本日の為替相場の焦点は、『米・小売売上高の結果』と『米国の株式市場の動向』、そして『6月22日・23日開催分のFOMC議事録の公表』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)輸入物価指数」
・「米)小売売上高&【除自動車】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)小売売上高指数&【除自動車】」
・「英)失業率&失業保険申請件数」
・「欧)消費者物価指数【確報値】」
・「欧)鉱工業生産」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「豪)ステーブンスRBA総裁の発言」
・「米)FOMC議事録(6月22日・23日開催分)」
・「米国の主要企業や金融機関の決算発表」
・「今週相次ぐ米国債入札の状況(本日は、30年債を130億ドル)」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果発表を控える)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)」
・「ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し(ユーロ買い・ドル売りが優勢)の行方」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
・「米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「小売売上高&【除自動車】」がメイン。
その他には、「輸入物価指数」への注目度も比較的高い。
また、本日は、「6月22日・23日開催分のFOMC議事録」が公表される点にも大きな注目が集まっている。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
更に、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
今週相次ぐ、「米国の主要企業や金融機関の決算発表」は「米国の株式市場」に、「米国債入札」は「米国の長期金利」に影響を与えやすい。
直近の金融市場は、
「市場のリスク許容度の方向性」が一番の重要ポイントとなっている。NYダウを中心とした世界の株式市場の根本的な方向性は当然のこと、日々の動向からも目が離せない状況。
その一方で、「ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し」や「金価格の調整」、「米国の長期金利の下落」などによる「ドル売り優勢の流れ」の継続や加速も非常に重要。
今週は、「注目度の高い経済指標の発表が相次ぐ」ほか、「欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果発表を控える)」や、「米国の主要企業や金融機関の決算発表」、「FOMC議事録(6月22日・23日開催分)の内容」なども要注意イベントとなる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時45分:NZ)小売売上高指数&【除自動車】
→結果で、NZドルの大きな変動要因に。
・12時05分:豪)ステーブンスRBA総裁の発言
→内容次第だが、比較的反応しやすいとみる。
・17時30分:英)失業率&失業保険申請件数
→ポンドが動くキッカケとして注視。
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】
・18時00分:欧)鉱工業生産
→反応の大きさも方向性も相場の気分次第とみる。
・21時30分:米)輸入物価指数
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
→小売売上高がメイン。内容重視で、発表直後は為替相場単独でも良いが、その後はNYダウの方向性を確認して相場の行方を見極めたい。
・27時00分:米)FOMC議事録(6月22日・23日開催分)
→内容次第。いつもよりは注目度が高そうだが、発表後の短期ではそれ程大きな変動にはならない可能性が高いか。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・米国の主要企業や金融機関の決算発表
・今週相次ぐ米国債入札の状況(本日は、30年債を130億ドル)
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果発表を控える)
・金融当局者や要人による発言
・市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
・ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し(ユーロ買い・ドル売りが優勢)の行方
・欧州の財政懸念や信用不安
・米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
7月12日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
▼ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し(ユーロ買い・ドル売りが優勢)の行方
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼米国を中心とした主要な経済指標の発表
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果発表を控える)
▼今週から相次ぐ、米国の主要企業や金融機関の決算発表
▼中国の景気動向への思惑(今週に、中国の主要経済指標の発表が相次ぐ)
▼FOMC議事録(6月22日・23日開催分)の内容
▼今週相次ぐ、米国債入札の状況
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
▼サッカーのW杯が終了する点
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7月14日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・パリ休場(フランス革命記念日) ・米国の主要企業の決算発表 ・日銀金融政策決定会合(14日・15日開催で、15日に結果を発表) |
|||||||||||
07:45 | NZ)小売売上高指数 | ◎ | +0.5% | -0.3% | |||||||
↑・小売売上高指数【除自動車】 | +0.6% | -0.2% | |||||||||
08:01 | 英)ネーションワイド消費者信頼感 | △ | 62 | 65 | |||||||
09:30 | 豪)ウェストパック消費者信頼感指数 | △ | - | -5.7% | |||||||
12:05 | 豪)ステーブンスRBA総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
17:30 | 英)失業率 | ◎ | 4.5% | 4.6% | |||||||
↑・失業保険申請件数 | -2.20万件 | -3.09万件 | |||||||||
18:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | +0.1% | |||||||
+1.4% | +1.4% | ||||||||||
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +1.2% | +0.8% | ||||||||
+11.4% | +9.5% | ||||||||||
18:30 | 南ア)実質小売売上高 | ○ | +3.8% | +3.2% | |||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +6.7% | |||||||
21:30 |
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | -0.4% | -0.6% | |||||||
+5.2% | +8.6% | ||||||||||
米)小売売上高 | S | -0.2% | -1.2% | ||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | -0.1% | -1.1% | |||||||||
23:00 | 米)企業在庫 | B | +0.4% | +0.4% | |||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | -496.1万 | |||||||
26:00 | 米)30年債入札(130億ドル) | BB | - | - | |||||||
27:00 | 米)FOMC議事録 (6月22日・23日開催分) |
AA | - | - | |||||||
翌 07:30 |
NZ)企業景況感PMI | × | - | +54.5 | |||||||
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