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田向宏行
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2020年06月26日(金)のFXニュース(6)

  • 2020年06月26日(金)19時10分
    ドル・円は106円86銭まで下落

    [欧米市場の為替相場動向]

     26日のロンドン外為市場でドル・円は106円99銭から106円86銭まで下落している。欧州株高を受けて、リスク回避ムード後退によるドル売り優勢の展開が続いているもよう。

     ユーロ・ドルは1.1239ドルまで上昇後、1.1221ドルまで下落。ユーロ・円は120円13銭から119円95銭まで下落している。

     ポンド・ドルは1.2419ドルから1.2379ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9469フランから0.9482フランで推移している。

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  • 2020年06月26日(金)19時00分
    NY為替見通し=米5月個人消費支出やPCEデフレーターに要注目か

     本日のNY為替市場のドル円は、5月米個人消費支出、個人所得、PCEデフレーターなどを見極めつつ、新型コロナウイルスの感染拡大や米中対立に関するヘッドラインに警戒する展開が予想される。
     米国での新型コロナウイルス感染拡大第2波や米国を軸とした中国、欧州、英国との貿易戦争への警戒感がリスク回避要因となっていることで、引き続き関連ヘッドラインに要警戒となる。
    米国上院は、25日に「香港自治法案」(Hong Kong Autonomy Act)を可決し、下院での可決を経てトランプ米大統領の署名により成立する。中国では28-30日に開催される全国人民代表大会常務委員会で香港版国家安全法が採決される予定となっており、米中対立激化への警戒感が高まりつつある。第2次米中貿易戦争の可能性が高まりつつあることで、毎年4月に予定されている米財務省による為替報告書が発表され、中国を再度、為替操作国と認定する可能性にも要警戒か。
     5月米個人消費支出(PCE)の予想は前月比+9.0%、個人所得の予想は前月比▲6.0%、PCEデフレーターの予想は前年比+0.5%、PCEコアデフレーターの予想は前月比横ばい、前年比+0.9%、6月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)の確報値の予想は79.0となっている。経済活動再開を受けて個人消費や消費者態度指数の回復が予想されているものの、最近では、新型コロナウイルス感染拡大第2波への警戒感が高まっており、5月の数字がポジティブサプライズでも、市場への影響は限定的だと思われる。

    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値の目処(めど)は、一目均衡表・基準線の107.96円処。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値の目処(めど)は、6月23日の安値の106.07円処。

  • 2020年06月26日(金)18時33分
    来週のスイスフラン「伸び悩みか、ユーロ・円の相場動向が手掛かり材料に」

    [スイスフラン]

     来週のスイスフラン・円は伸び悩みか。有力な手掛かり材料は少ないことから、短期的にはユーロ・円の相場動向を意識した取引が主体となりそうだ。ウイルス感染の拡大を警戒してユーロ売り・円買いが優勢となった場合、スイスフラン・円の取引でもスイスフラン売りがやや強まる可能性がある。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、スイスフランの対円レートは113円台前半で上げ渋る展開が予想される。
    ○発表予定のスイス主要経済指標・注目イベント
    ・7月2日:6月消費者物価指数(5月:前年比:-1.3%)
    ・予想レンジ:111円50銭−113円50銭

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  • 2020年06月26日(金)18時31分
    来週のカナダドル「弱含みか、米政府の関税再導入の動きなどに警戒」

    [カナダドル]

     来週のカナダドル・円は弱含みか。米トランプ政権がカナダ製アルミに対する10%の関税再導入を7月1日までに発動する方針との報道がみられ、カナダドルは買いづらい。また、米国などでの新型コロナウイルス感染再拡大で世界的な経済再開の動きが鈍れば、資源価格の先安思惑も重しになりそうだ。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・2日:5月貿易収支(4月:-32.5億加ドル)
    ・予想レンジ:77円00銭-80円00銭

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  • 2020年06月26日(金)18時30分
    ユーロ円119.97円までじり安、120円割れのストップロスをヒット

     ユーロ円は、120.00円の買いオーダーをこなし、ストップロスをヒットして119.97円まで弱含み。ユーロドルは1.1223ドル前後で小動き。

  • 2020年06月26日(金)18時29分
    東京為替概況:ドル・円はじり安、株高でドル売り継続

     26日の東京市場でドル・円はじり安。朝方の取引で107円24銭を付けた後、株高安心感で安全通貨のドルが売られる展開に。日経平均株価の堅調地合いでリスク選好的な円売りも観測されたが、ドル売りに押され、夕方にかけて107円04銭まで弱含んだ。

    ・ユーロ・円は120円32銭から120円01銭まで弱含んだ。
    ・ユーロ・ドルは1.1226ドルから1.1205ドルまで値を下げた。

    ・17時時点:ドル・円107円00-10銭、ユーロ・円120円00-10銭
    ・日経平均株価:始値22,424.37円、高値22,589.14円、安値22,408.27円、終値22,512.08円(前日比252.29円高)

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  • 2020年06月26日(金)18時28分
    来週の英ポンド「もみ合いか、ウイルス感染抑制期待も」

    [英ポンド]

     もみ合いか。英国内での新型コロナウイルスの感染拡大ペースが緩やかになりつつあることから、1-3月期国内総生産改定値が市場予想と一致、または上回った場合、ポンドは売りづらい展開となりそうだ。ただ、米国との通商摩擦に警戒感が広がり、リスク選好的なポンド買いが大きく広がる可能性は低いとみられる。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・6月30日:1-3月期国内総生産改定値(速報値:前年比-1.6%)
    ・予想レンジ:131円00銭−135円00銭

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  • 2020年06月26日(金)18時25分
    来週のNZドル「もみ合いか、追加緩和余地への思惑が重し」

    [NZドル]

     来週のNZドル・円はもみ合いか。NZ準備銀行(中央銀行)は前週の金融政策決定会合で、政策金利(0.25%)や資産購入規模(600億NZドル)の据え置きを決めたが、より幅広い金融政策ツールの検討が続けられていることも示しており、追加緩和余地への思惑がNZドルへの重しになる。中国の官民が発表する6月の製造業PMIや非製造業(サービス業)PMIが注目される。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:67円50銭-70円50銭

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  • 2020年06月26日(金)18時23分
    来週の豪ドル「底堅い展開か、早期景気回復への期待再燃が下支え」

    [豪ドル]

     来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪金融規制協議会(主要金融規制当局で構成)が前週、豪経済は回復しつつある兆候がみられると指摘しており、早期景気回復への期待再燃が豪ドルの下支えとなる。豪準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁の講演や5月貿易収支の発表などが注目される。一方、新型コロナウイルス感染第2波への懸念による世界的な株安などは引き続き圧迫要因となる。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・30日:デベル豪準備銀行副総裁オンライン講演
    ・2日:5月貿易収支(4月:+88.00億豪ドル)
    ・3日:5月小売売上高(暫定値:前月比+16.3%、4月:-17.7%)
    予想レンジ:72円30銭-75円30銭

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  • 2020年06月26日(金)18時21分
    来週のユーロ「もみ合いか、インフレや雇用関連の経済指標が手掛かり材料に」

    [ユーロ]

    「伸び悩みか、ウイルス感染拡大の可能性残る」
     来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。ユーロ圏の6月消費者物価指数や5月失業率など経済指標が市場予想を上回った場合、ユーロ買い・ドル売りが強まる可能性がある。ただし、米国での新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感から安全逃避的なドル買いは継続するとの見方が多く、ユーロは伸び悩む展開が予想される。

    ・予想レンジ:1.1100ドル−1.1300ドル


    「もみ合いか、インフレや雇用関連の経済指標が手掛かり材料に」
     来週のユーロ・円はもみ合いか。ユーロ圏の6月消費者物価指数や5月失業率などの経済指標は、有力な手掛かり材料となる。世界的に新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されているが、ユーロ圏の主要経済指標が予想を上回る強い内容だった場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いは抑制される可能性がある。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・6月30日:6月消費者物価コア指数(5月:前年比+0.9%)
    ・7月2日:5月失業率(4月:7.3%)

    ・予想レンジ:118円50銭-121円50銭

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  • 2020年06月26日(金)18時18分
    来週のドル・円「底堅い値動きか、ウイルス感染再拡大で安全逃避のドル買いも」

    [ドル・円]

     来週のドル・円は底堅い値動きか。欧米諸国などで新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されており、短期的にリスク選好的な取引は縮小する可能性がある。ウイルス感染の再拡大によって米国経済の早期正常化への期待が低下した場合、株式、商品などのリスク資産からドルへの逃避行動が再び広がる可能性がある。

     米国ではテキサスとフロリダ、カリフォルニアを中心に新型コロナウイルスの感染が再拡大し、1日の新規感染者数は過去最多を更新した。累計の死者数も増加している。トランプ大統領は経済の早期正常化を優先する方針で、現時点で第2波の懸念が強まっても制限措置の再開には否定的だが、全米レベルでウイルス感染が拡大した場合、制限措置の緩和を停止せざるを得ないとの見方が多いようだ。米国景気の早期回復期待は遠のくことになろう。当面はウイルス感染の被害状況を見極める展開となり、感染拡大を嫌って米国株式が大幅に下落した場合、安全資産であるドル資金の需要が高まる可能性がある。

     なお、連邦準備制度理事会(FRB)は7月1日に連邦公開市場委員会(FOMC)の6月会合の議事録を公表する。市場参加者の多くはFRBがいずれイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)を導入するとの見方を変えていないため、議論の内容が注目される。

    【米・6月ISM製造業景況指数】(7月1日発表予定)
     7月1日時発表の6月米ISM製造業景況指数は49.0と、5月の43.1から持ち直す見通し。新型コロナウイルスの影響を受けた製造業で回復の兆しが明確に示された場合、経済の早期正常化を期待したドル買いが強まる可能性がある。

    【米・6月雇用統計】(7月2日発表予定)
     7月2日発表の6月雇用統計は、失業率12.3%(前回13.3%)、非農業部門雇用者数は前月比+300.0万人(同+250.9万人)と予想されている。失業率の低下と雇用者数の増加はドル買いを誘発する要因になりそうだ。

    ・予想レンジ:106円00銭−109円00銭

    ・6月29日−7月3日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(米)6月CB消費者信頼感指数 30日(火)午後11時発表予定
    ・予想は、90.0
     参考となる5月実績は86.6に改善した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響は短期間で消えないとの見方が増えている雇用情勢は改善しつつあるが、すみやかな景気回復への期待はやや低下しており、5月実績をやや上回る水準にとどまる見込み。

    ○(日)日銀短観4-6月期調査 7月1日(水)午前8時50分発表予定
    ・予想は、大企業製造業DIは、-31
     前回実績は-8だったが、新型コロナウイルスの感染拡大前の調査結果を反映した数字だった。今回の日銀短観はウイルス感染拡大の影響を最も強く受けた時期の調査結果が反映される。大半の企業は景況感の悪化を認めており、DIのマイナスは大幅に拡大する見込み。

    ○(米)6月ISM製造業景況指数 7月1日(水)午後11時発表予定
    ・予想は、49.0
     参考となる5月実績は43.1。また、先行指標となる6月マークイット製造業PMIは49.6で5月実績の39.8を大幅に上回った。ニューヨーク、フィラデルフィアの連銀が調査した6月の製造業景況感は大幅に改善していることから、6月のISM製造業景況指数は5月実績を大幅に上回り、49近辺となる可能性がある。

    ○(米)6月雇用統計 7月2日(木)午後9時30分発表予定
    ・予想は、非農業部門雇用者数は、前月比+300万人、失業率は12.3%
     参考となる5月実績は、非農業部門雇用者数は前月比250.9万人、失業率は13.3%だった。6月については、中小企業向け融資の「給与保証プログラム(PPP)」などの政府の支援策が考慮されることから、雇用者数の増加は5月実績を上回る可能性がある。失業率については5月実績を下回る見込みだが、10%超の状態がしばらく続く可能性がある。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・6月29日(月):(独)6月消費者物価指数
    ・6月30日(火):(日)5月失業率、(日)5月鉱工業生産総合PMI、(中)6月製造業PMI、(英)1-3月期国内総生産改定値、(欧)6月消費者物価コア指数、(米)6月シカゴ購買部協会景気指数
    ・7月1日(水):(中)6月財新製造業PMI、(独)6月失業率、(米)6月ADP雇用統計
    ・7月2日(木):(欧)5月生産者物価指数、(米)5月貿易収支
    ・7月3日(金):(中)6月財新サービス業PMI

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  • 2020年06月26日(金)18時09分
    ドル・円は106円89銭まで下落

    [欧米市場の為替相場動向]


     26日のロンドン外為市場でドル・円は106円99銭から106円89銭まで下落している。欧州株高を受けて、リスク回避ムード後退によるドル売り優勢の展開が続いているもよう。

     ユーロ・ドルは1.1222ドルから1.1237ドルまで上昇。ユーロ・円は120円01銭から120円13銭で推移している。

     ポンド・ドルは1.2419ドルから1.2400ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9479フランから0.9470フランまで下落している。

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  • 2020年06月26日(金)18時05分
    ドル円、一目・転換線の106.86円までじり安

     ドル円は、米10年債利回りが0.66%台まで低下していることで、一目・転換線の106.86円までじり安に推移。ユーロ円は120.06円前後、ポンド円は132.58円まで軟調推移。

  • 2020年06月26日(金)17時49分
    ドル円106.89円までじり安、ダウ先物が170ドル超下落

     ドル円は、ダウ先物が170ドル超下落、米10年債利回りが0.66%台に低下していることで106.89円までじり安。ユーロドルは1.1237ドルまでじり高に推移。ユーロ円は120.05円前後で弱含み。

  • 2020年06月26日(金)17時42分
    ドル円106.93円までじり安、NY原油先物8月限は38ドル台後半で弱含み

     ドル円は、米10年債利回りが0.66%台に低下し、NY原油先物8月限は38ドル台後半まで低下していることで、106.93円までじり安。加ドル円は78.28円まで弱含み。

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