本日の為替相場の焦点は、『FOMC議事録公表明けでの各市場の反応』と『米ドルの方向性』、そして『金融市場のリスク許容度』にあり。
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5月20日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・FOMC議事録(4月27日・28日開催分)公表明け ・五十日(20日) ・米国の主要企業の決算発表→アプライド マテリアルズ、ホーメル・フーズ、コールズ、ラルフローレン、ロス・ストアーズ、その他 |
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08:50 | 日)貿易収支(通関ベース) |
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+1400億 | +6637億 | ||||||||||
日)機械受注 [前月比/前年比] |
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+6.4% | -8.5% | |||||||||||
-2.6% | -7.1% | |||||||||||||
10:30 | 豪)失業率 |
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5.6% | 5.6% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +1.50万人 | +7.07万人 | ||||||||||||
15:00 |
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.8% | +0.9% | ||||||||||
+5.1% | +3.7% | |||||||||||||
18:05 | 英)カンリフBOE副総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
19:00 | 英)CBI企業動向調査 |
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±0 | -8 | ||||||||||
20:50 | 欧)ラガルドECB総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 |
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45.0万件 | 47.3万件 | ||||||||||
米)フィラデルフィア連銀景況指数 |
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+43.0 | +50.2 | |||||||||||
未定 | 南ア)SARB政策金利&声明発表 |
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3.50% 据え置き |
3.50% 据え置き |
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23:00 | 米)景気先行指数 |
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+1.4% | +1.3% | ||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 |
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- | +71 | ||||||||||
米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言 |
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要人発言 | ||||||||||||
24:00 | 加)マックレムBOC総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・23時00分:米)景気先行指数
・23時30分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・20時50分:欧)ラガルドECB総裁の発言
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
・24時00分:加)マックレムBOC総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・FOMC議事録(4月27日・28日開催分)公表明け
・五十日(20日)
・今週(5/17~)に、南アフリカ(20日)の金融政策の発表とオーストラリア(18日)、米国(19日)の議事録の公表を予定
・来週(5/24~)に、ニュージーランド(26日)の金融政策の発表を予定
・今週も、米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
・米国の金融政策(4月28日に金融政策の発表を消化済み、5月19日に議事録の公表を消化済み、、インフレ懸念やテーパリングへの思惑高まる)
・バイデン政権による増税案(4月28日の施政方針演説でも少し触れたが詳細は不明、市場は未だ完全に織り込んでないと思われる)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米ドルの方向性
・金融当局者や要人による発言
・バイデン米大統領の発言
・新型コロナウイルス感染の再拡大やワクチン開発・承認・接種などの動向
・注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
・欧州の金融政策(4月22日に金融政策の発表を消化済み)
・原油と金を中心とした商品市場
・日本の金融政策(4月26日に金融政策の発表を消化済み)
などが重要となる。
★★★
本日は、FOMC議事録公表明けの20日・五十日で、SARB金融政策発表が行われる。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントは、カプラン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週明けのNY市場から米ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は108円後半まで下落し、ユーロドルは1.22前半まで上昇したが、昨日の欧米市場で米ドル買いの流れが優勢となった後にFOMC議事録の公表を受けて更に米ドル買いの流れが強まった事で、ドル円は109円前半まで上昇し、ユーロドルは1.21後半まで下落している。
本日は、引き続き、米ドルの方向性と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、FOMC議事録公表明けでの各市場の反応や金融市場のリスク許容度、米国の金融政策への思惑(テーパリングへの思惑やインフレ懸念)、金融当局者や要人による発言、バイデン政権による増税案、新型コロナウイルス感染の再拡大やワクチン開発・承認・接種の動向などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・20時50分:欧)ラガルドECB総裁の発言
→発言内容次第
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
→未知数
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・23時00分:米)景気先行指数
・23時30分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
→FOMC議事録公表を受けて米ドル買いが優勢に
内容的には、市場予想よりはタカ派で、早期テーパへの思惑が高まりやすいモノだった
ここからこの流れが継続・加速するかどうかがキモ
・24時00分:加)マックレムBOC総裁の発言
→発言内容次第
■5月17日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(5/17~)に、南アフリカ(20日)の金融政策の発表とオーストラリア(18日)、米国(19日)の議事録の公表を予定
▼来週(5/24~)に、ニュージーランド(26日)の金融政策の発表を予定
▼今週も、米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
▼19日(水)に、FOMC議事録(4月27日・28日開催分)の公表
▼米国の金融政策(4月28日に金融政策の発表を消化済み、5月19日に議事録の公表を予定、インフレ懸念やテーパリングへの思惑高まる)
▼バイデン政権による増税案(4月28日の施政方針演説でも少し触れたが詳細は不明、市場は未だ完全に織り込んでないと思われる)
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米ドルの方向性
▼金融当局者や要人による発言
▼バイデン米大統領の発言
▼新型コロナウイルス感染の再拡大やワクチン開発・承認・接種などの動向
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
▼欧州の金融政策(4月22日に金融政策の発表を消化済み)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼日本の金融政策(4月26日に金融政策の発表を消化済み)
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