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2019年05月14日(火)のFXニュース(2)

  • 2019年05月14日(火)08時59分
    ドル・円は109円台前半で推移か、米中貿易摩擦激化でドル買い縮小も

     13日のドル・円相場は、東京市場では109円83銭から109円60銭まで下落。欧米市場でドルは109円72銭まで買われた後に109円02銭まで反落し、109円30銭で取引を終えた。

     本日14日のドル・円は主に109円台前半で推移か。米中貿易摩擦激化を警戒して、リスク選好的なドル買いはさらに縮小する可能性がある。

     13日の米国債券市場では、年内利下げ観測の台頭を意識して主に2年債などの年限の利回り水準が低下した。中国が対米報復関税措置を発表したことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)は年末までに利下げに動くとの観測が広がった。中国財政省は13日、6月1日付で米国からの600億ドル相当の輸入品に関税を課すと発表した。米政府は中国からの2000億ドル相当の輸入品に対する関税率を10%から25%に引き上げており、この措置に対抗したものとみられている。

     外為市場関係者の間では、「米中貿易協議失敗の責任は米国が全て負うべきとの中国側の主張を考慮すると、報復関税の導入は想定内の行動」との見方も出ているようだが、貿易・通商問題を巡る米中の対立がすみやかに解消される見込みは小さいとみられている。株式市場参加者の間では「貿易協議は継続するかもしれないが、合意形成への期待は大幅に低下した」との声が聞かれている。米中協議再開に向けた新たな動きが出てくるまでは、リスク回避的な取引は継続するとの見方が広がっている。

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  • 2019年05月14日(火)08時42分
    ドル円109.17円までじり安、109.00円には買いオーダーとストップロス

     ドル円は、日経平均株価の下落懸念から109.17円までじり安に推移。109.00円にはドル買いオーダーが控えているものの、割り込むとストップロス売りが観測されており要警戒か。
     ダウ先物は20ドル程度の下落、10年物国債利回りは2.40%台で推移。

  • 2019年05月14日(火)08時37分
    ドル円109.19円までじり安、SGX日経225先物は20810円で寄り付き

     ドル円109.19円までじり安。SGX日経225先物は夜間比変わらずの20810円で寄り付いた。

  • 2019年05月14日(火)08時12分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

     14日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では109.22円とニューヨーク市場の終値(109.30円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米通商代表部(USTR)が第4弾となる対中追加関税のリストを公表したことを受けて米中貿易戦争への警戒感から売りが先行。一時109.20円まで下押しした。もっとも、本邦勢の本格参入を前に下値も限られている。
     USTRによると、中国製品3805品に最大25%の関税が発動し、携帯電話やラップトップコンピューター等が含まれるが、医薬品やレアアースは含まれないという。来月17日に公聴会を開催し、公聴会後7日間で関税に関する意見を求めることも明らかになった。

     ユーロ円は下げ渋り。8時時点では122.67円とニューヨーク市場の終値(122.68円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。日本株の大幅下落が見込まれるなか、朝方に一時122.58円まで下押ししたが、昨日安値の122.55円が意識されると122.71円まで買い戻された。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比365円安の20805円で引けた。

     ユーロドルも下げ渋り。8時時点では1.1231ドルとニューヨーク市場の終値(1.1222ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。昨日の取引終了直後に1.1220ドルまで下げたが、すぐに買い戻しが入り1.1232ドルまで水準を切り上げた。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:109.20円 - 109.32円
    ユーロドル:1.1220ドル - 1.1232ドル
    ユーロ円:122.58円 - 122.71円

  • 2019年05月14日(火)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、米中通商摩擦の激化、自動車関税や為替報告書警戒で続落か

     13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、中国政府が600億ドル分の米国製品について関税を5−25%に引き上げると発表したことで109.02円まで下落した。米中通商摩擦の激化を受けて、ダウ平均は一時720ドル近く下落、米10年債利回りは2.3874%前後まで低下した。ユーロドルは1.1263ドルまで上昇、ユーロ円は122.55円まで下落した。

     本日の東京市場のドル円は、米中通商摩擦の激化、トランプ米大統領の対中追加関税第4弾や自動車関税の決断、為替政策報告書、朝鮮半島や中東の地政学リスクなどへの警戒感から続落が予想される。
     トランプ米政権は、先週10日に中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税率を10%から25%へ引き上げ(対中制裁関税第3弾)、第4弾として3000億ドル相当の中国製品に対しても25%の関税を課すと発表した。 中国は報復措置として、対米輸入600億ドルの関税率を5-25%へ引き上げると発表し、米国産農産物や航空機の輸入を控え、保有米国債の売却の可能性を警告した。
    【米国の対中制裁関税】・・・・・・・・【中国の報復関税】
    ・第1弾:340億ドル(25%)・・・・・・・340億ドル(25%)
    ・第2弾:160億ドル(25%)・・・・・・・160億ドル(25%)
    ・第3弾:2000億ドル(10%⇒25%)・・・ 600億ドル(5・10%⇒5・25%)
    ・第4弾:3000億ドルの発動示唆
     米中貿易戦争への警戒感から、米国の景気減速懸念が高まっていることで、トランプ米政権による連邦準備制度理事会(FRB)への利下げ圧力が強まる可能性も、ドルの上値を抑える要因となる。
     日米通商協議に関しては、今週末5月18日までに、トランプ米大統領が、「通商拡大法32条」に基づく安全保障の観点から、輸入自動車への関税適用の是非を判断する予定となっている。4月の日米首脳会談では、本格的な貿易交渉は、7月の参議院選挙後に先送りされた模様で、自動車関税の適用判断も180日程度の先送りされる可能性が報じられているものの、米中通商協議の不調を受けて、予断を許さない状況が続く。
     毎年4月中旬に発表されている米財務省の為替報告書は、米中通商協議に合わせて発表が先送りされており、今週の発表に要警戒となる。昨年4月の為替報告書では、「円は過去20年の平均よりも約25%安い」と指摘されており、対日自動車関税25%や、「為替条項」に絡んで要警戒となる。
     また、北朝鮮が2017年以来となる短距離ミサイルの発射実験を再開したこと、イランによる中東の米軍基地への攻撃の可能性を受けて、トランプ米政権が空母打撃群をホルムズ海峡に派遣したことも、地政学リスク回避の円買い要因となる。

  • 2019年05月14日(火)07時52分
    NY市場動向(取引終了):ダウ617.38ドル安(速報)、原油先物0.79ドル安

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 25324.99 -617.38   -2.38% 25568.06 25222.51   1   29
    *ナスダック   7647.02 -269.92   -3.41%  7760.83  7627.23  370 2164
    *S&P500      2811.87  -69.53   -2.41%  2840.19  2801.43   48  456
    *SOX指数     1408.95  -69.92   -4.73%
    *225先物       20810 大証比 -360   -1.70%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     109.31   -0.64   -0.58%   109.83   109.02
    *ユーロ・ドル   1.1229 -0.0004   -0.04%   1.1263   1.1223
    *ユーロ・円    122.74   -0.78   -0.63%   123.47   122.55
    *ドル指数      97.34   +0.01   +0.01%   97.37   97.03

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    2.19   -0.08      2.24    2.17
    *10年債利回り    2.40   -0.07      2.44    2.39
    *30年債利回り    2.84   -0.05      2.87    2.83
    *日米金利差     2.45   -0.02

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      60.87   -0.79   -1.28%   63.33   60.64
    *金先物       1300.4   +13.0   +1.01%   1302.2   1282.4
    *銅先物       272.0   -5.4   -1.98%   277.4   270.9
    *CRB商品指数   177.64   -1.31   -0.73%   179.73   177.17

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     7163.68  -39.61   -0.55%  7217.12  7150.89   19   81
    *独DAX     11876.65 -183.18   -1.52% 12052.93 11844.47   3   26
    *仏CAC40     5262.57  -64.87   -1.22%  5334.06  5247.66   6   35

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  • 2019年05月14日(火)07時51分
    世界各国通貨に対する円:対ドル0.57%高、対ユーロ0.62%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           109.32円   -0.63円    -0.57%   109.95円
    *ユーロ・円         122.76円   -0.76円    -0.62%   123.52円
    *ポンド・円         141.68円   -1.22円    -0.85%   142.90円
    *スイス・円         108.61円   -0.04円    -0.04%   108.65円
    *豪ドル・円          75.93円   -1.05円    -1.36%   76.98円
    *NZドル・円         71.82円   -0.72円    -1.00%   72.54円
    *カナダ・円          81.13円   -0.84円    -1.02%   81.96円
    *南アランド・円        7.63円   -0.14円    -1.78%    7.76円
    *メキシコペソ・円       5.68円   -0.07円    -1.26%    5.76円
    *トルコリラ・円       18.04円   -0.33円    -1.78%   18.37円
    *韓国ウォン・円        9.20円   -0.15円    -1.65%    9.35円
    *台湾ドル・円         3.52円   -0.03円    -0.95%    3.55円
    *シンガポールドル・円   79.77円   -0.92円    -1.15%   80.69円
    *香港ドル・円         13.93円   -0.08円    -0.56%   14.01円
    *ロシアルーブル・円     1.67円   -0.01円    -0.86%    1.69円
    *ブラジルレアル・円     27.46円   -0.33円    -1.18%   27.79円
    *タイバーツ・円        3.46円   -0.03円    -0.88%    3.49円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            -0.34%   114.55円   104.87円   109.69円
    *ユーロ・円           -2.44%   133.13円   118.71円   125.83円
    *ポンド・円           +1.29%   150.01円   131.70円   139.87円
    *スイス・円           -2.69%   118.06円   105.92円   111.62円
    *豪ドル・円           -1.78%   84.54円   70.64円   77.31円
    *NZドル・円         -2.56%   78.86円   69.14円   73.71円
    *カナダ・円           +0.89%   89.22円   76.98円   80.41円
    *南アランド・円        -0.09%    8.90円    7.08円    7.63円
    *メキシコペソ・円       +1.81%    6.16円    5.27円    5.58円
    *トルコリラ・円       -12.78%   25.23円   15.46円   20.68円
    *韓国ウォン・円        -6.50%   10.35円    9.16円    9.84円
    *台湾ドル・円         -1.90%    3.74円    3.41円    3.59円
    *シンガポールドル・円    -0.88%   83.32円   76.71円   80.48円
    *香港ドル・円         -0.57%   14.61円   13.40円   14.01円
    *ロシアルーブル・円     +5.51%    1.82円    1.52円    1.58円
    *ブラジルレアル・円     -2.77%   31.33円   26.39円   28.24円
    *タイバーツ・円        +1.90%    3.57円    3.26円    3.39円

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  • 2019年05月14日(火)07時50分
    円建てCME先物は13日の225先物比360円安の20810円で推移

    円建てCME先物は13日の225先物比360円安の20810円で推移している。為替市場では、ドル・円は109円20銭台、ユーロ・円は122円60銭台。

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  • 2019年05月14日(火)07時49分
    NY金先物は大幅続伸、米中貿易摩擦激化で安全逃避の買い

    COMEX金6月限終値:1301.80 ↑14.40

     13日のNY金先物6月限は大幅続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は前日比+14.40ドルの1オンス=1301.80ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1282.40−1302.20ドル。米中貿易摩擦の激化を警戒して安全逃避的な買いが入った。金先物は通常取引の終値ベースで4月10日以来となる1300ドル台。米国株安や米利下げ観測が浮上したことも金先物の上昇を促した。


    ・NY原油先物:続落、米中貿易摩擦激化を警戒

    NYMEX原油6月限終値:61.04 ↓0.62

     13日のNY原油先物6月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比-0.62ドルの61.04ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは60.64ドル−63.33ドル。米中貿易摩擦の激化によって世界経済の減速傾向はより強まるとの見方が広がった。短期筋などのポジション調整的な売りも観測された。米国株式が大幅安となったことも嫌気されたようだ。

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  • 2019年05月14日(火)06時58分
    NY金先物は大幅続伸、米中貿易摩擦激化で安全逃避の買い

    COMEX金6月限終値:1301.80 ↑14.40

     13日のNY金先物6月限は大幅続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は前日比+14.40ドルの1オンス=1301.80ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1282.40−1302.20ドル。米中貿易摩擦の激化を警戒して安全逃避的な買いが入った。金先物は通常取引の終値ベースで4月10日以来となる1300ドル台。米国株安や米利下げ観測が浮上したことも金先物の上昇を促した。

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  • 2019年05月14日(火)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:50 国際収支(経常収支)(3月) 2兆9797億円 2兆6768億円
    08:50 貸出・預金動向(4月、日本銀行)
    10:00 営業毎旬報告(5月10日現在、日本銀行)


    <海外>
    15:00 独・CPI (4月) 1.0% 1.0%
    15:30 印・卸売物価(4月) 3.00% 3.18%
    17:30 英・失業率(4月)  3.0%
    17:30 英・ILO失業率(3カ月)(3月) 3.9% 3.9%
    18:00 独・ZEW期待指数(5月) 5.0 3.1
    18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(3月) -0.4% -0.2%
    18:30 南ア・失業率(1-3月) 27.3% 27.1%
    20:00 ブ・金融政策委員会(COPOM)議事録公表
    21:30 米・輸入物価指数(4月) 0.7% 0.6%

      米・ニューヨーク連銀総裁が講演
      米・カンザスシティー連銀総裁が講演


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2019年05月14日(火)06時10分
    ニューヨーク外国為替市場概況・13日 ドル円、反落

     13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は109.30円と前営業日NY終値(109.95円)と比べて65銭程度のドル安水準だった。中国政府はこの日、600億ドル分の米国製品について関税を5−25%に引き上げると発表。関税の応酬を巡る米中の衝突が激化する中、ダウ平均が一時720ドル近く下落すると投資家がリスク回避姿勢を強め円買い・ドル売りが加速した。23時過ぎに一時109.02円と2月1日以来の安値を付けた。
     ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。節目の109.00円が意識されたほか、対ユーロなどでドル買い戻しが進んだ影響を受けた。ムニューシン米財務長官やトランプ米大統領の発言が伝わると、ショートカバーが強まり一時109.39円付近まで下げ幅を縮めた。
     なお、ムニューシン米財務長官は「米中の通商協議はまだ続いている」「訪中の時期は今調整中」などと発言。また、トランプ米大統領が6月に日本で開催されるG20で、習近平・中国国家主席やプーチン・ロシア大統領と会談する方針を表明したほか、約3250億ドルの中国製品に対する追加関税については「まだ決まっていない」と述べた。

     ユーロドルは3営業日ぶりに反落。終値は1.1222ドルと前営業日NY終値(1.1233ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。米中貿易摩擦の激化懸念から米10年債利回りが一時2.3874%前後と3月28日以来の低水準を付けるとユーロ買い・ドル売りが先行。22時30分前に一時1.1263ドルと1日以来の高値を付けた。ただ、買い一巡後はユーロ円の下落につれた売りなどが出たため値を消した。取引終了間際に一時1.1222ドルと日通し安値を付けた。

     ユーロ円は反落。終値は122.68円と前営業日NY終値(123.52円)と比べて84銭程度のユーロ安水準。米国株が大幅反落し、ナイト・セッションの日経平均先物が400円下げると、投資家がリスク・オフの動きを強め円買い・ユーロ売りが優勢となった。1時30分前に一時122.55円と日通し安値を付けた。ただ、ドル円が下げ渋るとユーロ円にも買い戻しが入ったためやや下げ幅を縮めている。

     南アフリカランドは軟調。ドルランドは一時14.3822ランド、ランド円は7.59円までランド安に振れた。8日に投票が行われた南アフリカ総選挙で、選挙管理委員会が11日に発表した最終結果によると、与党アフリカ民族会議(ANC)は230議席を確保したものの、前回14年の選挙での獲得議席から19議席減らし、アパルトヘイト(人種隔離)政策の撤廃後、全人種が参加する現行の制度では最低となった。ラマポーザ大統領は議会で再選される見通しだが、国内情勢は依然として様々な問題を抱えており、ランドの上値は重かった。欧米株価の下落で投資家がリスク回避姿勢を強めていることもランド売りを誘った。

    本日のレンジ
    ドル円:109.02円 - 109.83円
    ユーロドル:1.1222ドル - 1.1263ドル
    ユーロ円:122.55円 - 123.47円

  • 2019年05月14日(火)05時35分
    米中貿易摩擦の行方、注目は6月

     先週ワシントンで開催された米中貿易閣僚協議では期待に反して合意が成立しなかった。ほぼ90%合意していたとされる重要な項目において、協議直前に中国側が合意を撤回し、再交渉を申し出たため、米国政府は2000億ドル規模の中国製品の関税引き上げに踏み切った。ただ、経済のさらなる混乱を回避したい両国は協議終了ではなく、交渉継続を約束。中国政府は米国の閣僚を北京に招待、次回の閣僚協議が北京で開催されることになる。しかし日程はまだ未定だ。

    米国政府は中国に対して、合意に向け30日の猶予を与えたとも報じられている。米国の制裁関税に対して、中国政府は13日、報復措置を発表。6月1日から600億ドルの対米製品に対して現行5%の関税を25%に引き上げるとした。米国政府も残り3000憶ドル規模の中国製品に対する関税引き上げを決定する可能性が強まった。トランプ大統領は「報復すれば対立悪化する」と警告。ただ、トランプ大統領は現在のところ、まだ最終的な決定はしていないとしている。

    関税の引き上げによる影響として、成長の鈍化と同時に材料費などの値上げで物価上昇も予想されている。中国が報復措置の最終手段として米国債売却を検討すると恐れられている。成長の鈍化は安全資産としての米国債の買い材料になる一方で、保有率が世界一の中国が保有している米国債を売却すると債券利回りの急伸にもつながりかねない。中国の報復措置としてはそのほか、通貨の引き下げなどが懸念される。

    焦点のひとつは、6月1日に実際、中国が計画している米製品600億ドルに対する関税引き上げを行うかどうか。今後の展開次第で、急展開で交渉がまとまった場合は、中国は追加関税を実施しない可能性もある。また、6月末に日本で開催が予定されているG20での米中首脳会談の結果。トランプ大統領は、実のある結果になる可能性も除外していない。

    米金利先物市場では早くて9月の利下げを織り込み始めた。年内の利下げ確率はほぼ100%まで上昇。ただ、2019年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するローゼングレン・ボストン連銀総裁はもし、現在の米中貿易交渉の膠着が数週間にとどまったとしたら、「ほぼ影響はない」と指摘。景気後退に陥る確率も低いと見ているようだ。また、通常はハト派として知られるカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁も米中貿易戦争において、米国経済が強く、「非常に強い位置にいる」と楽観的な見解を示した。

    ■米中貿易戦争が経済に与える影響、見通し
    *JPモルガン
    「貿易戦争は本年の資本支出を横ばいにとどめる可能性」

    *ゴールドマンサックス
    「米国の経済成長を0.4%引き下げる。ほぼんど全ての価格が上昇する」

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  • 2019年05月14日(火)05時09分
    【ディーラー発】ドル円買い戻しやや優勢(NY午後)

    トランプ米大統領の「約3250億ドルの中国製品に対する追加関税についてはまだ決まっていない」等の発言を受け、ドル円は買い戻しがやや優勢となり109円38銭付近まで持ち直した。また、クロス円も連れユーロ円が122円86銭付近まで、ポンド円が141円86銭付近まで下値を切り上げたほか、豪ドル円は76円05銭付近まで水準を回復。一方、ユーロドルは1.1230前後で小幅な値動きに終始している。5時09分現在、ドル円109.311-321、ユーロ円122.753-773、ユーロドル1.12297-305で推移している。

  • 2019年05月14日(火)05時04分
    5月13日のNY為替・原油概況

     13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円63銭から109円02銭まで
    下落し109円30銭前後で引けた。

    米国の制裁関税に対して中国が報復関税を講じる計画を発表したことをきっかけに、米中貿易摩擦の深刻化を警戒したリスク回避の円買いが強まった。また、米国の利下げ観測も強まりドル売りにも拍車がかかった。

    その後、トランプ大統領がG20で中国の習主席を会談することを明らかにしたほか、残り3000億ドルの中国製品に対する追加関税の最終決定はしていないことを明らかにすると、警戒感がいくらか後退し下げが一段落した。

    ユーロ・ドルは、1.1263ドルまで上昇後、1.1228ドルまで反落し1.1235ドルで引けた。

    ユーロ・円は、123円15銭から122円55銭まで下落。

    ポンド・ドルは、1.3041ドルから1.2941ドルまで下落した。

    ドル・スイスは、1.0079フランから1.0050フランまで下落した。

     13日のNY原油先物は続落。米中貿易戦争が深刻化し世界経済の成長を弱め、需要が鈍化するとの懸念が売り材料となった。

    [経済指標]

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