為替相場の焦点は、「明日に雇用統計を控える点」と「NY株式市場の動向」にあり。
米国の経済指標は「新規失業保険申請件数」への注目度が高い。
「新規失業保険申請件数」は週間のデータだが、明日に雇用統計の発表を控える点や、昨日発表されたADP全国雇用者数が非常に悪い結果だった事から、特に市場予想値よりも悪い内容だった場合には大きく反応する可能性が高い。
また、為替相場が「NY株式市場の動向」に反応しやすい地合いが継続しているため、監視を続けたい。
「明日に雇用統計を控える点」も大きな焦点となりそうだ。
「米雇用統計」は、数ある経済指標のうちでもっとも注目度が高く、市場に与える影響が大きい経済指標であり、米国の実体経済の悪化が大きな問題となっている事もあり、その結果に対する注目度は非常に高い。発表前後で大きく動くのはほぼ決定的だ。
その他、英国の政策金利が発表される予定となっている。
市場では0.50%の利下げが濃厚視されているが、その結果いかんではポンド関連の通貨ペアが大きく反応することになるだろう。
主要国の今後の金融政策に視点が集まれば、他の通貨も含め、予想以上に大きく動き出す可能性もある。
■本日のトレード用のエサ
・09時30分:豪)貿易収支
・09時30分:豪)住宅建設許可件数
・21時00分:英)BOE政策金利発表
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
23時30分:NY株式市場オープン
1月5日からの週の為替相場の焦点
▼NY株式市場の動向
▼年明け要因による動向
▼オバマ政権への期待や米国政府による各種施策
▼米国の経済指標
▼金融当局者や要人による発言
▼米自動車業界救済の行方
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1月8日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・英金融政策委員会(7日・8日、本日政策金利発表日) ・パリで金融危機対応に関する国際会議が開催(8日・9日) ・明日に米雇用統計の発表を控える |
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09:30 | 豪)貿易収支 | ◎ | +21.00億 | +29.52億 | |||||||
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
○ | -1.5% | -5.4% | ||||||||
-27.4% | -26.1% | ||||||||||
15:45 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | -0.4% | -0.7% | |||||||
+0.9% | +1.5% | ||||||||||
ス)失業率 | × | 2.9% | 2.7% | ||||||||
16:00 | 独)貿易収支 | × | +164億 | +164億 | |||||||
独)経常収支 | × | - | +150億 | ||||||||
19:00 | 欧)失業率 | × | 7.8% | 7.7% | |||||||
欧)第3四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
× | -0.2% | -0.2% | ||||||||
+0.6% | +0.6% | ||||||||||
欧)消費者信頼感 | × | -26 | -25 | ||||||||
未定 | 欧)トリシェ:ECB総裁の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
20:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
△ | -1.6% | -6.1% | |||||||
-19.7% | -17.3% | ||||||||||
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
△ | - | -0.3% | ||||||||
-2.4% | -1.6% | ||||||||||
21:00 | 英)BOE政策金利発表 | ◎ | 50bp利下 1.50% |
100bp利下 2.00% |
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22:30 | 米)週間新規失業保険申請件数 | A | 54.0万件 | 49.2万件 | |||||||
24:00 | 加)Ivey購買部協会指数 | ○ | 37.5 | 40.2 | |||||||
25:00 | 米)オバマ次期大統領の演説 【景気対策について】 |
A | 要人発言 | ||||||||
29:00 | 米)消費者信用残高 | C | +1億 | -35億 | |||||||
30:00 |
米)ホーニング:カンザスシティ連銀総裁 の講演 |
BB | 要人発言 | ||||||||
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中立、ドル売りヨリ。ただ、明日にビックイベントを控え大きくは取れない
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