(「【第10回】 VWAPを見抜け! 機関投資家の裏を読むトレード法とは?」からつづく)
■今は長期投資より、短期トレードが有利な時代
いずれにしても、今は個人投資家が短期トレードで利益を上げやすい、いい市場環境ができあがっていると思います。
私は長期投資もやりますし、短期トレードも好きですが、今の環境は長期投資とは比べものにならないほど短期トレードの方が有利だと思います。
——なぜ、今は短期トレードの方が有利なのでしょうか?
では、それについてお話ししましょう。
■ボラティリティが異常に上がっている
CFDの原資産となるもののボラティリティは、このところ大きく上がっています。以下のグラフはボラティリティを示す数値の一つ「リスクグレード」の推移を示したものですが、この上がり方は尋常ではありません。
(編集部注:「リスクグレード」については「【第3回】 CFDでは売りから入ると金利がもらえるってどういうこと!?」を参照)
※この記事は2009年に公開された記事であり、内容に一部古い情報を含みます

参考までに以前お見せした、さまざまな原資産のリスクグレードのグラフも、もう一度見てみましょう。

■大恐慌時代よりもっと激しい今の米国株式市場
去年の12月の第2週にアメリカの代表的な株価指数であるS&P500の日中上下幅が4%を越えました。
私はその時、「これは尋常ではないことが起きているな」と悟りました。そして、「よし、もう、短期トレード以外にはないな」と覚悟を決めたのです。
——それはどうしてなんでしょうか? 4%はそんなに意味のある数字なんですか?
以下は米国株式市場の日中上下幅の推移を示したグラフです。これを見てわかるように今のアメリカ市場は1930年代の大恐慌時代よりも、もっと激しく変動しているのです。
去年の12月の第2週にアメリカの代表的な株価指数であるS&P500の日中上下幅が4%を越えました。
私はその時、「これは尋常ではないことが起きているな」と悟りました。そして、「よし、もう、短期トレード以外にはないな」と覚悟を決めたのです。
——それはどうしてなんでしょうか? 4%はそんなに意味のある数字なんですか?
以下は米国株式市場の日中上下幅の推移を示したグラフです。これを見てわかるように今のアメリカ市場は1930年代の大恐慌時代よりも、もっと激しく変動しているのです。

つまり、今、私たちが経験していることは物事の振幅の激しさという統計学的な視点では、すでに大恐慌時代と同じところにまで達しているのです。

この異常な振動を観測したからには、最悪のケースに備えるべく、私たちは準備しないといけないのではないでしょうか。
(「【第12回】 企業業績はボロボロになり、株価がとんでもなく下落した大恐慌時代」へつづく)
※この記事は2009年に公開された記事であり、内容に一部古い情報を含みます
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17銘柄 | 20倍 | ○ | ||
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16銘柄 | 20倍 | ○ | ||
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株価指数 | 個別株 | 商品 | 債券 | その他 |
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取り扱い銘柄数 | 最大レバレッジ | スマホアプリ | ||
31銘柄 | 10倍 | ○ | ||
取引できる銘柄の種類(カッコ内は取引手数料) | ||||
株価指数 | 個別株 | 商品 | 債券 | その他 |
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SBIネオトレード証券のCFDでは、日米の株価指数と、米国市場に上場している企業の個別株を取引できます。個別株はApple・Amazon・Tesla・Microsoftなど、時価総額上位のグローバル企業を中心としたラインナップなので、気になる銘柄がきっと見つかるはず。個別株を取引できるCFD口座は限られているので、株式をCFDで手軽に取引してみたい方、株価の上昇と下落の両方を収益チャンスにしたい方などは、ぜひチェックしてほしい口座です。 | ||||
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◆ トライオートETF(インヴァスト証券) | ||||
取り扱い銘柄数 | 最大レバレッジ | スマホアプリ | ||
29銘柄 | 5倍 | ○ | ||
取引できる銘柄の種類(カッコ内は取引手数料) | ||||
株価指数 | 個別株 | 商品 | 債券 | その他 |
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トライオートETF(インヴァスト証券)のおすすめポイント | ||||
「トライオートETF」は、あらかじめ用意されたプログラムの中から気に入ったものを選んで稼働させるだけで、自動売買(システムトレード)ができるのが魅力のCFD口座。収益率の高いプログラムを選択することで、値動きに一喜一憂したり感情に惑わされたりすることなく、コツコツと利益を積み上げていく運用を目指してくれます。 | ||||
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◆ まいにち金・銀(マネーパートナーズ) | ||||
取り扱い銘柄数 | 最大レバレッジ | スマホアプリ | ||
2銘柄 | 20倍 | ✕ | ||
取引できる銘柄の種類(カッコ内は取引手数料) | ||||
株価指数 | 個別株 | 商品 | 債券 | その他 |
✕ | ✕ | ○ (無料) |
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まいにち金・銀(マネーパートナーズ)のおすすめポイント | ||||
マネーパートナーズのCFDでは、米ドル建ての金と銀が取引できます。銘柄ごとに設定した価格になると知らせてくれる「ターゲットメール」、重要な経済指標の発表予定と結果が届く「指標アラートメール」などが提供されているのも魅力です。 | ||||
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◆ ひまわり証券(くりっく株365) | ||||
取り扱い銘柄数 | 最大レバレッジ | スマホアプリ | ||
10銘柄 | 約50倍 | ✕ | ||
取引できる銘柄の種類(カッコ内は取引手数料) | ||||
株価指数 | 個別株 | 商品 | 債券 | その他 |
○ (15円~) ※自動売買利用時は投資助言報酬が別途発生 |
✕ | ○ (147円) ※自動売買利用時は投資助言報酬が別途発生 |
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取り扱い銘柄数 | 最大レバレッジ | スマホアプリ | ||
9銘柄 | 10倍 | ○ | ||
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株価指数 | 個別株 | 商品 | 債券 | その他 |
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LION CFD(ヒロセ通商)のおすすめポイント | ||||
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