週明けのマーケットでは、ドル円が149円台だったので安く見えて仕方がなかったのであろうか、プレーヤーのほとんどの買い意欲をそそった。それだけ150円台への回帰には安心感と強い信頼性があったように思われる。…

 米ドルの長期金利が低下して、ドル相場が軟化した。ドル円は150円台を割り込んできて、久しぶりの149円台だと思える。しかし149円台で安く見えるというのは、なんとも円安に慣れてしまったことだろうか。 そして…

 昨日も米国株の変動幅はとても小さいものにとどまった。これは前日の動きと同じである。CPIの出た日に大幅上昇した後は高値圏で張り付いたまま、そこで次の材料待ちという形になっている。それに従うようにドル金…

 昨日はPPIが出た。これも市場の期待通りに予想を下回るものとなった。しかし前日のCPIで驚喜した後だけに、マーケットの反応は鈍かった。影響度はCPIよりも大きいはずなのに、既に金利低下やそれを好感した株高が…

 米CPIが出た。予想を下回る結果となった。しかし低下した幅としては変動の範囲内、もしくは計測のブレの内だろうと程度だ。しかし来年からの利下げを積極的に織り込もうとしているマーケットにとっては 格好の好…

 昨日はマーケットに材料がなかったので、すべてのリスクファクターが小動きだった。関心を集めていた米国債のネガティブ・ウオッチだったが、時間の経過とともに次第に何ごともなさそうだという反応になっていった…

 金曜日もマーケットの材料は少なかったので、為替相場のレンジ値幅も小さいものに終始した。ドル円もユーロドルもここ最近の１日の値幅に比べても小さい動きとなった。その中でも顕著だったのはクロス円の堅調さだ…

 昨日はパウエル議長のIMF参加での意見発表が注目を集めていた。FOMCも終わった直後だし、その前の週にも公開で討論会で意見を開陳しているのだが、こんなに日を置かずしての講演で関心が集まってしまうのは、他に…

 ユーロ円の上げが激しくなってきた。昨日は堅調のまま推移して、押し目も160円台を下回ることがなかった。そしてついにニューヨーク時間になって上昇は加速し、160円台の後半まで記録してしまった。 金利差がどう…

 昨日はユーロ円が161円台に乗せてきて、今年の最高値を抜いてきた。これにはドル円の貢献が大きい。149円台から脱して、ようやく150円台まで復帰し、ステーブルな状況に至ったからだ。 ドル金利の低下への期待が…