本日の為替相場の焦点は、『春闘集中回答日での結果を受けての反応』と『米国の消費者物価指数の発表』、そして『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』にあり。
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3月12日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・春闘集中回答日 ・米国が鉄鋼とアルミニウムに一律25%の関税を発動(米国時間3月12日) |
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08:50 | ![]() |
日)第1四半期景況判断BSI[全産業] |
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- | +5.7 | |||||||||
↑・第1四半期景況判断BSI[大企業製造業] | - | +6.3 | ||||||||||||
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日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
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-0.1% | +0.3% | ||||||||||
+4.0% | +4.2% | |||||||||||||
17:45 | ![]() |
欧)ラガルドECB総裁の発言 |
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要人発言 | ||||||||||
20:00 | ![]() |
米)MBA住宅ローン申請指数 |
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- | +20.4% | |||||||||
21:30 | ![]() |
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.3% | +0.5% | |||||||||
+2.9% | +3.0% | |||||||||||||
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↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.4% | |||||||||||
+3.2% | +3.3% | |||||||||||||
22:45 | ![]() |
加)BOC政策金利&声明発表 |
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25bp 利下げ 2.75% |
25bp 利下げ 3.00% |
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独)ナーゲル独連銀総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
23:30 | ![]() |
加)マックレムBOC総裁の記者会見 |
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要人発言 | ||||||||||
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米)週間原油在庫 |
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- | +361.4万 | ||||||||||
26:00 | ![]() |
米)10年債入札 |
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390億ドル | ||||||||||
27:00 | ![]() |
米)財政収支 |
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-3032億 | -1286億 | |||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)消費者物価指数
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)10年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・17時45分:欧)ラガルドECB総裁の発言
・22時45分:加)BOC政策金利&声明発表
・23時30分:加)マックレムBOC総裁の記者会見
に注目が集まる。
その他、
・春闘集中回答日
・米国が鉄鋼とアルミニウムに一律25%の関税を発動(米国時間3月12日)
・トランプ米大統領の発言や政策
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(本日の消費者物価指数がメイン。今週は11日にJOLTS求人→12日に消費者物価指数→13日に新規失業保険申請件数と生産者物価指数→14日にミシガン大学消費者信頼感指数[速報値]と目白押し)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性(週明けにリスクオフの流れが加速)
・米国の金融政策への思惑(次回金融政策発表は来週3月19日)
・日本の金融政策への思惑(次回金融政策発表は来週3月19日。本日12日に春闘の集中回答日、明後日14日には春闘第1回回答集計結果の公表。その他、来週の金融政策決定会合に関しての憶測やリーク的な記事にも注意)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・ユーロ圏の金融政策への思惑(先週3月6日に金融政策の発表を消化済み)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官は次回FOMCに向けたブラックアウト期間中。今週は特に予定はないが日銀関係者やトランプ米大統領の発言に注意)
・米国の関税やインフレ再燃、景気後退への思惑(米国時間3月12日に米国が鉄鋼とアルミニウムに一律25%の関税を発動)
・米国の一部政府機関の閉鎖への思惑(米国時間3月14日につなぎ予算期限)
・ロシア・ウクライナ停戦への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。
★★★
本日は、春闘集中回答日となる他、カナダの金融政策の発表及びマックレムBOC総裁の記者会見が行われる。
本日の米国の経済指標は、消費者物価指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、週間原油在庫の公表と10年債の入札が予定されている。
今週の為替相場は、週明けからリスクオフの流れが加速して、ドル円は一時146円半ばまで下落し、ユーロドルは1.08前半~1.08後半を何度か上下していたが、昨日にユーロ買い・日本円売り・米ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は一時148円乗せまで反発上昇し、ユーロドルは直近高値を更新して一時1.09半ばまで上昇している。
本日は、春闘集中回答での結果を受けての反応、米国の消費者物価指数の発表、主要な株式市場及び米国債利回りの動向、トランプ大統領の発言や政策が重要となる。
その他、米ドル、日本円、ユーロの方向性(週明けから強まっているリスクオフの流れも)、米国時間3月12日に米国が鉄鋼とアルミニウムに一律25%の関税の発動する点、金融当局者や要人による発言、米国の金融政策への思惑(来週に金融政策発表)、日本の金融政策への思惑(来週に金融政策発表)、ユーロ圏の金融政策への思惑(先週に金融政策発表)、米国時間3月14日につなぎ予算の期限を迎える点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・22時45分:加)BOC政策金利&声明発表
・23時30分:加)マックレムBOC総裁の記者会見
→まずは内容次第も、いずれにせよ今後の金融政策への思惑で、カナダドルが大きく反応しやすい
・21時30分:米)消費者物価指数
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)10年債入札
→今週は、本日の消費者物価指数がメイン
週明けから加速しているリスクオフの流れも気になるところ
まずは、消費者物価指数での反応を見極めたい
■■特に注目すべき経済指標やイベント(今週)
※FRB高官はブラックアウト期間
▼3月10日(月)
米)注目度の高い米国の経済指標の発表やイベントはなし
▼3月11日(火)
米)JOLTS求人
▼3月12日(水)
・春闘集中回答日
・米国が鉄鋼とアルミニウムに一律25%の関税を発動
・カナダの金融政策(総裁の記者会見あり)
米)消費者物価指数
▼3月13日(木)
米)新規失業保険申請件数
米)生産者物価指数
▼3月14日(金)
・春闘第1回回答集計結果
・米国のつなぎ予算の期限
米)ミシガン大学消費者信頼感指数[速報値]
※来週→日本、スイス、英国、米国の金融政策、米国の小売売上高の発表などを控える
・今週は、本日の消費者物価指数がメイン
・週明けから加速しているリスクオフの流れも気になるところ
・まずは、消費者物価指数での反応を見極めたい
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