米CPIが出た。予想を下回る結果となった。しかし低下した幅としては変動の範囲内、もしくは計測のブレの内だろうと程度だ。しかし来年からの利下げを積極的に織り込もうとしているマーケットにとっては 格好の好材料となったようだ。
ドル金利は短期も長期も25ベーシスポイントずつの低下が見られ、ほぼ1回分の利上げ幅を吹き飛ばした。インフレ対策のために利上げをしているのに、その効果を無くしてしまったということだ。
ドル金利が急低下したことで、米国株は大幅に上昇した。短期的にショートが貯まりやすい状況にあった米国株であったのも事実だ。S&P先物は4500ポイントを軽々と抜いてきた。ここまで来れば再び史上最高値までが視野に入ってくる。
ドル金利の低下にともない、ドル相場は下落した。とくにユーロドルの上げが激しく、200ポイントの上昇となった。ドル円も下げるには下げたがユーロドルほどではなかったため、その分だけユーロ円が上がった。ユーロ円は163円台の後半まで駆け上がり、そのまま高値引けしている。
過去のパターンに従えば、ユーロ円はドルが下がるときに上がりやすい。ドル円の下げよりもユーロドルの上げがきついからである。昨日はちょうどそのパターン通りになったわけである。そしてこれからもそれが継続するものと思われる。
今晩は小売売上高が出る。これもインフレと国内景気を見ていく上で重要だ。予想では低めの数字が見込まれているが、これが大きく出ると昨日の流れの逆が起こる可能性が高い。CPIよりも小売売上高のほうが、速報性が高いからである。
日本時間 15時15分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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