米ドル/円はとうとう160円を突破した!
先週(3月22日~)末、米ドル/円がとうとう160円を超えました。

(出所:TradingView)
背景はいうまでもなく、イラン情勢の混迷が続いていることです。クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)を見ると、英ポンド/円、ユーロ/円はしっかりしていますが、豪ドル/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円などはやや円高に推移しています。
このことから、
(1)今回の米ドル/円の160円までの上昇は、円安ではなく、米ドル高であること
(2)今回のような地政学リスクが拡大しているときは、先進国の通貨はしっかりしているが、新興国通貨のような国の経済規模や取引規模の比較的小さい通貨は売られやすい
ということがわかります。
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イラン情勢の影響が大きすぎて相場予想が難しい
イランでの有事が発生してから、相場予想が本当に難しくなりました。マーケットがイラン情勢を中心に動いているからです。
この間、ひとつの象徴的な出来事がありました。NY時間の23日(月)午前6時49分、通常であれば、まだ本格的な取引が始まる前で静かな時間帯に異常な動きがありました。
CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)においてS&P500eミニ先物において大口の買いが入りました。
また、ほぼ同時間にWTIおよびブレント原油先物で巨額の売りが入りました。
その15分後、トランプ米大統領が自身のSNSに「現在進行中の協議の成果を踏まえ、イランの発電所およびエネルギーインフラへの攻撃を5日間延期するよう指示した」と投稿しました。投降後、株式先物は急上昇し、原油価格は急落しました。

(出所:TradingView)
常識的に考えて、これは、事前に情報を知っていた人が行った取引に違いありません。もしそうであれば、これはまさにインサイダー取引的な取引であり、倫理的に大きな問題です。
トランプ米大統領の関係者であったとすれば、戦争を金儲けに利用していることになります。ぜひ、当局には調査をお願いしたいところですが、このケースもいかにイラン情勢の影響が大きいかということを示しています。
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週明けは日本政府の対応に注目!
さて、久しぶりの米ドル/円が160円達成ということで、週明けは、日本政府の対応が注目されます。
いきなり為替介入ということはないとは思いますが、前回のようなレートチェックなどが行われる可能性は十分にあります。
もし、レートチェックなどにより米ドル/円が下落する局面があった場合は、勇気をもってしっかり買っていくことが有効でしょう。

(出所:TradingView)
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