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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

日銀アナウンス効果あっても蝕まれる本丸、
ウクライナ情勢に為替相場も身構え状態

2022年02月15日(火)15:27公開 (2022年02月15日(火)15:27更新)
持田有紀子

今井雅人は資金5倍トレード達成!米ドル/円の攻めトレードが成功したのには理由があった!

 昨日は日銀の円債指値オペが実施された。実施されたと言っても、指値が利回りベースで0.25%だったので、実勢価格よりも遙かに安い。落札の実績はゼロだった。最悪の場合の底割れを意識したのだろうが、いちおうのアナウンスメント効果だけはあったようである。しかし利回りの上昇、すなわち円債価格の下落がなかったことは良かったことなのだろうか。

 そもそも債権は株価と逆行する性質にある。株価が上がれば債券価格は下がるというふうに。そうした相関性があるからこそ、金融商品としての存在価値があるわけで、つまるところヘッジにも使用されやすい。地政学的リスクの増大などによって株価急落のやむなしの場合は、株価の下落を補うため、債権を購入することになる。これが価格ヘッジである。株価の下げ分を債券価格の上昇で補おうとするものだ。

 そこへ債券の買い指値オペを出すとなると、債券相場は崩れずに済むかもしれないが、すでに値上がりしてしまっており、それではヘッジに役立てることができない。ヘッジしても意味がないものはヘッジを諦めるしかなく、それは必然的にヘッジの対象である本丸の保有株式やその他リスク資産を手放すしかない動きとなる恐れがある。市場の混乱を招くかもしれないということだ。

 そうした不安定な相場のなか、NATO関連での外交が続いている。昨日はドイツ首相がウクライナ訪問をしたのだが、ウクライナのNATO加盟などの希望に対して認めるような発言はしなかった。ウクライナを見放したとも見える姿勢だが、これはNATOが紛争当事国を加盟させないという原則もあるのだから、仕方のない対応だろう。

 そしてロシア側でも外交の努力は続いている。たとえ見せかけであっても、それが報道されるたびにマーケットは一喜一憂。ユーロ円は131円台のミドルと130円台の間を1年幅の激しい行ったり来たりを繰り返した。

 ドル金利は小動きだったが、総じて高めな水準で推移。それにしたがってドル相場も底堅い。ユーロドルは1.12台まで押し込まれている。ユーロ円が軟調なので、ユーロドルは下がりやすい地合いだったのだろう。

 今日は前々から指摘されていた最も危ない日である、15日にはウクライナへの侵攻があるとされていた。それゆえリスク回避が先行しそうだが、ニューヨーク時間の午後になっても何も起こらないようだったらリスクの反発も起こりそうだ。しかし16日というウクライナ大統領の発言も昨日は飛び出したこともあり、ここ数日は出てくる情報にイチイチ振らされる展開だろう。


日本時間 15時00分

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