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クロス円全般は、介入なしで4月30日安値の割り込みがあれば一段安を覚悟すべき
米ドル全体の切り返しが続く中、ユーロ/円などクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)は一段と頭が重くなってきた。日本当局はなかなか再度介入に踏み切れないようだが、円売りを仕掛てきた投機筋も躊躇しているように見える。
ゆえに、日本当局の次の介入がまだ見られていないうちに、ユーロ/円など主要クロス円のベア(下落)志向が強まってきた。介入なしで2026年4月30日(木)安値の割り込みがあれば、クロス円全般の一段下落を覚悟すべきだ。なにしろ、4月30日(木)は今年(2026年)最初の介入日であった。
前回のコラムでも指摘したように、ユーロ/円は6月17日(水)の大陰線によって重要なレジスタンスゾーンを確認し、目先までじわじわ下落してきた。ここから早期に切り返せない限り、200日移動平均線(200日線)の打診をもって4月30日(木)安値(182.29円)の更新につながり、一段と下値余地を拡大するのではないかとみる。
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(出所:TradingView)
この場合、明らかに日足における「三尊天井」の形成が確認され、下放れを果たしてからベアトレンドへ転換することが示唆されている。

(出所:TradingView)
もう一度強調したいのは、日本当局の次の介入なしでもその可能性が大きいことだ。だからこそ、介入があった場合は、一気に急落していく可能性が大きく、油断できないと思う。
英ポンド/円の日足チャートもユーロ/円と同様に下落のサインが見られる
同様の構造は、英ポンド/円でもしっかり確認できる。また、重要なレジスタンスゾーンの確認が6月17日(水)の大陰線をもって行われたことも同じであった。

(出所:TradingView)
英ポンド/円の4月30日(木)安値は210.46円だったので、足元のレートとの距離から言えばユーロ/円よりはマシな状況と言えるが、下放れの準備段階にあることは明らかだ。
行きすぎた円安に対する調整は、すでに始まっている! 今こそ日本当局は再度介入すべき!
もっとも、目先までクロス円の下落は外貨の反落が主導している。換言すれば、円はまだ「買われていない」のである。それでも主要クロス円の下落が鮮明になりつつある状況なので、次の方向を暗示しているのではないかと思う。
それはほかならぬ、行きすぎた円安に対する調整がすでに始まっている、ということだ。一番弱いとされる円でも、じわじわ対主要外貨の切り返しが見られたことは、円が売られすぎだったというほかあるまい。
だからこそ、日本当局は再度介入すべきで、また介入したら効いてくると思う。米ドル全体が強含みの時期だからこそ、介入すべきだとも言える。なぜなら、円は総合的に見られるから、円安進行の歯止めが米ドルに対してのみではなく、主要外貨に対しても効かなければならない。今だからこそ、一撃をあたえるべきだからだ。財務省の方々、読んでくれ!(笑)市況はいかに。














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