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 金利先安感が強まって、ついにコモディティ価格の急騰を招いた。金価格がぶっ跳ねて、2150ドル台まで記録を更新したのだ。これでもまだインフレは抑制されていると解釈されているところに、今のマーケットの面白さがある。株価は金利安を好感して、とても高い現行金利の中でも史上最高値まであと一歩のところまで買い進まれている。

 それに対して為替相場の方はほとんどその金利安のポーションを織り込めていない。金融引き締めで150円台まで駆け上がってきたのだから、利下げを織り込んでいくならばドル円も138円とか131円まで落ちても不思議はないだろう。為替相場ではドル金利の先安感を疑っている状態だと言わざるをえない。しかるに株価かドル相場のどちらかが大いに間違っているということだ。

 その間違いを是正されるならば、高すぎる株価が急激に下がるのか、もしくは高くとどまっているドル相場が落ちるのかという図式になる。ドル金利は低い方がいいというと、高い方が魅力があっていいという両方のいいとこ取りは許されないところだ。

 しかしこれは中期的な話しであって、目先のデイリートレードにはあまり役に立たない。材料がなくて何もする動機がないときなどに心のどこかに置いておいて取り組むべきだという程度のものである。

 そういうわけで昨日は材料薄のなか、ドル円を売ってみたのだが、ワークしたのは東京時間の午前中だけだった。欧州時間からニューヨーク時間にかけてはドルの買い戻しが強まり、ドル円は再び147円台に値を戻してきた。

日本時間 15時00分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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