本日の為替相場の焦点は、『米国の貿易収支の結果』と『米国の株式市場主導での市場のリスク許容度』、そして『欧州の金融機関へのストレステストに関する話題』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)貿易収支」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「英)消費者物価指数&【コア】」
・「独)ZEW景況感調査」
・「欧)ZEW景況感調査」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「IMFアジア会議(12日・13日開催)」
・「EU財務相会合」
・「米国の主要企業や金融機関の決算発表」
・「今週相次ぐ米国債入札の状況」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果発表)」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
・「金融当局者や要人による発言」
・「市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)」
・「ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し(ユーロ買い・ドル売りが優勢)の行方」
・「米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)」
・「明日にFOMC議事録(6月22日・23日開催分)の公表を控える点」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「貿易収支」がメイン。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
更に、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動
向も為替相場と関連しやすい。
今週相次ぐ、「米国の主要企業や金融機関の決算発表」は「米国の株式市場」に、「米国債入札」は「米国の長期金利」に影響を与えやすい。
直近の金融市場は、
「市場のリスク許容度の方向性」が一番の重要ポイントとなっている。NYダウを中心とした世界の株式市場の根本的な方向性は当然のこと、日々の動向からも目が離せない状況。
その一方で、「ユーロの買い戻し(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し)」や「金価格の調整」、「米国の長期金利の下落」などによる「ドル売り優勢の流れ」の継続や加速も非常に重要。
今週は、「注目度の高い経済指標の発表が相次ぐ」ほか、「欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果発表)」や、「米国の主要企業や金融機関の決算発表」、「FOMC議事録(6月22日・23日開催分)の内容」などにも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
→結果での影響度は大。ポンドの大きな変動要因に。
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
→欧州の経済誌指標でインパクトは最大級。まずは結果での反応、その次に相場の現在嗜好が現れやすい。
・21時30分:米)貿易収支
→直近6ヶ月の発表時の変動幅は結構大きめ。内容も重要だが、基本的には相場が動くキッカケとしてみた方が良さそう。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・IMFアジア会議(12日・13日開催)
・EU財務相会合
・米国の主要企業や金融機関の決算発表
・今週相次ぐ米国債入札の状況
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果発表)
・欧州の財政懸念や信用不安
・金融当局者や要人による発言
・市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
・ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し(ユーロ買い・ドル売りが優勢)の行方
・米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
・明日にFOMC議事録(6月22日・23日開催分)の公表を控える点
7月12日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
▼ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し(ユーロ買い・ドル売りが優勢)の行方
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼米国を中心とした主要な経済指標の発表
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の金融機関へのストレステストに関する話題
▼米国の主要企業や金融機関の決算発表
▼中国の景気後退への思惑(中国の主要経済指標の発表が相次ぐ)
▼FOMC議事録(6月22日・23日開催分)の内容
▼今週相次ぐ米国債入札の状況
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
▼サッカーのW杯が終了する点
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7月13日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・IMFアジア会議(12日・13日開催) ・EU財務相会合 ・米国の主要企業の決算発表→インテル、その他 ・明日にFOMC議事録(6月22日・23日開催分)の公表を控える |
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08:01 | 英)RICS住宅価格 | △ | +20% | +22% | |||||||
10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +6 | |||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +5 | |||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
× | - | -0.1% | |||||||
- | +20.2% | ||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | - | 42.7 | |||||||
15:00 |
独)卸売物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.3% | |||||||
+5.5% | +6.2% | ||||||||||
15:45 | 仏)消費者物価指数[前年比] | × | +1.5% | +1.6% | |||||||
16:15 |
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
△ | - | +0.3% | |||||||
- | +1.4% | ||||||||||
17:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | ±0.0% | +0.2% | |||||||
+3.1% | +3.4% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 | - | +2.9% | |||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.1% | +0.4% | ||||||||
+4.9% | +5.1% | ||||||||||
↑・小売物価指数【コア】 | +4.9% | +5.1% | |||||||||
英)DCLG住宅価格 | × | - | +10.1% | ||||||||
18:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | 25.3 | 28.7 | |||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | 16.3 | 18.8 | ||||||||
21:30 | 加)貿易収支 | ○ | -2億 | +2億 | |||||||
米)貿易収支 | AA | -390億 | -403億 | ||||||||
英)センタンスMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||
23:00 | 米)IBD/TIPP景気楽観度指数 | C | 45.5 | 46.2 | |||||||
26:00 | 米)10年債入札(210億ドル) | BB | - | - | |||||||
27:00 | 米)月次財政収支 | B | -695億 | -1359億 | |||||||
翌 07:45 |
NZ)小売売上高指数 | ◎ | +0.5% | -0.3% | |||||||
↑・小売売上高指数【除自動車】 | +0.6% | -0.2% | |||||||||
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