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2020年10月30日(金)のFXニュース(2)
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2020年10月30日(金)08時31分
【速報】日・9月失業率:3.0%で市場予想を下回る
30日発表の9月失業率は、3.0%で市場予想の3.1%を下回った。
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2020年10月30日(金)08時08分
NY市場動向(取引終了):ダウ139.16ドル高(速報)、原油先物1.30ドル安
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 26659.11 +139.16 +0.52% 26891.89 26290.78 18 12
*ナスダック 11185.59 +180.72 +1.64% 11287.63 11030.19 1801 907
*S&P500 3310.11 +39.08 +1.19% 3341.05 3259.82 357 147
*SOX指数 2283.66 +60.68 +2.73%
*225先物 23280 大証比 -40 -0.17%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 104.62 +0.30 +0.29% 104.73 104.03
*ユーロ・ドル 1.1673 -0.0073 -0.62% 1.1759 1.1650
*ユーロ・円 122.12 -0.42 -0.34% 122.88 121.90
*ドル指数 93.94 +0.53 +0.57% 94.10 93.34【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 0.15 +0.00 0.15 0.14
*10年債利回り 0.83 +0.06 0.84 0.77
*30年債利回り 1.61 +0.06 1.63 1.55
*日米金利差 0.79 +0.02【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 36.09 -1.30 -3.48% 37.76 34.92
*金先物 1867.4 -11.8 -0.63% 1885.1 1859.2
*銅先物 305.9 -0.5 -0.16% 309.4 304.4
*CRB商品指数 144.81 -1.85 -1.26% 145.25 142.70【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 5581.75 -1.05 -0.02% 5616.58 5534.66 42 56
*独DAX 11598.07 +37.56 +0.32% 11707.43 11458.56 17 13
*仏CAC40 4569.67 -1.45 -0.03% 4606.72 4512.57 15 25Powered by フィスコ -
2020年10月30日(金)08時07分
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き
30日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では104.62円とニューヨーク市場の終値(104.61円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。本日は月末とあって仲値に向けた本邦実需勢のフローに注意が必要か。一方、来週の米大統領選を前に仲値以降は一段と様子見ムードが広がりやすいとの声も聞かれている。
ユーロ円も小動き。8時時点では122.09円とニューヨーク市場の終値(122.12円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。日本やアジア各国の株式相場の動向次第か。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比20円安の23300円で引けている。
ユーロドルは8時時点では1.1669ドルとニューヨーク市場の終値(1.1674ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:104.60円 - 104.63円
ユーロドル:1.1668ドル - 1.1676ドル
ユーロ円:122.07円 - 122.16円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2020年10月30日(金)08時06分
世界各国通貨に対する円:対ドル0.30%安、対ユーロ0.33%高
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 104.63円 +0.31円 +0.30% 104.32円
*ユーロ・円 122.13円 -0.41円 -0.33% 122.54円
*ポンド・円 135.25円 -0.20円 -0.15% 135.45円
*スイス・円 114.23円 -0.35円 -0.30% 114.58円
*豪ドル・円 73.54円 +0.04円 +0.06% 73.49円
*NZドル・円 69.33円 +0.08円 +0.11% 69.26円
*カナダ・円 78.50円 +0.20円 +0.25% 78.30円
*南アランド・円 6.38円 +0.01円 +0.19% 6.37円
*メキシコペソ・円 4.89円 -0.01円 -0.17% 4.90円
*トルコリラ・円 12.61円 -0.02円 -0.18% 12.63円
*韓国ウォン・円 9.25円 +0.05円 +0.60% 9.19円
*台湾ドル・円 3.66円 +0.01円 +0.27% 3.65円
*シンガポールドル・円 76.55円 +0.14円 +0.19% 76.40円
*香港ドル・円 13.50円 +0.04円 +0.28% 13.46円
*ロシアルーブル・円 1.33円 +0.00円 +0.09% 1.32円
*ブラジルレアル・円 18.09円 -0.05円 -0.25% 18.14円
*タイバーツ・円 3.35円 +0.01円 +0.44% 3.34円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 -3.66% 112.23円 101.19円 108.61円
*ユーロ・円 +0.30% 127.08円 114.43円 121.77円
*ポンド・円 -6.13% 147.96円 124.10円 144.07円
*スイス・円 +1.71% 117.89円 108.70円 112.31円
*豪ドル・円 -3.54% 78.46円 59.91円 76.24円
*NZドル・円 -5.21% 73.54円 59.51円 73.15円
*カナダ・円 -6.13% 84.75円 73.82円 83.63円
*南アランド・円 -17.71% 7.83円 5.61円 7.75円
*メキシコペソ・円 -14.76% 6.01円 4.23円 5.74円
*トルコリラ・円 -30.87% 19.10円 12.49円 18.24円
*韓国ウォン・円 -1.66% 9.66円 8.41円 9.40円
*台湾ドル・円 +1.04% 3.71円 3.36円 3.62円
*シンガポールドル・円 -5.21% 81.92円 73.18円 80.75円
*香港ドル・円 -3.24% 14.42円 13.02円 13.95円
*ロシアルーブル・円 -24.39% 1.80円 1.31円 1.33円
*ブラジルレアル・円 -32.95% 27.69円 17.90円 26.98円
*タイバーツ・円 -8.26% 3.73円 3.22円 3.65円Powered by フィスコ -
2020年10月30日(金)08時00分
東京為替見通し=欧州通貨の軟調トレンドは変わらず、月末要因で神経質な動きに
海外市場でドル円は、リスク回避目的の円買い・ドル売りが先行し、一時104.03円と9月21日以来の安値を付けた。しかし、7−9月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率33.1%増と予想の31.0%増を上回り、統計を開始した1947年以来最大の伸びを記録したことで反転した。
ユーロドルは、ラガルド総裁は理事会後の記者会見で次回会合での追加緩和を強く示唆したことで、一時1.1650ドルと9月28日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。本日の為替市場も欧州通貨中心の値動きになるだろう。ドル円に関しては、リスクオフのドル買い・円買いが交錯していることでレンジを抜け出すことが難しい。その中で、本日は月末ということもあり、日中の大きなフローで方向感なく動きそうだ。東京時間でも月末5・10日(ゴトー日)ということもあり、東京仲値にかけても神経質な値動きになると予想する。またロンドンフィックスではここ最近はドル買い・円売りが多かったが、昨日の値動きを見ているとここ最近のトレンド通りになるかは不明だ。
欧州通貨は軟調トレンドが継続されるか。欧州各国の感染第2波が数万単位(独1万8千、仏4万7千、伊2万6千、西2万3千、英2万3千)で急増している。今後のロックダウンの経済的影響やその影響に対応するための欧州中銀の動きを考えると、欧州通貨がブルトレンドに戻るには時間を要しそうだ。ただし、上述しているが本日は月末ということで、ロンドンフィックスには要警戒となる。昨日の値動きを見ると欧州通貨はフィックスでは売りが優勢だった。しかしながら、この何カ月かの月末は買いが優勢になることが多かったことで本日はより神経質になりそうだ。
米大統領選挙に関しても注目を怠らないようにしたい。本日は両候補とも激戦州の1つフロリダ州で遊説活動を行っている。トランプ米大統領は昨日の米GDPの好結果をアピールしているが、大統領としては絶対に勝たなければならない州だ。現時点の世論調査ではバイデン候補はフロリダ州を落とした場合でも、過半数の270は獲得できる予想にはなっている。ただし選挙人が29人と多いため、今回の遊説でもバイデン氏は「フロリダで勝てば終わり(勝利決定)」と述べるなど力を入れている。なお、すでに8009万票(郵便投票5304万、事前投票2704万)がすでに投票されている。
経済指標では本邦から複数の指標(失業率。鉱工業生産ほか)が発表されるが、市場の注目度は低い。また欧州圏から7−9月期の国内総生産(GDP)が発表される。本来ならば市場の注目度は高いが、欧州のロックダウンが10-12月期に再開されていることで、7−9月期の結果では市場も反応しにくいかもしれない。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2020年10月30日(金)07時43分
NY金先物は続落、上値の重さは払しょくされず
COMEX金12月限終値:1868.00 ↓11.20
29日のNY金先物12月限は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-11.20ドルの1オンス=1868.00ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは、1859.20ドル−1885.10ドル。29日のニューヨーク市場で金先物は一時9月28日以来となるとなる1859.20ドルまで売られた。換金目的の売りは一巡しつつあるが、安全資産である米ドルへの資金シフトが引き続き観測されており、上値の重さは払しょくされなかった。
・NY原油先物:大幅続落、需要減少観測は後退せずNYMEX原油12月限終値:36.17 ↓1.22
29日のNY原油先物12月限は大幅続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-1.22ドルの1バレル=36.17ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは34.92ドル−37.76ドル。29日のニューヨーク市場の序盤で原油先物は34.92ドルまで一段安となった。原油需要の減少観測は後退していないことから、36ドル近辺でストップロスの売りが執行されたようだ。ただ、米国株式の反発を意識して時間外取引で36.50ドルまで戻している。
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2020年10月30日(金)07時36分
円建てCME先物は29日の225先物比90円安の23230円で推移
円建てCME先物は29日の225先物比90円安の23230円で推移している。為替市場では、ドル・円は104円60銭台、ユーロ・円は122円10銭台。
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2020年10月30日(金)07時16分
ECBの12月の追加緩和示唆やユーロ高けん制で、ユーロの上値限定的
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利を据え置いた。パンデミック緊急資産購入プログラム(PEPP)も1.35兆ユーロの規模や「少なくとも2021年第2四半期まで維持」と期間を据え置いた。さらに、フォワードガイダンスも「インフレ目標が近づくまで金利は現行またはそれを下回る水準」に据え置き。同時に、リスクは明確に下方だと警告し、「12月の見通しで刺激策を再修正することが可能になる」と追加緩和の可能性を示唆した。
ラガルド総裁は会合後の会見で、次回12月会合で金融刺激策を再修正する必要があるとの意見で全会一致したことを明らかにした。また、12月の定例理事会で行動を起こすことはほぼ確実だとした。第3四半期国内総生産(GDP)では上方のサプライズが期待されるとしたものの、第4四半期に関してはマイナス成長になるかどうかはわからないと慎重な見通しを示した。
関係筋がメディアに語ったところによると、ECBのメンバーは12月理事会における行動を巡り国債購入と新型コロナウイルスで打撃を受けた経済を支えるため銀行に融資を促すための措置である条件付き長期リファイナンスオペ(TLTRO)に関して協議したようだ。
一部のエコノミストは12月の行動として以下を予想している。
*パンデミック緊急資産購入プログラム(PEPP)規模を5000億ユーロ増やす
*無制限資産購入プログラム(APP)で月400億ユーロ規模の購入に倍増(現200億ユーロ)
*PEPPで、投資適格であった企業がパンデミックにより投資不適格級に格下げされた企業の証券も対象とする
*TLTRO3の条件を緩和12月の定例理事会での追加緩和に加えて、ラガルド総裁が為替によるインフレへの影響を重要視していることを再表明しており、引き続きユーロの上値が抑制されると見る。ユーロ・ドルは一目均衡表の雲を下抜けしており、100日移動平均水準の1.1654ドルを割り込むと一段安となる可能性もある。30日発表予定の7−9月期ユーロ圏GDPは前期比+9.6%が予想されており、4−6月期の‐11.8%から回復が予想されている。
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2020年10月30日(金)06時40分
本日のスケジュール
<国内>
08:30 東京CPI(10月) -0.1% 0.2%
08:30 有効求人倍率(9月) 1.03倍 1.04倍
08:30 失業率(9月) 3.1% 3.0%
08:50 鉱工業生産指数(9月) 3.0% 1.0%
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
13:00 自動車生産台数(8月) -22.1%
14:00 建設工事受注(9月) 28.5%
14:00 住宅着工件数(9月) -8.6% -9.1%Rettyが東証マザーズに新規上場(公開価格:1180円)
<海外>
16:00 独・GDP速報値(7-9月) -11.3%
17:00 台湾・GDP(7-9月) -0.05% -0.58%
17:30 香港・GDP(7-9月) -6.3% -9.0%
19:00 欧・ユーロ圏GDP速報値(7-9月) -7.4% -14.7%
19:00 欧・ユーロ圏失業率(9月) 8.3% 8.1%
19:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(10月) 0.2% 0.2%
20:30 印・インフラ産業8業種(9月) -8.5%
21:00 ブ・PPI製造業(9月) 3.0%
21:00 ブ・全国失業率(8月) 14.2% 13.8%
21:00 南ア・貿易収支(9月) 389億ランド
21:30 ブ・基礎的財政収支(9月) -876億レアル
21:30 ブ・純債務対GDP比(9月) 60.7%
21:30 米・個人所得(9月) 0.3% -2.7%
21:30 米・個人消費支出(9月) 1.0% 1.0%
21:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(9月) 1.7% 1.6%
21:30 米・雇用コスト指数(7-9月) 0.6% 0.5%
23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(10月) 81.2 81.2欧・ECB専門家予測調査公表
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注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2020年10月30日(金)06時25分
NYマーケットダイジェスト・29日 株高・金利上昇・ユーロ安
(29日終値)
ドル・円相場:1ドル=104.61円(前営業日比△0.29円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=122.12円(▲0.42円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1674ドル(▲0.0072ドル)
ダウ工業株30種平均:26659.11ドル(△139.16ドル)
ナスダック総合株価指数:11185.59(△180.73)
10年物米国債利回り:0.82%(△0.05%)
WTI原油先物12月限:1バレル=36.17ドル(▲1.22ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=1868.0ドル(▲11.2ドル)※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
7−9月期米国内総生産(GDP、速報値)
前期比年率 33.1% ▲31.4%
前週分の米新規失業保険申請件数 75万1000件 79万1000件・改※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは4日続落。欧州中央銀行(ECB)はこの日開いた定例理事会で金融緩和政策の現状維持を決定。ラガルド総裁は理事会後の記者会見で「回復の勢いは予想よりも早く失速」「短期的な見通しは明らかに悪化」と述べたほか、「12月の理事会ではあらゆる手段を検討」「12月に行動するということにほぼ疑いはない」と語り、次回会合での追加緩和を強く示唆した。これを受けてユーロを売る動きが加速し、一時1.1650ドルと9月28日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。市場では「月末を控えたロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローが入った」との指摘もあった。
欧州では新型コロナウイルス感染が再拡大し、ドイツやフランスが行動制限を再強化している。域内景気の先行きを懸念したユーロ売りも出やすかった。・ドル円は3日ぶりに反発。欧州市場では欧州株や時間外のダウ先物の下落を受けてリスク回避目的の円買い・ドル売りが先行し、一時104.03円と9月21日以来の安値を付けた。ただ、同日の安値104.00円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。7−9月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率33.1%増と予想の31.0%増を上回り、統計を開始した1947年以来最大の伸びを記録したこともドル買いを誘った。市場では「104.00円付近には本邦長期資金の買いやオプション絡みの買いが観測されている」「104.00円の下抜けに失敗したことでショートカバーが優勢となった」との声が聞かれた。
ラガルドECB総裁の会見後に対ユーロ中心にドル高が進むと円に対してもドル買いが活発化。米10年債利回りの上昇も相場の支援材料となり、アジア時間の高値104.50円を上抜けて一時104.73円まで上値を伸ばした。・ユーロ円は4日続落。ユーロ圏景気の先行きを懸念したユーロ売りが出たほか、ECBによる追加緩和観測を背景にユーロ売りが広がり、23時前に一時121.90円と7月16日以来約3カ月半ぶりの安値を付けた。ただ、売り一巡後は122.00円を挟んだもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感がなくなった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに反発。7−9月期米GDP速報値が予想を上回り、統計開始以来最大の伸びを記録したことが投資家心理の改善につながった。前日までに4日続落し約3カ月ぶりの安値を付けたあとだけに押し目買いなども入った。引け後に決算発表を控えるアップルなど主力ハイテク株が業績期待で上昇し、相場をけん引した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に反発した。・米国債券相場で長期ゾーンは続落。予想を上回る7−9月期米GDP速報値や米株高を受けて、相対的に安全資産とされる米国債が売られた。
・原油先物相場は続落。新型コロナウイルス感染の再拡大を抑制するため、欧米各国では経済活動の制限が強化され始めた。これによりエネルギー需要減への懸念が高まり、原油相場への売り圧力が増した。下げ足を強めた原油先物は一時35ドルを割り込み、前日比で約6.6%安まで下落幅を拡大。ただし売り一巡後は、リスクオフ地合いの後退とともに原油にも買い戻しがみられ、一時36ドル半ばまで下値を切り上げる場面があった。
・金先物相場は続落。為替相場でドルが対ユーロで上値を伸ばし、ドル建ての金先物の圧迫要因となった。また、7−9月期米GDPや同・個人消費が市場予想を上回り、安全資産とされる金を手放す動きが進んだ。金先物は約1カ月ぶりの安値を更新後に買い戻される局面もあったが、本日は堅調な米株が重しとなった。
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2020年10月30日(金)06時12分
ドル円オーダー=104.50円 OP30日NYカット大きめ
107.00円 売り
106.50円 売り、OP30日NYカット
106.10-20円 断続的に売り
106.05円 OP30日NYカット
106.00円 売り
105.10-80円 断続的に売り
105.00円 売り厚め
104.90円 売り
104.80円 売り・超えるとストップロス買い104.61円 10/30 6:00現在(高値104.73円 - 安値104.03円)
104.50円 OP30日NYカット大きめ
104.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OP30日NYカット
103.90円 買いやや小さめ
103.60円 買い
103.00円 OP30日NYカット※オプション(OP)設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。
オプション数量表現の目安 大きめ:10億通貨単位以上、非常に大きめ:20億通貨単位以上、極めて大きめ:30億通貨単位以上。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2020年10月30日(金)06時04分
ニューヨーク外国為替市場概況・29日 ユーロドル、4日続落
29日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは4日続落。終値は1.1674ドルと前営業日NY終値(1.1746ドル)と比べて0.0072ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)はこの日開いた定例理事会で金融緩和政策の現状維持を決定。ラガルド総裁は理事会後の記者会見で「回復の勢いは予想よりも早く失速」「短期的な見通しは明らかに悪化」と述べたほか、「12月の理事会ではあらゆる手段を検討」「12月に行動するということにほぼ疑いはない」と語り、次回会合での追加緩和を強く示唆した。これを受けてユーロを売る動きが加速し、一時1.1650ドルと9月28日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。市場では「月末を控えたロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローが入った」との指摘もあった。
欧州では新型コロナウイルス感染が再拡大し、ドイツやフランスが行動制限を再強化している。域内景気の先行きを懸念したユーロ売りも出やすかった。ドル円は3営業日ぶりに反発。終値は104.61円と前営業日NY終値(104.32円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。欧州市場では欧州株や時間外のダウ先物の下落を受けてリスク回避目的の円買い・ドル売りが先行し、一時104.03円と9月21日以来の安値を付けた。ただ、同日の安値104.00円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。7−9月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率33.1%増と予想の31.0%増を上回り、統計を開始した1947年以来最大の伸びを記録したこともドル買いを誘った。市場では「104.00円付近には本邦長期資金の買いやオプション絡みの買いが観測されている」「104.00円の下抜けに失敗したことでショートカバーが優勢となった」との声が聞かれた。
ラガルドECB総裁の会見後に対ユーロ中心にドル高が進むと円に対してもドル買いが活発化。米10年債利回りの上昇も相場の支援材料となり、アジア時間の高値104.50円を上抜けて一時104.73円まで上値を伸ばした。ユーロ円は4日続落。終値は122.12円と前営業日NY終値(122.54円)と比べて42銭程度のユーロ安水準。ユーロ圏景気の先行きを懸念したユーロ売りが出たほか、ECBによる追加緩和観測を背景にユーロ売りが広がり、23時前に一時121.90円と7月16日以来約3カ月半ぶりの安値を付けた。ただ、売り一巡後は122.00円を挟んだもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感がなくなった。
本日の参考レンジ
ドル円:104.03円 - 104.73円
ユーロドル:1.1650ドル - 1.1759ドル
ユーロ円:121.90円 - 122.88円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2020年10月30日(金)05時38分
大証ナイト終値23280円、通常取引終値比40円安
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2020年10月30日(金)04時55分
[通貨オプション]R/R、円コール買い後退
ドル・円オプション市場はまちまち。調整色が強まった。
リスクリバーサルでは円コールスプレッドが連日縮小。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いがさらに後退した
■変動率
・1カ月物8.58%⇒8.38%(08年10/24=31.044%)
・3カ月物7.67%⇒7.74%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物7.55%⇒7.57%(08年10/24=25.50%)
・1年物 7.57%⇒7.55%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物+1.52%⇒+1.45%(08年10/27=+10.90%)
・3カ月物+1.84%⇒+1.80%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+2.06%⇒+2.02%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+2.19%⇒+2.15%(08年10/27=+10.71%)Powered by フィスコ -
2020年10月30日(金)04時08分
10月29日のNY為替・原油概況
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円20銭から104円73銭まで上昇して引けた。
米7-9月期GDP速報値が予想以上の回復を示し過去最大の伸びを記録したほか、米週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少したため回復期待が強まった。さらに低調な7年債入札で米国債利回りが上昇しドル買いに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1717ドルから1.1650ドルまで下落して引けた。
新型コロナウイルスの再流行でドイツやフランスが規制を強化したことに加え、欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で市場の予想通り大規模緩和を据え置き、ラガルド総裁が12月の追加緩和を明確化したためユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は122円21銭から121円90銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2953ドルから1.2881ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.9120フランから0.9173フランまで上昇した。
29日のNY原油先物は続落。欧米で新型コロナウイルスの再流行で経済が2番底入りするとの懸念に需要鈍化懸念を受けた売りが加速した。
[経済指標]
・米・先週分新規失業保険申請件数:75.1万件(予想:77.0万件、前回:79.1万件←78.7万件)
・米・失業保険継続受給者数:775.6万人(予想:777.5万人、前回:846.5万人←837.3万人)
・米・7-9月期GDP速報値:前期比年率+33.1%(予想:+32.0%、4-6月期:-31.4%)
・米・7-9月期個人消費速報値:前期比年率+40.7%(予想:+38.9%、4-6月期:-33.2
%)
・米・9月中古住宅販売成約指数:前月比‐2.2%(予想:+2.9%、8月:+8.8%)Powered by フィスコ
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