◇重要イベント・ポイント
・イランの凍結資産解除へ、米がイラン産原油の販売容認
・米・PMI速報値
・米・ADP週次雇用統計4週平均:+3.075万人(前回+2.65万人←+2.55万人)
・米・6月フィラデルフィア連銀非製造業活動:-25.8(予想-16.0、5月-23.6)
・NY原油先物73ドル台、
・英・6月製造業PMI速報値:53.1(予想53.0、5月53.9)
・英・6月サービス業PMI速報値:48.7(予想50.0、5月49.3)
23日のNY外為市場では連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利上げを織り込むドル買いが継続した。今週後半に発表予定のFRBが最も重要視しているインフレ指標となる個人消費支出価格指数(PCE)の5月分を睨む。市場エコノミストは前年比で+3.4%と、+3.3%から加速し、23年10月来の高水準となる見通し。昨年同期から70ベーシスポイント近くの上昇となる。インフレの加速が証明されると、利上げを織り込むドル買いをさらに後押しする。円は対ドルで2024年来の安値圏で、当局による円安是正介入警戒感がくすぶり、積極的に売りづらい。
原油価格の下落にもかかわらず、短期金融市場での米国の年内の利上げ観測が根強くドルを支えている。たとえ、ホルムズ海峡が再開しても、原油市場の供給混乱の解決には時間を要するとの見方。また、ハト派傾斜が想定されていた連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ新議長は先週開催された連邦公開市場委員会(FOMC)で想定外にインフレを目標値に戻すことを重要視するタカ派姿勢を示唆したことも利上げ観測を後押し。バンク・オブ・アメリカのエコノミストは、FRBが9月、10月、12月と連続で25ベーシスポイントの利上げを実施、年内75ベーシスポイントの利上げで政策金利を4.25%-4.5%に設定することを予想している。同氏は、新議長の最新コメントは、政策当局者がインフレリスクへの対処に傾斜している証拠だと主張。FRBの政策がリスク管理から、サプライショック管理に移行したと指摘した。インフレが想定以上に悪化する一方、労働市場はFRBが利下げに踏み切った昨年よりも強まっている。労働市場の減速を受け、パウエル議長は昨年75BPの利下げをリスク管理と表現。今年は労働市場が強まりつつある。BOAの第2四半期GDPは前期比年率+2.8%。
イラン戦争終了に向け、和平合意案の一環として、トランプ政権はイラン産石油の一部販売を許可。ホルムズ海峡再開に加え、イラン産原油が市場に流入することにより、原油価格は下落基調となると見られる。米国はさらに凍結資産解除するという。トランプ大統領は凍結資金を米国の農産物に向けるべきとしているが、イラン側は、資金の行方は自由と主張。トランプ大統領は同時に、もし、イランが覚書に従わなければ、対処すると警告しており、リスクは残る。
・ドル・円、200日移動平均水準155.72円。
・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.1678ドル。
ニューヨーク市場はドル・円161円50銭、ユーロ・ドル1.1396ドル、ユーロ・円184円05銭、ポンド・ドル1.3217ドル、ドル・スイス0.8100フランで寄り付いた。
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| 0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
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