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 昨日はドル金利の上昇が明確に進捗した。センチメント指数が良いものが続いたのも原因だし、FEDのメンバーも年内利下げ３回の見通しが危ういような事を言いだしたからだ。たしかに年内に３回も利下げをしなければいけない理由に根拠は乏しい。

 株価は過去最高値圏にいて、それが国内景気の過熱感を醸している。金融当局の人が誰も過熱気味なことを指摘しないのが不思議なくらい。ニューヨークでの食事や宿泊費を考えれば、もう一段の利上げが欲しいところだとも思えるくらい。

 ドル金利の上昇を促すくらいに、金価格も歴史的最高値を更新してきている。イラン大使館の爆撃という地政学的リスクの高まりというファクターがあったにせよ、原油価格も85ドル台まで戻ってきて、なお上がりそうな勢いだ。

 ドル金利の上昇を素直に反映しているのがユーロドルだ。ユーロドル年初からチョロチョロではあるが、1.07台の前半にまで押し込まれてきた。こうしたドル相場の上昇が介入警戒感にもかかわらず、ドル円を高値張り付きの状態にしている。

 今日と明日はマーケットは週末の雇用統計に向けて様子見姿勢となるだろう。ドル円の値幅がどんどんなくなってきているが、それがますます膠着度を強めるだろう。ドル相場は上がりたがっているのは明らか。ただドル円では介入警戒感がそれを妨げているだけだ。当局も効かなかったら面目を失う。だから中途半端なことはできないのが足かせとなっている。

日本時間 15時30分

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0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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