・トレード基本戦略
→ドル円をメインに
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