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2022年05月17日(火)のFXニュース(2)
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2022年05月17日(火)08時06分
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い
17日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では129.01円とニューヨーク市場の終値(129.16円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。NY市場での上値の重さを引き継ぐ形で早朝のオセアニア市場では売りが先行し、一時128.96円まで値を下げた。もっとも、本邦勢の本格参入を前に一段と売り込む動きにはなっていない。
ユーロ円も小幅安。8時時点では134.64円とニューヨーク市場の終値(134.80円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれる形で134.52円まで下押ししている。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比20円高の26500円で引けている。
ユーロドルは8時時点では1.0436ドルとニューヨーク市場の終値(1.0434ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:128.96円 - 129.20円
ユーロドル:1.0429ドル - 1.0438ドル
ユーロ円:134.52円 - 134.84円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年05月17日(火)08時04分
ドル・円は主に129円を挟んだ水準で推移か、リスク選好的なドル買い拡大の可能性低い
16日のドル・円は、東京市場では129円64銭から128円70銭まで反落。欧米市場では129円62銭まで買われた後、128円99銭まで反落し、129円10銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に129円を挟んだ水準で推移か。世界経済の減速懸念は消えていないことから、リスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
16日発表された中国の4月鉱工業生産と4月小売売上高は、いずれも市場予想を下回る結果となった。新型コロナウイルスの感染流行を抑制するために厳しい行動制限が導入されており、個人消費は予想以上に落ち込んでいる。都市部における行動制限がすみやかに解除される可能性は低いことから、中国の4-6月期国内総生産(GDP)は前年同期比でマイナスとなる可能性がありそうだ。
中国経済の減速は欧州各国の経済情勢にも影響を与えるとの見方も出ている。欧米主導の対ロシア経済制裁によって欧州諸国はエネルギー供給不安に直面しており、経済的な打撃となっているが、市場関係者の間からは「中国経済の減速が続いた場合、欧州経済の景気後退入りは避けられない」との声が聞かれている。
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2022年05月17日(火)08時00分
東京為替見通し=ドル円はリスク回避で伸び悩み、豪ドルはRBA理事会議事要旨に注目
16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米10年債利回りが2.93%台まで上昇したことで129.62円付近まで上昇後、5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が▲11.6と予想を大幅に下回ったことで128.99円付近まで反落した。ユーロドルは独政局不安から1.0390ドル付近まで下落後、米10年債利回りが2.85%台まで低下したことで1.0443ドルまで反発した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、米国と中国の景気減速への警戒感やステーブルコインへの警戒感を受けたリスク回避で上値が重い展開が予想される。
10時30分に公表される5月豪準備銀行(RBA)理事会議事要旨では、明日18日に発表される1-3月期賃金指数、19日に発表される4月雇用統計を控えて、「賃金上昇の進展を注目している」との声明文を見極めることになる。5月3日のRBA理事会では、インフレ加速と労働市場の改善を受けて、市場予想を上回る0.25%の利上げ(0.10%→0.35%)を決定した。RBAの声明文では、インフレ率の上昇は主に世界的な要因によるものとの見方を示しながらも、国内での労働市場の逼迫などから広範囲にインフレ圧力が高まりつつあることが指摘された。RBAは完全雇用に向かう労働市場の進展と、インフレおよび賃上げの広がりを考慮し、コロナ禍に導入した超金融緩和策の一部を解除することが適切との判断を示した。そして、今後のインフレや労働市場の状況次第で、追加利上げの可能性を示唆しており、議事要旨では、利上げペースを見極めることになる。
先週9日に米連邦準備理事会(FRB)が「半期金融安定報告書」で、ステーブルコインの構造的な脆弱性により、取り付け騒ぎが発生するリスクがあると警告し、12日にはイエレン米財務長官が、米下院金融委員会で、テラTerraUSD(UST)急落はドルに連動するように設計された暗号資産(仮想通貨)の危険性を示している、と懸念を示した。
さらに、昨日は、ビルロワドガロー仏中銀総裁が、「仮想通貨を規制・監督せず、全ての管轄地域で一貫した適切な方法で相互に運用可能としなければ、国際金融システムに混乱を招きかねない。ステーブルコインは、名称にやや問題があり、リスク要因の一つになっている」と指摘した。また、パネッタECB専務理事も、「ステーブルコインは取り付け騒ぎが発生しやすい」との見方を示しており、今後は欧米金融当局による規制強化の可能性を見極めていくことになる。昨日は、中国4月の小売売上高と鉱工業生産が大幅に悪化していたことで、リスク回避のムードが高まった。
今年1月3日、国際情勢のリスク分析を手がける米コンサルタント会社「ユーラシア・グループ」は、2022年の世界の「10大リスク」に関する年次報告書を発表したが、1位は、「中国のゼロコロナ政策の失敗」、4位は「中国内政」が挙げられていた。中国が新型コロナの感染封じ込めを目指す「ゼロコロナ政策」に失敗し、世界経済や各国の政情が不安定化する事態が挙げられ、中国国内の消費の落ち込みやサプライチェーン(供給網)の混乱による悪影響が世界に波及し、経済不安、インフレの加速、格差拡大などに対する不満が、各地で政情不安を引き起こす恐れがあると警告していた。
ちなみに、5位は「ロシア」で、ウクライナ情勢を巡るプーチン大統領の次の一手に注目し、米露関係は極めて危険な緊張状態にあるとした。北大西洋条約機構(NATO)軍とロシア軍の戦艦や戦闘機の接近が頻発することで、偶発的・局地的な軍事衝突の可能性が警告されていた。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年05月17日(火)07時50分
NY市場動向(取引終了):ダウ26.76ドル高(速報)、原油先物3.59ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 32223.42 +26.76 +0.08% 32514.02 31928.18 17 13
*ナスダック 11662.79 -142.21 -1.20% 11804.59 11627.53 1387 2054
*S&P500 4008.01 -15.88 -0.39% 4046.46 3983.99 191 313
*SOX指数 2920.06 -50.31 -1.69%
*225先物 26480 大証比 +0 +0.00%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 129.08 -0.14 -0.11% 129.64 128.70
*ユーロ・ドル 1.0434 +0.0022 +0.21% 1.0443 1.0389
*ユーロ・円 134.68 +0.13 +0.10% 135.05 133.75
*ドル指数 104.23 -0.33 -0.32% 104.64 104.14【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 2.57 -0.01 2.61 2.54
*10年債利回り 2.88 -0.04 2.95 2.85
*30年債利回り 3.10 +0.02 3.11 3.04
*日米金利差 2.63 -0.29【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 114.08 +3.59 +3.25% 114.90 108.11
*金先物 1822.7 +14.5 +0.80% 1826.0 1785.0
*銅先物 420.7 +3.2 +0.77% 422.0 413.4
*CRB商品指数 315.59 +7.01 +2.27% 315.59 308.58【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 7464.80 +46.65 +0.63% 7464.80 7361.72 58 41
*独DAX 13964.38 -63.55 -0.45% 14043.10 13864.95 18 21
*仏CAC40 6347.77 -14.91 -0.23% 6369.05 6286.02 12 29Powered by フィスコ -
2022年05月17日(火)07時47分
世界各国通貨に対する円:対ドル0.10%高、対ユーロ0.08%安
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 129.09円 -0.13円 -0.10% 129.22円
*ユーロ・円 134.66円 +0.11円 +0.08% 134.55円
*ポンド・円 159.02円 +0.56円 +0.36% 158.45円
*スイス・円 128.77円 -0.22円 -0.17% 128.99円
*豪ドル・円 89.94円 +0.27円 +0.30% 89.67円
*NZドル・円 81.43円 +0.34円 +0.42% 81.09円
*カナダ・円 100.42円 +0.44円 +0.44% 99.98円
*南アランド・円 7.99円 -0.00円 -0.02% 7.99円
*メキシコペソ・円 6.45円 +0.02円 +0.26% 6.43円
*トルコリラ・円 8.30円 -0.04円 -0.46% 8.33円
*韓国ウォン・円 10.05円 -0.01円 -0.15% 10.07円
*台湾ドル・円 4.34円 +0.02円 +0.36% 4.33円
*シンガポールドル・円 92.75円 -0.01円 -0.01% 92.76円
*香港ドル・円 16.45円 -0.02円 -0.10% 16.46円
*ロシアルーブル・円 2.01円 +0.01円 +0.38% 2.00円
*ブラジルレアル・円 25.53円 -0.01円 -0.04% 25.54円
*タイバーツ・円 3.72円 -0.01円 -0.17% 3.73円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 +12.17% 131.35円 108.56円 115.08円
*ユーロ・円 +2.87% 140.00円 124.40円 130.90円
*ポンド・円 +2.10% 168.43円 148.47円 155.74円
*スイス・円 +2.10% 136.19円 117.54円 126.13円
*豪ドル・円 +7.47% 95.75円 77.90円 83.68円
*NZドル・円 +3.53% 87.35円 74.57円 78.65円
*カナダ・円 +10.26% 102.96円 84.67円 91.08円
*南アランド・円 +10.83% 8.81円 6.94円 7.21円
*メキシコペソ・円 +14.94% 6.50円 5.14円 5.61円
*トルコリラ・円 -3.00% 13.34円 6.17円 8.55円
*韓国ウォン・円 +3.91% 10.46円 9.21円 9.68円
*台湾ドル・円 +4.54% 4.44円 3.89円 4.15円
*シンガポールドル・円 +8.65% 94.61円 79.87円 85.37円
*香港ドル・円 +11.37% 16.73円 13.98円 14.77円
*ロシアルーブル・円 +31.06% 2.09円 0.68円 1.53円
*ブラジルレアル・円 +23.61% 27.84円 19.77円 20.65円
*タイバーツ・円 +7.30% 3.83円 3.26円 3.47円Powered by フィスコ -
2022年05月17日(火)07時42分
NY金先物は反発、ニューヨーク市場の終盤にかけて買いが強まる
COMEX金6月限終値:1814.00 ↑5.80
16日のNY金先物6月限は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比+5.80ドルの1814.00ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1785.00ドル-1826.00ドル。アジア市場で1785.00ドルまで売られたが、ロンドン市場で反転し、ニューヨーク市場の終盤にかけて買いが強まる展開となった。通常取引終了後の時間外取引で1826.00ドルまで上昇した。
・NY原油先物:続伸、需給ひっ迫を警戒した買いが入るNYMEX原油6月限終値:114.20 ↑3.71
16日のNY原油先物6月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+3.71ドルの114.20ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは108.11ドル-114.90ドル。中国経済指標の悪化を嫌ってアジア市場で108.11ドルまで下げたが、需給ひっ迫を警戒した買いが新たに入ったことで、ニューヨーク市場の取引終盤にかけて114.90ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では114ドルを挟んだ水準で推移。
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2022年05月17日(火)07時27分
円建てCME先物は16日の225先物比5円安の26475円で推移
円建てCME先物は16日の225先物比5円安の26475円で推移している。為替市場では、ドル・円は128円90銭台、ユーロ・円は134円50銭台。
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2022年05月17日(火)06時40分
本日のスケジュール
<国内>
09:00 野村ホールディングスが投資家向け説明会を開催
13:30 第3次産業活動指数(3月) 1.2% -1.3%
<海外>
10:30 タイ・GDP(1-3月) 1.3% 1.9%
15:00 英・失業率(4月) 4.3%
15:00 英・ILO失業率(3カ月)(3月) 3.8% 3.8%
15:30 印・卸売物価 14.99% 14.55%
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週) 1.33%
18:00 欧・ユーロ圏GDP改定値(1-3月) 5.0% 5.0%
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(5月) 0.37% 2.48%
21:30 米・小売売上高(4月) 1.0% 0.7%
22:15 米・鉱工業生産指数(4月) 0.4% 0.9%
22:15 米・設備稼働率(4月) 78.5% 78.3%
23:00 米・NAHB住宅市場指数(5月) 75 77
23:00 米・企業在庫(3月) 1.9% 1.5%ブ・経済活動(3月、21日までに) 0.60% 0.34%
ブ・融資残高(3月、21日までに) 4兆7110億レアル
ブ・経常収支(3月、21日までに) 7.00億ドル -24.14億ドル
ブ・海外直接投資(3月、21日までに) 60.76億ドル 118.43億ドル
米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催会議で講演
米・下院小委員会が未確認飛行物体(UFO)に関する公聴会
米・ペンシルベニア州などで議会予備選
米・セントルイス連銀総裁がオンライン会議で講演
米・フィラデルフィア連銀総裁が講演
米・クリーブランド連銀総裁がパネル討論会で冒頭挨
米・シカゴ連銀総裁が講演
独・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が講演
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注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2022年05月17日(火)06時15分
経済の成長減速の兆しもFRBは6月、7月FOMCでの50BP利上げへ
5月NY連銀製造業景気指数は‐11.6と、4月24.6から予想外に3月来のマイナスに落ち込んだ。重要な項目の新規受注や出荷がマイナスに落ち込んだことが響いた。NY連銀製造業景気指数は最新の地区連銀の製造業活動指数としては最も早く発表されるため、活動状況を探る上で先行指標として注目となる。
仕入、販売価格も4月から低下し6カ月平均も下回り、インフレがピークに達した兆候も見られる。
6カ月先の見通しは4月から低下も予想を上回った。ただ、雇用者数や週平均就業時間の見通しが予想以上に低下しており、労働市場のひっ迫が一段落した可能性も示唆された。
■5月NY連銀製造業景気指数
景気指数:−11.6(4月24.6)
新規受注:−8.8(25.1)
仕入価格:73.7(86.4、6カ月平均77.9)
販売価格:45.6(49.1、47.8)
出荷:−15.4(34.5、7.1)
入荷遅滞:20.2(21.8、23.5)
在庫水準7.9(13.6、12.4)
受注残2.6(17.3、13.1)
雇用者数:14.0(7.3、16.1)
週平均就業時間:11.9(10.0、9.8)6カ月先
景気指数:18(4月15.2、28.3)
新規受注:63.2(72.7、70.3)
仕入価格:63.2(72.7、6カ月平均70.3)
販売価格:45.6(55.5、55.6)
出荷:19.7(13.4、28.1)
入荷遅滞:-1.8(8.2、8.3)
在庫水準:-5.3(-4.5、6.4)
受注残:-2.6(-5.5、4.5)
雇用者数:22.2(25.8、27.2)
週平均就業時間:2.6(5.5、11.3)中国のロックダウンによるサプライチェーン混乱などが影響した可能性が懸念される。連邦準備制度理事会(FRB)の年内の引き締めペースも計画通りすすまない可能性もありドルの上値を抑制する。
中国経済指標でも、政府のゼロコロナ政策による都市封鎖の影響が現れ始めた。中国4月鉱工業生産は前年比‐2.9%と、予想外のマイナス。パンデミックが始まった20年3月の水準をさらに下回り、1990年1月以降で最低。小売売上高も前年比‐11.1%と、3月−3.5%に続き2カ月連続のマイナス。20年3月来で最低となった。今回のロックダウンの経済への打撃は20年より大きい模様で、警戒される。4月小売売上高で消費動向をさらに探る。
連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定で、パウエルFRB議長や副議長とともに影響力の大きいNY連銀のウィリアムズ総裁は、6月会合で50BPの利上げを予想していると言及。米国、世界経済の成長減速の兆候見られるものの、FRBは6月、7月に50BPの利上げを実施する軌道はほぼ確定のようだ。その後、9月会合までに、利上げ後の経済の動向を判断していくことになる可能性が強い。
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2022年05月17日(火)06時07分
大証ナイト終値26460 円、通常取引終値比20円安
大証ナイト終値26460 円、通常取引終値比20円安
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2022年05月17日(火)06時07分
ニューヨーク外国為替市場概況・16日 ユーロドル、続伸
16日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続伸。終値は1.0434ドルと前営業日NY終値(1.0412ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。15日投開票の独西部ノルトライン・ウェストファーレン州の州議会選挙では、ショルツ独首相が率いる与党・社会民主党(SPD)が大敗。独政局不安からユーロ売りが出やすい面もあり、一時1.0390ドル付近まで値を下げた。
ただ、アジア時間に付けた日通し安値1.0389ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米10年債利回りが2.85%台まで低下したことや、資源国通貨主導で進んだドル売りの流れに歩調を合わせ、一時1.0443ドルと日通し高値を更新した。ドル円は小反落。終値は129.16円と前営業日NY終値(129.22円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが2.93%台まで上昇したことを受けて、21時過ぎに一時129.62円付近まで買われる場面もあったが、アジア時間に付けた日通し高値129.64円手前で失速。5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が▲11.6と予想の17.0を大幅に下回ったことが分かると、一時128.99円付近まで下押しした。米10年債利回りが低下に転じたことも円買い・ドル売りを誘った。
ユーロ円は続伸。終値は134.80円と前営業日NY終値(134.55円)と比べて25銭程度のユーロ高水準。24時前に134.14円付近まで下押ししたものの、ユーロドルの持ち直しにつれた買いが入ると134.95円付近まで値を上げた。
産油国通貨は堅調だった。WTI原油先物相場が一時1バレル=114.90ドルと3月24日以来の高値を更新すると、産油国通貨であるカナダドルやメキシコペソに買いが入った。カナダドルは対米ドルで1.2837カナダドル、対円では100.69円まで上昇したほか、メキシコペソは対ドルで20.0208ペソ、対円で6.46円まで値を上げた。
本日の参考レンジ
ドル円:128.70円 - 129.64円
ユーロドル:1.0389ドル - 1.0443ドル
ユーロ円:133.75円 - 135.05円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年05月17日(火)05時46分
CSTOがモスクワで首脳会合を開催
ロシア主導の軍事同盟である集団安全保障条約機構(CSTO)は5月16日、モスクワで首脳会合を開催した。同条約の締結30周年を記念するサミットとされている。
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2022年05月17日(火)05時12分
【速報】米・3月対米証券投資のネット長期有価証券は+231億ドル
日本時間17日午前5時に発表された米・3月対米証券投資の長期有価証券(株式
スワップ等除く)は、+231億ドルとなった。【経済指標】
・米・3月対米証券投資収支・長期有価証券(株式スワップ等除く):+231億ドル(2月
:+1417億ドル)
・米・3月対米証券投資全体:+1492億ドル(2月:+1603億ドル←+1626億ドル)Powered by フィスコ -
2022年05月17日(火)05時00分
5月16日のNY為替・原油概況
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は129円62銭まで上昇後、128円99銭まで反落し、引けた。
朝方発表された米5月NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだほか、中国の製造業や小売りの悪化で米国経済や世界経済の成長減速懸念にリスク回避の円買いや、利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0434ドルへ上昇後、1.0390ドルまで反落し、引けた。
ビルロワ・ドガロー仏中銀総裁は「ECBの政策正常化、明確なコンセンサスが台頭」と発言し、ECBの利上げを織り込むユーロ買いと、欧州委員会経済予測で、ロシアガス停止なら欧州経済がゼロ成長に落ち込む可能性を警告したことを受けたユーロ売りに上値も限定的となった。ユーロ・円は135円05銭まで上昇後、134円13銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2235ドルへ下落後、1.2284ドルまで上昇した。
ドル・スイスは1.0065フランまで上昇後、1.0023フランまで反落した。
16日のNY原油先物は続伸。中国の都市封鎖が6月にも緩和され需要が再び増加するとの思惑やドイツのロシア産石油禁輸決定で、供給ひっ迫懸念を受けた買いが優勢となった。
[経済指標]
・米・5月NY連銀製造業景気指数:‐11.6(予想:15.0、4月:24.6)Powered by フィスコ -
2022年05月17日(火)04時04分
ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロ円、強含み
16日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は強含み。4時時点では134.74円と2時時点(134.52円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。ダウ平均が上げ幅を一時300ドル超まで広げたことを受けて全般リスクオンの円売りが進行し、134.95円までユーロ高・円安が進んだ。ただドル円が失速すると、134.70円台まで上値を切り下げている。
他、ポンド円が159.28円、豪ドル円は90.18円まで日通し高値を更新し、原油の大幅上昇も後押しにカナダドル円は100.69円まで上値を伸ばした。ユーロドルはじり高。4時時点では1.0437ドルと2時時点(1.0424ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。資源国通貨主導で進んだドル売りの流れに歩調を合わせ、1.0442ドルまで本日レンジの上限を広げた。
カナダドル(CAD)や豪ドルは、対ドルで1.2838CADと0.6980ドルまで資源国通貨高・ドル安を記録。また、ポンドドルが1.2323ドルまで日通し高値を更新している。ドル円は伸び悩み。4時時点では129.10円と2時時点(129.04円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。クロス円の上昇と共に3時30分前には129.40円まで反発した。しかしながらその後に強まったドル安の流れには抗えず、129.10円割れまで売り戻された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:128.70円 - 129.64円
ユーロドル:1.0389ドル - 1.0442ドル
ユーロ円:133.75円 - 135.05円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ
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