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【2022年の見通し】米ドル/円の予想レンジは
104~118円。上昇するとの見方が圧倒的だが、
どちらかと言えば下方向への値幅が大きいか

2021年12月21日(火)08:33公開 (2021年12月21日(火)08:33更新)
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FOMCはタカ派強調も、予想内で金融市場の乱高下は限定的

 12月15日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、テーパリング(※)を加速させ2022年3月に終了させることを決めました。

(※「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々に減少し、最終的に購入額をゼロにしていこうとすること)

 ドットチャートからは2022年の利上げ見通しは3回、2023年も3回となりました。

2021年12月のFOMCのドットチャート
2021年12月のFOMCのドットチャート

(出所:FRB

 タカ派が強調された内容でしたが、市場予想の範囲内だったこともあり、金融市場の乱高下はあまりなく、無難に通過しました。

英MPCはサプライズ利上げで、英ポンド/米ドルは急騰

 12月16日(木)はECB(欧州中央銀行)理事会と英国のMPC(金融政策委員会)がありましたが、ECBでは2022年3月にPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)を終了させ、APP(資産購入プログラム)を拡大する方針を示しました。

 こちらも市場の予想内の内容となりました。

ただ英国に関しては、市場予想は据え置きが多数でしたが、0.15%引き上げて、政策金利を0.25%にしました。

 サプライズだったこともあり、英ポンド/米ドルは1.3391ドルまで急騰しました。

英ポンド/米ドル 4時間足
英ポンド/米ドル 4時間足

(出所:TradingView

中央銀行の使命は金融市場の安定。パウエル議長は素晴らしい舵取りだった

 中央銀行の使命として、金融市場の安定というのもあります。

 FOMCでは金融緩和から金融引き締めへ転換させたことになり、本来は金融市場は荒れてもいいような内容です。

 しかし織り込みも進んでいたこともあって、金融市場への影響は軽微だったこともあり、パウエル議長の手腕が上手かったといっていいような状況です。

トレードする面からは、英国のようにサプライズがあった方がいいですが、金融市場の安定という面では、パウエル議長は素晴らしい舵取りだったことになります。

中央銀行の使命として、金融市場の安定がある。そうした面では、パウエル議長は素晴らしいかじ取りだったことになる (C)Bloomberg/GettyImages

中央銀行の使命として、金融市場の安定がある。そうした面では、パウエル議長は素晴らしい舵取りだったことになる (C)Bloomberg/GettyImages

 米国株はFOMC後、イベント通過と季節性から上昇しましたが、ただ新型コロナウイルスの新たな変異種オミクロン株の感染者が増加しており、軟調に推移しています。

NYダウ 日足
NYダウ 日足

(出所:TradingView

 今週(12月20日~)は、24日(金)がクリスマスの振替休日となります。

 市場参加者も少なくなってきており、流動性が低いため、値が飛ぶ可能性もあります

 ただ各国の金融政策会合が終わり、それでも大きな動きが出ていないことから、今週(12月20日~)もあまり動かない可能性の方が高いのではないかと思います。

米ドル/円、来年のレンジは104~118円を予想。どちらかというと下への値幅が大きくなる

 今週のコラムは、今年(2021年)最後となるため、来年(2022年)のイメージを書かせていただくと、FRBが利上げを複数回行うことから、米ドル/円は普通に考えれば上昇すると思います。

 市場予想も、ほとんどが米ドル/円の上昇予想に偏っている状態です。

ただ、その予想が多いことが気になるところです。

 今年(2021年)は米ドル/円が下がるとの予想が多かったですが、反対に上昇してきており、市場予想が偏ったときほど反対に動く、という相場の基本的な動きが出ていました。

 そうであれば、来年(2022年)は米ドル/円が下がってしまうのではないかと考えています。

 ただ利上げをすることで下がる、というのはイメージしにくいですが、どんな材料があって下がるのか、と考えたとき、各国が利上げに向くことで、株式市場が弱くなり、リスク回避からの円高で米ドル/円が下がるのではないかと思います。

 普段はジリジリと上昇し、あるとき急にリスク回避になる、そして長いチャートで見ると下がっていた、そんな相場になるのではないかと考えています。

 米ドル/円の来年(2022年)のレンジ幅としては104~118円を予想し、どちらかというと下への値幅が大きくなるとの予想になります。

米ドル/円 月足
米ドル/円 月足

(出所:TradingView

200日移動平均線が上値を抑えるクロス円の通貨ペアは、戻り売り相場となるか

 目先に関してはクリスマスで動かない可能性を考えていますが、テクニカルからはクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)が弱くなりつつあり、英ポンド/円やニュージーランドドル/円や豪ドル/円など、200日移動平均線が上値を抑えており、戻り売りの相場になっているように思います。

英ポンド/円 日足
英ポンド/円 日足

(出所:TradingView

ニュージーランドドル/円 日足
ニュージーランドドル/円 日足

(出所:TradingView

豪ドル/円 日足
豪ドル/円 日足

(出所:TradingView

 今年(2021年)もコロナが続いた1年でしたが、来年(2022年)こそは通常の年に戻ってほしいところです。

 次回のコラムは1月11日(火)の予定となります。


 1年間お読みいただきありがとうございました。

 来年もよろしくお願いいたします。

 良いお年をお迎えください。


【注目情報】

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