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2022年07月08日(金)のFXニュース(3)
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2022年07月08日(金)09時11分
ドル円 135.90円台でもみ合い、5月経常収支(基調済)が黒字幅減少
ドル円は135.97円前後でもみ合い、ユーロ円が138.27円付近で推移している。
なお9時前には本邦5月国際収支速報が発表された。貿易収支が-1兆9512億円と2兆円の赤字超えは逃れたが、7カ月連続の赤字。また、経常収支(季節調整済)が+82億円と予想+1549億円から黒字幅を減少させた。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年07月08日(金)08時54分
【速報】日・5月家計支出:前年比-0.5%で市場予想を下回る
8日発表の5月家計支出は、前年比-0.5%で市場予想の+2.1%を下回った。
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2022年07月08日(金)08時52分
【速報】日・5月経常収支:+1284億円で黒字幅は予想を下回る
8日発表の5月経常収支は、+1284億円で黒字幅は市場予想の1720億円程度を下回った。
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2022年07月08日(金)08時41分
ドル・円は主に136円を挟んだ水準で推移か、米長期金利続伸などを受けて円買い縮小の可能性も
7日のドル・円は、東京市場では135円55銭まで下げた後、136円18銭まで反発。欧米市場では136円22銭から135円57銭まで反落したが、136円00銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に136円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の続伸や株高を意識してリスク回避的な円買いは縮小する可能性がある。
8日に発表される6月米雇用統計は、インフレ見通しなどに影響を与える可能性があるため、有力な売買材料になりそうだ。6月非農業部門雇用者数は前月比+26.8万人程度、平均時給は前年比+5.0%程度と予想されている。非農業部門雇用者数は5月実績を下回る見込みだが、市場予想とおおむね一致した場合はドル売り材料にならないとの声が聞かれている。
ただし、平均時給の伸びが市場予想を下回った場合、米長期金利は低下する可能性があるため、ドル売り材料となりうる。なお、6月雇用統計の数字は7月開催のFOMC会合に大きな影響を及ぼすものではないとみられるが、平均時給の上昇率が大幅に低下した場合、一部の市場参加者は「FOMC声明などに反映される可能性はある」と指摘している。
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2022年07月08日(金)08時03分
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き
8日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では135.99円とニューヨーク市場の終値(136.01円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。前日終値付近での小動きとなった。本日は週末の実質5・10日(ゴトー日)とあって、仲値に向けた本邦実需勢の動向に注意しておきたい。
ユーロ円はもみ合い。8時時点では138.25円とニューヨーク市場の終値(138.17円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。138.20円台でのもみ合いとなっており、本邦勢の本格参入を待つ状態だ。
ユーロドルは8時時点では1.0165ドルとニューヨーク市場の終値(1.0160ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.0160ドル台で方向感がない。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.98円 - 136.06円
ユーロドル:1.0160ドル - 1.0167ドル
ユーロ円:138.18円 - 138.29円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年07月08日(金)08時00分
東京為替見通し=リスクオンの流れを引き継いだ動きに、中国の景気支援も支えとなるか
海外市場でドル円は再び135円半ばで支えられて136円台まで持ち直した。米金利の上昇が支えとなった。ユーロドルは1.0144ドルまで売られ、この日も2002年12月以来の安値を更新した。ジョンソン英首相の辞任表明を受けて、ポンドは対ユーロで0.8445ポンドまでポンド高が進行した。ユーロ円は139.07円を頭に伸び悩んだ。
本日の東京為替市場では、ニューヨーク市場のリスクオンの流れを引き継ぎ、リスクに敏感なオセアニア通貨などを中心に底堅い展開が予想される。ドル円も、本邦輸出企業のドル売り以外は弱気な材料は足もとでは見当たらず、下値が堅いまま6月米雇用統計を待つことになりそうだ。
豪ドル円は今月に入り、連日91円台に突っ込んでは跳ね返されている。薄くはあるが日足一目均衡表・雲や上昇中の90日移動平均線がテクニカル的に支持水準として機能している形だ。昨日も92円割れから93円前半まで反発した。
昨日発表された5月豪貿易収支が159.65豪ドルの黒字と過去最大の黒字幅を記録し、豪ドルにとっては好材料。一昨日から昨日にかけての株式市場を見る限り、世界経済の停滞懸念がひとまず薄まっている感じだ。また、商品市場も持ち直したことを考えると、足もとでの豪ドル需要は強まってもおかしくないか。
中国政府が本格的な景気支援に動き出したことも、同国との貿易関係が深い豪州の通貨にとってはポジティブ要因。一部通信社によれば、中国財務省は今年下期に1兆5000億元相当の特別債の発行を地方政府に許可することを検討中のようだ。
ドル円は週末を控えた実質ゴトー日(5・10日)ということもあり、東京仲値に向けたフローにまずは注目。今週5日は仲値にかけてドル買い優勢となった。ただ、ここ数日は仲値終了後にドル売り円買いが持ち込まれてはいる。
なお、8時30分に発表される本邦5月国際収支速報で貿易収支は2兆円超えの赤字予想。7カ月連続の赤字が確実視され、予想通りの数値であれば直近最大の赤字幅だった1兆6042億から更に赤字が拡大することになる。
本日のビッグイベントは、やはり日本時間21時30分に発表される6月米雇用統計(予想:非農業部門雇用者数変化26.8万人/失業率3.6%)だろう。2022年1-5月・非農業部門雇用者数(初回修正値)の1カ月平均は49.7万人増。今回は大きく下回ることが予想されている。また、前回からの下振れも2カ月連続だ。
米6月失業率は強い結果が見込まれており、今のところ労働市場のタイト感は変わらないのだろう。ただ雇用者数に弱気のサインが出るようならば、先週高まったリセッションへの警戒感が再び意識されるのではないか。
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2022年07月08日(金)07時54分
NY市場動向(取引終了):ダウ346.87ドル高(速報)、原油先物3.76ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 31384.55 +346.87 +1.12% 31421.84 31154.64 24 6
*ナスダック 11621.35 +259.50 +2.28% 11644.47 11412.88 2675 781
*S&P500 3902.62 +57.54 +1.50% 3910.63 3858.85 396 106
*SOX指数 2605.89 +111.78 +4.48%
*225先物 26620 大証比 +130 +0.49%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 136.00 +0.05 +0.04% 136.22 135.55
*ユーロ・ドル 1.0158 -0.0024 -0.24% 1.0221 1.0144
*ユーロ・円 138.14 -0.29 -0.21% 139.07 137.99
*ドル指数 107.09 -0.01 -0.01% 107.24 106.71【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 3.02 +0.02 3.06 2.95
*10年債利回り 3.00 +0.07 3.01 2.89
*30年債利回り 3.18 +0.06 3.20 3.09
*日米金利差 2.75 -0.18【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 102.29 +3.76 +3.82% 104.48 96.57
*金先物 1739.6 +3.1 +0.18% 1748.2 1734.7
*銅先物 354.4 +13.6 +3.98% 358.0 339.7
*CRB商品指数 285.08 +8.95 +3.24% 285.08 276.13【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 7189.08 +81.31 +1.14% 7213.05 7107.77 76 24
*独DAX 12843.22 +248.70 +1.97% 12867.71 12693.65 34 6
*仏CAC40 6006.70 +94.32 +1.60% 6024.31 5967.98 34 6Powered by フィスコ -
2022年07月08日(金)07時53分
世界各国通貨に対する円:対ドル0.04%安、対ユーロ0.19%高
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 136.00円 +0.05円 +0.04% 135.95円
*ユーロ・円 138.17円 -0.26円 -0.19% 138.43円
*ポンド・円 163.50円 +1.37円 +0.84% 162.13円
*スイス・円 139.62円 -0.41円 -0.29% 140.02円
*豪ドル・円 93.03円 +0.86円 +0.94% 92.17円
*NZドル・円 84.00円 +0.43円 +0.52% 83.56円
*カナダ・円 104.84円 +0.67円 +0.64% 104.17円
*南アランド・円 8.14円 +0.03円 +0.43% 8.10円
*メキシコペソ・円 6.63円 +0.05円 +0.76% 6.58円
*トルコリラ・円 7.86円 -0.02円 -0.31% 7.89円
*韓国ウォン・円 10.46円 +0.06円 +0.58% 10.40円
*台湾ドル・円 4.56円 +0.03円 +0.59% 4.53円
*シンガポールドル・円 97.08円 +0.37円 +0.38% 96.72円
*香港ドル・円 17.33円 +0.01円 +0.04% 17.32円
*ロシアルーブル・円 2.12円 -0.05円 -2.29% 2.17円
*ブラジルレアル・円 25.43円 +0.39円 +1.55% 25.04円
*タイバーツ・円 3.77円 +0.02円 +0.56% 3.75円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 +18.18% 137.00円 108.72円 115.08円
*ユーロ・円 +5.55% 144.28円 124.40円 130.90円
*ポンド・円 +4.98% 168.73円 148.47円 155.74円
*スイス・円 +10.70% 143.76円 117.54円 126.13円
*豪ドル・円 +11.17% 96.88円 77.90円 83.68円
*NZドル・円 +6.80% 87.35円 74.57円 78.65円
*カナダ・円 +15.11% 107.21円 84.67円 91.08円
*南アランド・円 +12.81% 8.81円 6.94円 7.21円
*メキシコペソ・円 +18.24% 6.87円 5.14円 5.61円
*トルコリラ・円 -8.05% 13.34円 6.17円 8.55円
*韓国ウォン・円 +8.13% 10.73円 9.21円 9.68円
*台湾ドル・円 +9.84% 4.61円 3.89円 4.15円
*シンガポールドル・円 +13.73% 98.65円 79.87円 85.37円
*香港ドル・円 +17.37% 17.45円 13.98円 14.77円
*ロシアルーブル・円 +38.30% 2.67円 0.68円 1.53円
*ブラジルレアル・円 +23.12% 27.84円 19.77円 20.65円
*タイバーツ・円 +8.85% 3.90円 3.26円 3.47円Powered by フィスコ -
2022年07月08日(金)07時49分
NY金先物は小幅高、自律反発狙いの買いが入る
COMEX金8月限終値:1739.70 ↑3.20
7日のNY金先物8月限は小幅高。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比+3.20ドル(+0.18%)の1739.70ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1734.70ドル-1748.20ドル。アジア市場で1734.70ドルまで売られた後、ニューヨーク市場の中盤にかけて自律反発を期待した買いが入ったことで1748.20ドルまで戻したが、米長期金利の上昇や株高を受けて上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では、おおむね1740ドルを下回る水準で推移。
・NY原油先物:大幅反発、供給不安は解消されずNYMEX原油8月限終値:102.73 ↑4.20
7日のNY原油先物8月限は大幅反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+4.20ドル(+4.26%)の102.73ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは96.57ドル-104.48ドル。アジア市場で96.57ドルまで反落したが、供給不足の不安は解消されていないことや自律反発狙いの買いが入ったことによって、ニューヨーク市場で一時104.48ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では主に102ドル台で推移した。
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2022年07月08日(金)07時26分
円建てCME先物は7日の225先物比135円高の26625円で推移
円建てCME先物は7日の225先物比135円高の26625円で推移している。為替市場では、ドル・円は136円00銭台、ユーロ・円は138円20銭台。
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2022年07月08日(金)06時40分
本日のスケジュール
<国内>
08:30 家計支出(5月) 2.1% -1.7%
08:50 国際収支(経常収支)(5月) 2529億円 5011億円
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(6月) 0.7%
08:50 貸出動向 銀行計(6月) 0.9%
13:30 倒産件数(6月) 11.01%
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(6月) 55.0 54.0
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(6月) 52.7 52.5INTLOOPが東証グロースに新規上場(公開価格:3500円)
<海外>
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(6月) 0.65% 0.47%
21:30 米・非農業部門雇用者数(6月) 25.0万人 39.0万人
21:30 米・失業率(6月) 3.6% 3.6%
21:30 米・平均時給(6月) 5.1% 5.2%
21:30 加・失業率(6月) 5.1% 5.1%
22:00 ブ・自動車販売台数(6月) 187064台
23:00 米・卸売在庫(5月) 2.0%
28:00 米・消費者信用残高(5月) 300.00億ドル 380.69億ドル米・ニューヨーク連銀総裁が講演(プエルトリコ)
欧・ラガルドECB総裁が講演
欧・ECBが気候変動リスクのストレステスト(健全性審査)の結果公表
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注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2022年07月08日(金)06時27分
NYマーケットダイジェスト・7日 株高・原油高・ポンド高・ユーロ安
(7日終値)
ドル・円相場:1ドル=136.01円(前営業日比△0.06円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=138.17円(▲0.26円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0160ドル(▲0.0022ドル)
ダウ工業株30種平均:31384.55ドル(△346.87ドル)
ナスダック総合株価指数:11621.35(△259.50)
10年物米国債利回り:2.99%(△0.06%)
WTI原油先物8月限:1バレル=102.73ドル(△4.20ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=1739.7ドル(△3.2ドル)※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月米企業の人員削減数(前年比) 58.8% ▲15.8%
5月米貿易収支 855億ドルの赤字 867億ドルの赤字・改
前週分の米新規失業保険申請件数 23.5万件 23.1万件※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは3日続落。ロシア産天然ガス供給への不透明感が高まる中、天然ガス価格が上昇すると、エネルギー高が欧州の景気を一段と冷え込ませるとの警戒感が高まった。インフレ高進と欧州中央銀行(ECB)の金融引き締めによるユーロ圏景気の減速懸念から、本日もユーロ売りが出やすい地合いとなった。
米10年債利回りが約1週ぶりに3%台に上昇したことも相場の重しとなり、一時1.0144ドルと2002年12月以来およそ19年半ぶりの安値を更新した。・ユーロポンドはユーロ安とポンド高が進んだ影響で、一時0.8445ポンドと5月23日以来の安値を更新した。ジョンソン英首相が辞任の意向を示したと伝わり、政治的な不確実性の後退を好感したポンド買いが優勢となった。
英国では今週に入り、財務相や保健相がジョンソン氏の方針や政治手法を批判して辞任。これをきっかけに2日間で保守党議員およそ50人が政務官など政府のポストから辞任する異例の事態となっていた。市場ではジョンソン氏辞任で中期的に政治が安定するとの期待が広がった。・ドル円は小幅ながら4日続伸。21時過ぎに一時135.57円付近まで下押ししたものの、アジア時間に付けた日通し安値135.55円が目先サポートとして意識されると買い戻しが進んだ。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出て、4時前には136.11円付近まで上げた。市場では「前日NY時間高値からの下押しレベルが135.53円。135円台半ばが意識されている」との声が聞かれた。もっとも、ユーロやポンド絡みの取引が中心となったため、ドル円自体は大きな方向感が出なかった。
なお、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「インフレは高すぎる。下がっているようには見えない」「インフレを抑える必要がある」と述べたうえで、「7月の会合で0.75%、9月にはおそらく0.50%の利上げを実施するだろう」との考えを示した。・ユーロ円は3日続落。原油や天然ガスなどの上昇で、エネルギー高騰によるユーロ圏経済への悪影響を懸念したユーロ売りが出た。2時30分前には一時137.99円と日通し安値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。ジョンソン英首相の辞任表明を受けて、英政治安定への期待から英株中心に欧州株相場が上昇。米株にも買いが波及した。WTI原油先物価格の上昇でシェブロンが買われたほか、資源高が業績の追い風となるキャタピラーに買いが集まった。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株も値上がりした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸した。・米国債券相場で長期ゾーンは続落。米国株相場の上昇を背景に、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。足もとで相場上昇が続いていただけに持ち高調整目的の売りも出やすかった。
・原油先物相場は3日ぶりに反発。ロシアとカザフスタンを結ぶパイプラインが30日間の操業停止となったこともあり、3日ぶりに原油先物価格は反発した。もっとも、本日発表された米エネルギー省(EIA)在庫統計で、原油が大幅に積み増しになったことが判明すると、上値が重くなる場面もあった。
・金先物相場は8日ぶりに反発。連日下落していたことで買い戻しが優勢となり、8日ぶりに反発した。もっとも、引けにかけて米金利の上昇の勢いが増し、ユーロドルが2002年12月以来のドル高水準となったことで、ドルで取引される金先物は割高感から上げ幅を大幅に縮小して引けた。
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2022年07月08日(金)06時05分
ニューヨーク外国為替市場概況・7日 ユーロドル、3日続落
7日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは3日続落。終値は1.0160ドルと前営業日NY終値(1.0182ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ安水準だった。ロシア産天然ガス供給への不透明感が高まる中、天然ガス価格が上昇すると、エネルギー高が欧州の景気を一段と冷え込ませるとの警戒感が高まった。インフレ高進と欧州中央銀行(ECB)の金融引き締めによるユーロ圏景気の減速懸念から、本日もユーロ売りが出やすい地合いとなった。
米10年債利回りが約1週ぶりに3%台に上昇したことも相場の重しとなり、一時1.0144ドルと2002年12月以来およそ19年半ぶりの安値を更新した。ユーロポンドはユーロ安とポンド高が進んだ影響で、一時0.8445ポンドと5月23日以来の安値を更新した。ジョンソン英首相が辞任の意向を示したと伝わり、政治的な不確実性の後退を好感したポンド買いが優勢となった。
英国では今週に入り、財務相や保健相がジョンソン氏の方針や政治手法を批判して辞任。これをきっかけに2日間で保守党議員およそ50人が政務官など政府のポストから辞任する異例の事態となっていた。市場ではジョンソン氏辞任で中期的に政治が安定するとの期待が広がった。ドル円は小幅ながら4日続伸。終値は136.01円と前営業日NY終値(135.95円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。21時過ぎに一時135.57円付近まで下押ししたものの、アジア時間に付けた日通し安値135.55円が目先サポートとして意識されると買い戻しが進んだ。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出て、4時前には136.11円付近まで上げた。市場では「前日NY時間高値からの下押しレベルが135.53円。135円台半ばが意識されている」との声が聞かれた。もっとも、ユーロやポンド絡みの取引が中心となったため、ドル円自体は大きな方向感が出なかった。
なお、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「インフレは高すぎる。下がっているようには見えない」「インフレを抑える必要がある」と述べたうえで、「7月の会合で0.75%、9月にはおそらく0.50%の利上げを実施するだろう」との考えを示した。ユーロ円は3日続落。終値は138.17円と前営業日NY終値(138.43円)と比べて26銭程度のユーロ安水準。原油や天然ガスなどの上昇で、エネルギー高騰によるユーロ圏経済への悪影響を懸念したユーロ売りが出た。2時30分前には一時137.99円と日通し安値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:135.55円 - 136.22円
ユーロドル:1.0144ドル - 1.0221ドル
ユーロ円:137.99円 - 139.07円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年07月08日(金)05時48分
大証ナイト終値26620 円、通常取引終値比130円高
大証ナイト終値26620 円、通常取引終値比130円高
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2022年07月08日(金)05時06分
米労働市場、減速の兆しもFRBは利上げ軌道修正なしか
米労働省が発表する最新6月雇用統計の先行指標は軒並み労働市場の減速を示した。
最新の先週分新規失業保険申請件数は予想外に前回から増加し、6カ月ぶり高水準で推移。NY連銀製造業景況指数の週平均就業時間は現況で6カ月平均を大きく下回り、6カ月先の指数はマイナスに落ち込んだ。全米製造業活動を示すISM製造業景況指数雇用は47.31と予想外に2カ月連続で50を割り込み活動の縮小を示した。
米国経済の7割を消費が占めるため注目のISM非製造業景況指数の雇用も47.4と再び50を割り込んだ。このため、雇用統計で雇用の伸びも抑制される可能性がある。
ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は6月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の中で、雇用は依然強いとの見方を再確認。失業率が上昇したとしても、歴史的には依然低い水準にとどまると見ている。同時に、FRBの引き締めが成長を弱め、成長見通しも下方に傾斜したことも認識しているうえで、高インフレの抑制が最優先課題であることを再確認した。このため、FRBが計画している引き締めの軌道が大きく変更される可能性は少ないと思われる。
■6月雇用統計の先行指標
・ISM製造業景況指数雇用:47.31(49.6)
・ISM非製造業景況指数雇用:47.4(50.2)・NY連銀製造業景況指数:
雇用(現状):+19.0(5月14.0、6カ月平均+15.7)
週平均就業時間:+6.4(+11.9、6カ月平均+8.8)6か月先
雇用:+25.2(22.2、6カ月平均25.9)
週平均就業時間:-5.1(2.6、6カ月平均+7.9)・フィラデルフィア連銀製造業景況指数
雇用(現状):28.1(25.5、6カ月平均32.1)
週平均就業時間:11.8(16.1、15.1)6か月先
雇用:10.5(29.2、6か月平均32.4)
週平均就業時間:6.4(11.7、6か月平均6.9)・消費者信頼感指数(%)
雇用
十分51.3(51.9)
不十分37.1(35.7)
困難11.6(12.4)
6カ月後
増加16.3(17.5)
減少22.0(19.5)
不変61.7(63.0)所得6カ月後
増加15.9(17.9)
減少15.2(14.5)
不変68.9(67.6)・失業保険申請件数
件数 前週比 4週平均 継続受給者数
07/02/22| 235,000| 4,000| 232,500| n/a |n/a
06/25/22| 231,000| -2,000| 231,750| 1,375,000|
06/18/22| 233,000| 2,000| 224,500| 1,324,000|
06/11/22| 231,000| -1,000| 219,000| 1,331,000|
06/04/22| 232,000| 30,000| 215,750| 1,310,000|
05/28/22| 202,000| -9,000| 207,000| 1,309,000|
05/21/22| 211,000| -7,000| 207,000| 1,306,000|
05/14/22| 218,000| 21,000| 199,500| 1,343,000|
05/07/22| 197,000| -5,000| 191,250| 1,315,000|■市場エコノミスト予想
失業率:3.6%(5月3.6%)
非農業部門雇用者数:前月比+26.5万人(5月+39 万人)
民間部門雇用者数:前月比+23.5万人(+33.3万人)
平均時給:予想:前月比+0.3%、前年比+5.0%(+0.3%、+5.2%)Powered by フィスコ
2024年11月23日(土)の最新FX・為替ニュース
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