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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ワクチン開発のリスクテークで株買い炸裂、
ドル円105円台へ急進したが失速

2020年11月10日(火)15:09公開 (2020年11月10日(火)15:09更新)
持田有紀子

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 週明けの昨日のマーケットでは、週末にバイデン氏が勝利宣言をしたことで市場の不安定要因のひとつが消えたとされて大いにリスクテークが進んだ。グローベックスでの米国株は急上昇して始まり、日本株も追随。日経先物はほとんどディップを作らすに24970円まで高値を拡げて東京クローズを迎えた。

 そしてニューヨークオープン前にファイザー社がワクチン開発に成功したという報道が流れ、それがさらなるリスクテークの勢いを強めた。米国株が上げ幅を激しく拡大し、史上最高値を大きく上回ってきた。そして日経先物も25900円まで急伸。東京クローズから1000円の急騰である。リスクテークである。すぐにドル円も103円台の後半まで上昇。

 私が最初に気づいたのは日経先物のナイトセッションでの急伸である。25000円台に乗せてきていたのだ。25200円くらいだったものが、すぐに25500円を越えてくるくらいまで吹き上がった。何が起こっているのかはわからない。グローベックスの米国株も急伸だ。

 そして最初に感じたのは、トランプ氏が負けを認めたとか言うことではないかということだった。ともかくもマーケットで異常が起こっているのだから、材料を確かめるのは後でもよい。そういうわけで私はドル円の104円台乗せてきたところからロングにしていった。104.12だった。

 ワクチン開発が原因だのは、かなり遅れてわかったことだ。株価の一段高もあり、ドル円は105円台のせまで急伸したが、やはりここで一時的に止められた。私は売りのストップ注文を104.85まで引き上げて、なおも勝負を続行したが、このストップロスはついてしまった。その後のニューヨーク時間ではドル円は105.65あたりまで高値をつけている。

 しかし巣ごもり需要で賑わっていたハイテク関連は下落し、それがナスダックのマイナス点に寄与した。そうした反省もあり、米国株はニューヨーククローズにかけて調整モードが強まった。ドル円も105円の前半まで押し戻され、本日の東京市場では104円台に逆戻りしている。

 しかし前回の大統領選では11月9日に当選が確定した。時間的にはオハイオ州をトランプ氏が取ったと公表されたときだ。その瞬間にマーケットはリスク回避へと急激に傾き、グローベックスでの米国株はサーキットブレークでストップ安に至るまで値下がりした。

 トランプ氏を警戒してのことである。それが再び寄りついて再開された後は、4年間にわたり株価は上がりっぱなしの展開となった。コロナショックでもその日の安値を下回っていない。

 今回の選挙でも同じようなシナリオが想定していた。選挙結果が確定すれば、その瞬間にどちらかに大きくマーケットは振らされ、すぐに反転するだろうというものだ。今回は集計するまでに時間がかかり、やはり同じ11月9日になって市場の反応を確かめることとなった。

 ワクチンの話しがあったにしても、ダウ先物は3万まで到達し、史上最高値を記録。これが前回のパターンと同じようであったら、ここを上値のレジスタンスとして次の4年間を過ごすことになるかもしれない。宴のあとである。


日本時間 15時00分


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