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2017年09月15日(金)のFXニュース(6)

  • 2017年09月15日(金)19時06分
    来週のドル・円「ドル・円は上値の重い展開か、米追加利上げ期待も地政学リスクを意識」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は上値の重い展開か。米連邦準備制度理事会(FRB)は19-20日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で、現行の金融政策を維持する公算。ただ、バランスシート縮小を決定するとみられており、金融正常化方針の維持が好感されそうだ。また、足元のインフレ指標は予想をやや上回っていることから、年内追加利上げへの期待は高まりそうだ。

     また、トランプ政策の目玉である税制改正論議が、野党との協議により進展する見通しとなり、目先的に株高・ドル高の相場展開になる可能性がある。大型ハリケーンによる被害は当初の想定を下回るとの見方が広がっており、長期金利水準が持ち直していることもドル買いを誘発するだろう。

     さらに、24日に行なわれるドイツ連邦議会選を控えてユーロ買いは少なくなる可能性がある。メルケル首相率いるキリスト教民主同盟の第一党維持がメインシナリオだが、選挙結果について慎重な見方が広がった場合、ユーロ売り・ドル買いが活発となり、この影響でドル・円の取引でもドル買いがやや優勢となる可能性がある。

     一方、引き続き北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる米朝対立は為替相場に大きな影響を与えることが予想される。国連安保理は11日、北朝鮮に対する石油輸出を禁じる制裁決議を全会一致で採択したが、北朝鮮は15日、制裁決議に対する報復行動とみられる弾道ミサイル発射を強行した。北朝鮮の挑発行為を抑止する具体的な方策は見当たらず、東アジア情勢の緊迫化を警戒したリスク回避の円買いがただちに縮小することは難しい。

    【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(19-20日開催予定)
     FRBは日本時間21日午前3時に声明を発表し、その後イエレンFRB長が記者会見する。政策金利は1.00-1.25%に据え置きの公算。バランスシートの縮小開始時期が決定された場合、金融政策正常化の方針堅持が好感され、年内追加利上げ期待はやや高まりそうだ。

    【日銀金融政策決定会合】(20-21日開催予定)
     日銀は20-21日に金融政策決定会合を開催し、現行の金融政策の維持を決める公算。また、終了後は黒田東彦総裁が記者会見する。従来の金融緩和策の「出口」をめぐる議論にして「時期尚早」としていた姿勢を改めた場合、早期の金融緩和解除への思惑が広がり、円買い材料になる。

    ・予想レンジ:109円00銭−112円00銭


    ・9月18日-22日に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(日)8月貿易収支 20日(水)午前8時50分発表予定
    ・予想は+1044億円
     先行指標となる8月上中旬の貿易収支は1661.1億円の黒字だった。前年同月の実績は757.22億円の赤字。昨年8月の貿易収支は346.2億円の赤字だったが、8月の輸出額は前年同月を上回っている可能性があることから、今年8月の貿易収支は黒字となる見込み。市場予想は妥当な水準か。

    ○(米)8月中古住宅販売件数 20日(水)午後11時発表予定
    ・予想は、547万戸
     参考となる7月実績は年率換算で544万戸、前月比-1.3%。販売件数の減少は市況悪化によるものではなく、在庫不足によるものとみられている。販売価格は前年同月比+6.2%で堅調。8月については在庫不足の状態が続いていることから販売件数の大幅な増加は期待できないとの見方が多い。市場予想は妥当な水準か。

    ○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合 20日(水)日本時間21日午前3時結果判明
    ・予想はバランスシートの縮小発表
     米連邦準備制度理事会(FRB)の保有資産を縮小する作業に着手することが正式に決定される見込み。NY連銀のダドリー総裁は8日、「バランスシート縮小計画にハリケーンが影響するとは思わない」、「計画は比較的早期に実施されるだろう」との見解を表明している。追加利上げについては8月16日に公表されたFOMC議事要旨には、「多くの参加者が、インフレ率が予想よりも長期間2%を下回り続ける可能性がある」と記されており、現時点では早期追加利上げの可能性は低いとみられている。

    ○(日)日本銀行金融政策決定会合 21日(木)政策決定会合の終了予定時刻は未定
    ・予想は、金融政策の現状維持
     国内外の経済情勢は著しく悪化していないことから、現行の「長短金利操作付き量的・
    質的金融緩和」の枠組みは維持される見込み。長期国債の買入れ額については、概ね現状程度の買入れペース(保有残高の増加額年間約80兆円)を維持する見込み。なお、物価上昇率2%の達成時期は今回も2019年度頃とする可能性が高い。

    ○主な経済指標の発表予定は、19日(火):(米)8月住宅着工件数、(米)8月建設許可件数、(米)4-6月期経常収支、21日(木):(米)9月フィラデルフィア連銀景況調査

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  • 2017年09月15日(金)19時00分
    NY為替見通し=週末の朝鮮半島情勢への警戒感から伸び悩みか

     ドル円は、本日早朝の北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けて、週末の朝鮮半島情勢への警戒感から伸び悩む展開を予想する。
     本日のリスクシナリオは、米国の小売売上高、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産、ミシガン大学消費者信頼感指数などが予想以上に悪化していた場合となる。
    ドル円は、地政学リスク回避で8月31日の高値110.67円から9月8日の107.32円まで3.35円下落した後、巻き戻しで111台まで反発しており、全値戻しを達成した。
     しかしながら、依然として10月10日の朝鮮労働党創建72周年記念日に向けて北朝鮮がグアム島周辺海域に向けた大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の可能性、そしてトランプ米政権が軍事的措置に踏み切る可能性が払しょくされていないことで、ドル円の上値は限定的か。

    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値のめどは日足一目均衡表・雲の上限の111.62円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値のめどは、日足一目均衡表・基準線の109.18円。

  • 2017年09月15日(金)18時59分
    豪ドル・円:リスク回避の円買い縮小、89円台前半まで一段高に

    15日のアジア市場で豪ドル・円は堅調推移。米ドル高・円安の相場展開となったことが要因。北朝鮮は15日早朝、弾道ミサイル1発を発射した。発射直後にドル・円は109円56銭まで売られる場面があり、豪ドル・円も円高方向に振れたが、東京市場でドル買い・円売りのフローが増えたことから豪ドルの対円レートは上昇に転じた。ユーロ・円は132円台後半まで上昇したことも材料視された。豪ドル・ドルは0.7987ドルから0.8030ドルまで反発した。

    ・豪ドル・円の取引レンジ:87円68銭-89円27銭

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  • 2017年09月15日(金)18時41分
    ドル円111.29円、円は全面安の展開へ

     ドル円は米10年債利回りが2.20%台に乗せていることで111.29円まで強含み。ユーロ円はラウテンシュレーガーECB理事発言で132.88円、ポンド円はブリハ英MPC委員発言で150.83円まで上昇。

  • 2017年09月15日(金)18時30分
    ドル円111.17円、米10年債利回りは2020%台へ

     ドル円は、米10年債利回りが2.20%台に乗せていることで111.17円まで上げ幅拡大。

  • 2017年09月15日(金)18時22分
    ドル円111.00円まで強含み、ポンド円とユーロ円上昇で連れ

     ドル円は、ユーロ円が132.65円、ポンド円が150.83円まで上昇していることで111.00まで連れ高推移。

  • 2017年09月15日(金)18時20分
    ユーロドル強含み、ラウテンシュレーガーECB理事発言で

     ユーロドルは、ラウテンシュレーガーECB理事発言「金融緩和政策を終了する時期が近付いている」を受けて、1.1953ドルまで上昇。ユーロ円も132.61円まで強含み。

  • 2017年09月15日(金)18時19分
    ドル・円は110円85銭まで上昇、ポンド・円がけん引

    [欧米市場の為替相場動向]


     ドル・円は上値を追う展開となり、一時110円85銭まで値を切り上げた。英中銀金融政策委員会(MPC)のブリハ委員が「今後数カ月以内に利上げが必要になる可能性がある」と述べたことで、ポンド買いが強まった。ポンド・円が上昇し、ドル・円やクロス円を押し上げたようだ。

     ここまでのドル・円は110円66銭から110円85銭。ユーロ・円は131円88銭から132円23銭、ユーロ・ドルは1.1923ドルから1.1929ドルで推移。

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  • 2017年09月15日(金)18時12分
    ポンドドル1.3551ドル、ユーロドル1.1941ドル

     ポンドドルは、イングランド銀行の早期利上げ観測を受けて1.3551ドルまで強含み。ユーロドルも10月の欧州中央銀行(ECB)理事会でのテーパリング表明観測を受けて、1.1940ドルまで強含み。ポンド円は149.98円、ユーロ円は132.34円、ドル円は110.85円まで円安推移。

  • 2017年09月15日(金)18時08分
    東京為替概況:ドル・円は切り返す展開、北朝鮮ミサイルへの反応は限定的

     今日の東京市場で、ドル・円は切り返す展開になった。109円56銭まで下落後、110円78銭まで上昇した。北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて、リスク回避の円買いが先行した。しかし、事前にその可能性が伝わっていたことで反応は限定的となり、その後、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内追加利上げ観測再燃や英中銀の年内利上げ観測浮上による円売りが強まった。

     ユーロ・円は130円62銭まで下落した後、132円16銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1901ドルから1.1930ドルでもみ合いになった。

    ・17時時点:ドル・円110円70-80銭、ユーロ・円131円90-00銭
    ・日経平均:始値19793.80円、高値19933.40円、安値19787.65円、終値19909.50円(前日比102.06円高)

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  • 2017年09月15日(金)18時04分
    【速報】ユーロ圏・7月貿易収支は+232億ユーロ

     日本時間15日午後6時に発表されたユーロ圏・7月貿易収支(季調前)は、+232億ユーロとなった。

    【経済指標】
    ・ユーロ圏・7月貿易収支:+232億ユーロ(6月:+266億ユーロ)

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  • 2017年09月15日(金)18時00分
    ユーロ圏・7月貿易収支

    ユーロ圏・7月貿易収支

    前回:+266億EUR 予想:N/A 結果:+232億EUR

  • 2017年09月15日(金)17時58分
    【ディーラー発】円売り優勢(欧州午前)

    東京時間の流れを引き継ぎ、円売りが優勢。ドル円は米債利回りの低下幅縮小に伴い110円84銭付近まで続伸。また、クロス円ではユーロ円が昨年1月以来の高値となる132円22銭付近まで買われ、豪ドル円が88円89銭付近まで上昇したほか、ポンド円は英中銀委員による「英国は数ヶ月以内に利上げが必要になる可能性がある」との発言が材料視され149円76銭付近まで水準を切り上げている。17時58分現在、ドル円110.676-686、ユーロ円132.073-093、ユーロドル1.19325-333で推移している。

  • 2017年09月15日(金)17時54分
    ドル円110.85円、ポンド円の上昇に連れ高推移

     ドル円は、ポンド円が149.74円まで上昇していることで、110.85円まで連れ高。ユーロ円も132.23円まで連れ高。ポンドドルは1.3515ドルまで上げ幅拡大。

  • 2017年09月15日(金)17時37分
    ドル・円は切り返す展開、北朝鮮ミサイルへの反応は限定的

     今日の東京市場で、ドル・円は切り返す展開になった。109円56銭まで下落後、110円78銭まで上昇した。北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて、リスク回避の円買いが先行した。しかし、事前にその可能性が伝わっていたことで反応は限定的となり、その後、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内追加利上げ観測再燃や英中銀の年内利上げ観測浮上による円売りが強まった。

     ユーロ・円は130円62銭まで下落した後、132円16銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1901ドルから1.1930ドルでもみ合いになった。

    ・17時時点:ドル・円110円70-80銭、ユーロ・円131円90-00銭
    ・日経平均:始値19793.80円、高値19933.40円、安値19787.65円、終値19909.50円(前日比102.06円高)

    【経済指標】
    ・特になし

    【要人発言】
    ・NHK
    「北朝鮮、ミサイルを発射にもよう」
    「北朝鮮が発射したミサイル、襟裳岬の東約2000キロに着水」

    ・小野寺防衛相
    「北朝鮮の弾道ミサイル、グアムに十分届く距離」
    「北朝鮮の弾道ミサイル、8月29日に発射した火星12型と同種の中距離弾の可能性」

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