本日の為替相場の焦点は、『今週中に予定されているトランプ米大統領による対半導体関税をめぐる詳細への思惑』と『トランプ米大統領の発言や政策(関税に焦点)』、そして『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』にあり。
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4月15日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・今週中にトランプ米大統領が対半導体関税をめぐる詳細を公表 ・米国の主要企業の決算発表(先週後半から発表シーズン開始)→バンクオブアメリカ、ジョンソンエンドジョンソン、シティグループ、ユナイテッド航空、他 |
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07:00 | ![]() |
米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | ||||||||||
08:40 | ![]() |
米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | ||||||||||
10:30 | ![]() |
豪)RBA議事録公表(4月1日開催分) |
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- | - | |||||||||
15:00 | ![]() |
英)失業率 |
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- | 4.7% | |||||||||
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↑・失業保険申請件数 | - | +4.42万件 | |||||||||||
15:45 | ![]() |
仏)消費者物価指数【改定値】 [前期比/前年比] |
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+0.2% | +0.2% | |||||||||
+0.8% | +0.8% | |||||||||||||
18:00 | ![]() |
独)ZEW景況感調査 |
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+9.5 | +51.6 | |||||||||
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欧)ZEW景況感調査 |
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- | +39.8 | ||||||||||
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欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
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+0.3% | +0.8% | ||||||||||
-0.8% | ±0.0% | |||||||||||||
21:15 | ![]() |
加)住宅着工件数 |
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24.25万件 | 22.90万件 | |||||||||
21:30 | ![]() |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.6% | +1.1% | |||||||||
+2.6% | +2.6% | |||||||||||||
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加)製造業出荷 |
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-0.2% | +1.7% | ||||||||||
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米)NY連銀製造業景気指数 |
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-14.5 | -20.0 | ||||||||||
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米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
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±0.0% | +0.4% | ||||||||||
+1.4% | +2.0% | |||||||||||||
22:00 | ![]() |
加)中古住宅販売件数 |
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- | -9.8% | |||||||||
23時頃 | ![]() |
米)シティグループ決算 |
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大手金融決算 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・21時30分:米)輸入物価指数
・23時頃:米)シティグループ決算
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)RBA議事録公表(4月1日開催分)
・15時00分:英)失業率&失業保険申請件数
・21時30分:加)消費者物価指数
に注目が集まる。
その他、
・今週中にトランプ米大統領が対半導体関税をめぐる詳細を公表
・米国の主要企業の決算発表(先週後半から発表シーズン開始)→バンクオブアメリカ、ジョンソンエンドジョンソン、シティグループ、ユナイテッド航空、他
・トランプ米大統領の発言や政策(直近は関税に最大の焦点)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の金融政策への思惑(次回金融政策発表は5月7日。明日16日にパウエルFRB議長の発言あり)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(明日16日の小売売上高がメイン)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官と日銀関係者の発言が重要。明日16日にパウエルFRB議長の発言、17日に中川日銀審議委員の発言あり)
・日本の金融政策への思惑(次回金融政策発表は5月1日。17日に中川日銀審議委員の発言あり)
・米国の関税によるインフレ再燃、景気後退、スタグフレーション入りなどへの懸念
・米国の主要企業の決算発表(本日にシティグループ)
・今週末からイースター休暇入り(18日グッドフライデー→20日イースター→21日イースターマンデー、今週末18日は日本以外のほとんどの国が休場→週明け21日も日本と米国以外の多くの国が休場)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(次回金融政策発表は4月17日)
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、NY連銀製造業景気指数と輸入物価指数ぐらいしかない。
一方、経済指標以外のイベントでは、シティグループの決算発表と複数のFRB高官の発言が行われる。
週明けの為替相場は、先週末に米国の相互関税からスマホやコンピュータなどの除外が発表された影響からか、先週末の終値よりも米ドル買い方向に乖離して、ドル円は144円ちょうど付近、ユーロドルは1.13前半でスタートしていたが、それを否定するニュースなども出て大きめに上下して、ドル円は143円前半で、ユーロドルは1.13半ばで、14日のNY終盤を迎えている。
本日は、今週中に予定されているトランプ米大統領による対半導体関税をめぐる詳細への思惑、トランプ米大統領の発言や政策(直近は関税に最大の焦点)、主要な株式市場及び米国債利回りの動向が重要となる。
その他、米ドル、日本円、ユーロの方向性、米国の金融政策への思惑、金融当局者や要人による発言(明日16日にパウエルFRB議長の発言あり)、日本の金融政策への思惑、注目度の高い米国の経済指標の発表(明日16日の小売売上高がメイン)、ユーロ圏の金融政策への思惑、米国の主要企業の決算発表(本日にシティグループ)などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)RBA議事録公表(4月1日開催分)
→内容次第も、今後の金融政策への思惑で豪ドルが大きく動くキッカケに
・15時00分:英)失業率&失業保険申請件数
→英ポンドが大きく動きやすい
・21時30分:加)消費者物価指数
→カナダドルが大きく動きやすい
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・21時30分:米)輸入物価指数
・23時頃:米)シティグループ決算
→ここから金融市場が大きくリスクオンに転換すれば別だが、米ドル売りの流れが継続しやすいイメージ
ドル円の戻り売りを狙いたい
■■特に注目すべき経済指標やイベント(今週)
※FRB高官の発言→複数あり
▼4月14日(月)
・トランプ米大統領が対半導体関税をめぐる詳細を公表(14日の週)
▼4月15日(火)
豪)RBA議事録
英)雇用統計
加)消費者物価指数
▼4月16日(水)
・カナダの金融政策(総裁の記者会見あり)
中)第1四半期GDP
英)消費者物価指数
米)小売売上高
米)20年債入札
米)パウエルFRB議長の発言
▼4月17日(木)
・ユーロ圏の金融政策(総裁の記者会見あり)
豪)雇用統計
日)中川日銀審議委員の発言
米)新規失業保険申請件数
米)ネットフリックスの決算
▼4月18日(金)
・グッドフライデー(20日がイースターでイースター休暇入り。日本以外のほとんどの国が休場)
日)全国消費者物価指数
※来週→週明け21日もイースターマンデーで日本と米国以外の多くの国が休場
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