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2023年03月10日(金)のFXニュース(6)

  • 2023年03月10日(金)18時13分
    来週のNZドル「底堅い展開か、大幅利上げ観測継続が下支え」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円は底堅い展開か。NZ準備銀行(中央銀行)は、コアインフレが引き続き高すぎるためさらなる引き締めが必要としており、大幅利上げ観測の継続がNZドルの下支えとなる。10-12月期国内総生産(GDP)の発表では3期連続のプラス成長が期待されるが、中銀は今年4-6月期からの景気後退入り見通しを維持しており、NZドル買いにつながりにくい面がある。中国の2月小売売上高や2月鉱工業生産の発表も材料視される。引き続き欧米や中国の経済・インフレなどをめぐる株価や資源価格動向も見極めへ。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・15日:10-12月期経常収支(7-9月期:-102.05億NZドル)
    ・15日:10-12月期GDP(7-9月期:前年比+6.4%)
    ・予想レンジ:81円75銭-84円25銭

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  • 2023年03月10日(金)18時11分
    来週の豪ドル「弱含みか、利上げ停止時期めぐり雇用統計の発表に注目」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)は理事会で政策金利を0.25ポイント引き上げたが(3.60%へ)、声明でこれまでの「さらなる利上げが必要」を「さらなる金融引き締めが必要」に修正し、インフレはすでにピークに達したとの見方を示した。また、ロウ総裁はその後の講演で「利上げ停止に適切な地点により近づいた」と述べており、豪ドル売りに振れやすい展開が続くとみられる。総裁が「どの時点で停止が適切になるかはデータ次第」としているなかで、2月雇用統計の発表が大いに注目されそうだ。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・16日:2月雇用統計(1月:失業率3.7%、雇用者数増減-1.15万人)
    ・予想レンジ:88円00銭-92円00銭

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  • 2023年03月10日(金)18時09分
    来週のユーロ「下げ渋りか、ECBは利上げ継続の可能性」

    [ユーロ]
    「底堅い値動きか、一段の金融引き締めの可能性残る」
     来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。3月16日開催の欧州中央銀行(ECB)理事会は0.50ポイントの追加利上げが予想され、一段の引き締めを期待したユーロ買いが先行しそうだ。域内経済は想定ほど悪化しないとの見方もユーロを支える。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は引き締め加速が観測されるものの、来週発表の経済指標が市場予想と一致した場合、ユーロ売り・米ドル買いがただちに拡大する可能性低いとみられる。
    ・予想レンジ:1.0450ドル-1.0680ドル


    「下げ渋りか、ECBは利上げ継続の可能性」
     来週のユーロ・円は下底堅い値動きか。欧州中央銀行(ECB)は3月16日開催の理事会で0.50ポイントの追加利上げを決定する公算で、さらに引き締めを進めるとの姿勢を打ち出せばユーロ買いは継続しよう。一方、日本銀行新体制の政策方針が注目される。当面は大規模緩和の黒田路線を受け継ぐとの見方から、円売り・ユーロ買いを支える展開に。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・16日:欧州中央銀行理事会(0.5ポイントの利上げ予想)
    ・予想レンジ:143円50銭-146円50銭

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  • 2023年03月10日(金)18時03分
    来週のドル・円「下げ渋りか、米引き締め長期化観測でドル高継続も」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は下げ渋りか。米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速への思惑から、ドルは売りづらい展開となりそうだ。ただ、インフレ高止まりや金利高の影響で先行き不透明感が広がりやすく、過度なドル買いは抑制されるとみられる。パウエルFRB議長は3月7-8日、半期に1度の議会証言に臨み、足元で発表された米国の力強い経済指標に言及。そのうえで、「利上げペースを加速させる用意がある」と言明した。想定通りのタカ派姿勢を受け、金利先高観によるドル買い地合いが強まっている。

     FRBは前回2月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を0.25%に縮小したばかりだが、3月21-22日開催の会合では0.50%に戻す可能性が高まった。政策判断の手がかりとして、14日の消費者物価指数(CPI)がより重要視されよう。14日発表の米1月消費者物価指数(CPI)は前回の伸びを下回る見通し。最近の物価関連統計は予想を上回るケースが目立っており、CPIが予想を上回ればインフレ鎮静化の見方は後退し、ドル買い要因となろう。15日の小売売上高は伸びが鈍化する見通し。米国債市場で10年債と2年債の利回りが逆転する「逆イールド」が示されている。インフレや金利高の影響でリセッションへの懸念が強まるなか、消費の減退が顕著になれば金利安・ドル安の要因になりやすい。

    【米・2月消費者物価指数(CPI)】(14日発表予定)
     14日発表の2月消費者物価コア指数(CPI)は+5.4%(同+5.6%)と予想され、昨年秋以降は連続で伸びの鈍化が続く。ただ、予想を上回ればインフレ鎮静化の見方は後退し、ドル買い要因となろう。

    【米・2月小売売上高】(15日発表予定)
     15日発表の米2月小売売上高は前月比+0.2%と、前回+3.0%から伸びは鈍化する見通し。インフレや金利高の影響でリセッションへの懸念が強まるなか、消費の減退が顕著になれば金利安・ドル安の要因になりやすい。

    ・予想レンジ:134円00銭-139円00銭

    ・3月13日-17日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

    ○(米)2月消費者物価コア指数 14日(火)午後9時30分発表予定
    ・予想は前年比+5.4%
     参考となる1月実績は前年比+5.6%。外食、中古車、新車の伸び率が鈍化したが、住居費の伸び率は高止まり。2月については財の伸び率は鈍化が予想されているが、サービスの伸び率は高止まりが予想されており、コアインフレ率は5%超となる可能性が高い。

    ○(米) 2月小売売上高 15日(水)午後9時30分発表予定
    ・予想は、前月比+0.2%
     参考となる1月実績は+3.0%の高い伸びを記録。自動車・同部品、フードサービスが高い伸びを記録。社会保障費の調整増などが要因。2月については1月に増加した反動で小幅な伸びにとどまる見込み。

    ○(日)2月貿易収支 16日(木)午前8時50分発表予定
    ・予想は、-1兆2353億円
     参考となる2月上中旬分の貿易統計では輸入額の伸びが輸出額を上回っており、赤字額は前年同期比+68.6%。昨年2月の貿易収支は-6772億円だったが、今年は1兆円を超える赤字額となる見込み。

    ○(欧)欧州中央銀行(ECB)理事会 16日(木)午後10時15分結果発表予定
    ・予想は、0.5ポイントの利上げ
     ラガルド総裁は前回の理事会後の会見で3月も0.5ポイントの利上げを行う可能性が高いこと示唆した。3月以降についてはデータ次第とされており、政策金利について明確なガイダンスを提示しない方針となっているが、ユーロ圏のインフレ率は高止まりの状態が続いており、5月の理事会でも追加利上げが決定される可能性がある。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・14日(火):(英)2月失業率
    ・15日(水):(中)2月鉱工業生産、(中)2月小売売上高
    ・16日(木):(米)2月住宅着工件数
    ・17日(金):(米)3月ミシガン大学消費者信頼感指数

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  • 2023年03月10日(金)18時02分
    東京為替概況:ドル・円は伸び悩み、米雇用統計にらみ

     10日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、朝方に135円79銭まで下落。ただ、日銀が金融政策決定会合で緩和政策の維持を決定すると、円安で136円97銭まで切り返した。その後は米雇用統計をにらみ上げ渋る展開に。

    ・ユーロ・円は143円86銭から144円99銭まで上昇。
    ・ユーロ・ドルは1.0579ドルから1.0606ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円136円20-30銭、ユーロ・円144円30-40銭
    ・日経平均株価:始値28,385.29円、高値28,424.24円、安値28,118.74円、終値28,143.97円(前日比479.18円安)

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  • 2023年03月10日(金)17時24分
    ドル円、さえない 136.10円付近まで下押し

     ドル円はさえない。137円手前で上値の重さを確認すると、時間外の米10年債利回りが2月16日以来の3.80%割れ水準まで低下した影響もあり、136.10円付近まで下押しした。また、ユーロドルも1.0575ドルの本日安値まで下落。独10年物連邦債利回りが前営業日比0.167%低い2.476%前後まで低下するなど、米長期金利を上回る低下幅となっていることもあり、欧米金利差拡大を意識した売りに押された。

  • 2023年03月10日(金)17時18分
    ドル・円は伸び悩み、米雇用統計にらみ

     10日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、朝方に135円79銭まで下落。ただ、日銀が金融政策決定会合で緩和政策の維持を決定すると、円安で136円97銭まで切り返した。その後は米雇用統計をにらみ上げ渋る展開に。

    ・ユーロ・円は143円86銭から144円99銭まで上昇。
    ・ユーロ・ドルは1.0579ドルから1.0606ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円136円20-30銭、ユーロ・円144円30-40銭
    ・日経平均株価:始値28,385.29円、高値28,424.24円、安値28,118.74円、終値28,143.97円(前日比479.18円安)

    【金融政策】
    (1)イールドカーブ・コントロール(全員一致)
    ・金融市場調節方針
    短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に-0.1%のマイナス金利を適用。
    長期金利:10 年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行う。
    ・長短金利操作の運用
    長期金利の変動幅をプラスマイナス0.5%程度とし、10年物国債金利について0.50%の利回りで指し値オペを、明らかに応札が見込まれない場合を除き毎営業日実施。上記の金融市場調節方針と整合的なイールドカーブの形成を促すため大規模な国債買入れを継続するとともに、各年限において機動的に買い入れ額の増額や指し値オペを実施する。
    (2)資産買入れ方針(全員一致)
    ・ETFおよびJ-REITについて、それぞれ年間約12兆円、年間約1800億円に相当する残高増加ペースを上限に必要に応じて買入れを行う。
    ・CPなどは2兆円の残高を維持。社債などは感染症拡大前の同程度のペースで買入れを行い、買入れ残高を感染症拡大前の水準(約3兆円)へと徐々に戻す。ただし、社債などの買入れ残高の調整は、社債の発行環境に十分配慮して進めることとする。

    【要人発言】
    ・日銀(声明)
    「金融・為替市場の動向や物価への影響を十分に注視」
    「コアCPI、価格転嫁の影響減衰などで来年度半ばにかけてプラス幅縮小へ」
    「需給ギャップ改善や中長期的な予想物価上昇率・賃金上昇率の高まりでプラス幅は再び緩やかに拡大も」
    「予想物価上昇率、上昇している」
    ・黒田日銀総裁
    「大規模金融緩和、政府対策も相まって経済や物価の押し上げ効果を発揮」
    「服採用に対処しつつ持続的・効果的に金融緩和を実施してきた」
    「植田次期総裁、物価安定と金融システム安定化へ手腕発揮すると期待」
    「イールドカーブ、1月以降スムーズになっているが、歪み解消には至っていない」
    「新たな運営方針で金利形成が定着するにはある程度の時間を要する」
    「金融政策の副作用が累積。大きくなっているとは思っていない」

    【経済指標】
    ・日・1月家計支出:前年比-0.3%(予想:-0.1%、12月:-1.3%)
    ・日・2月国内企業物価指数:前年比+8.2%(予想:+8.4%、1月:+9.5%)
    ・英・1月鉱工業生産:前月比-0.3%(予想:0.0%、12月:+0.3%)
    ・英・1月貿易収支:-178.55億ポンド(予想:-175.00億ポンド、12月:-192.71億ポンド)
    ・独・2月消費者物価指数改定値:前年比+8.7%(予想:+8.7%、速報値:+8.7%)

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  • 2023年03月10日(金)17時17分
    ハンセン指数取引終了、3.04%安の19319.92(前日比-605.82)

    香港・ハンセン指数は、3.04%安の19319.92(前日比-605.82)で取引を終えた。
    17時16分現在、ドル円は136.19円付近。

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  • 2023年03月10日(金)17時05分
    東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上値重い

     10日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。17時時点では136.38円と15時時点(136.63円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。黒田日銀総裁は記者会見で「必要あれば躊躇なく追加緩和」「消費者物価は来年度半ばにかけてプラス幅を縮小へ」「出口戦略、論じるのは時期尚早」などの見解を示した。日銀総裁が会見でも緩和姿勢を維持したことを受け、15時30分過ぎには136.86円付近まで上昇。もっとも、本日の高値136.97円の上抜けに失敗すると、その後はややドル売りが強まった影響もあって136.30円台まで上値を切り下げた。

     ユーロドルは小高い。17時時点では1.0595ドルと15時時点(1.0586ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。アジア時間に米金利が大幅低下したことをながめ、欧州勢はドル売りで参入。一時1.0606ドルまで本日高値を更新した。また、ポンドドルもドル売りの流れに沿って1.1961ドルの高値まで上昇。1月英国内総生産(GDP)が予想より強い結果となったことも材料視された。

     ユーロ円は17時時点では144.50円と15時時点(144.65円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて上値が重くなり、144円台半ばまで押し戻された。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:135.82円 - 136.97円
    ユーロドル:1.0579ドル - 1.0606ドル
    ユーロ円:143.86円 - 144.99円

  • 2023年03月10日(金)16時58分
    欧州通貨は買い優位、ユーロドル一時1.0606ドルまで上昇

     欧州通貨は買い優位の展開。ポンドドルが昨日高値1.1939ドルを上抜け1.1961ドルまで上値を伸ばしたのに続き、ユーロドルも本日NYカット分ほか複数のオプション(OP)設定が観測される1.0600ドルの節目を抜け、一時1.0606ドルまで上昇する場面が見られた。

  • 2023年03月10日(金)16時31分
    欧州主要株価指数一覧

    イギリス FT100
     終値 :7879.98
     前日比:-49.94
     変化率:-0.63%

    フランス CAC40
     終値 :7315.88
     前日比:-8.88
     変化率:-0.12%

    ドイツ DAX
     終値 :15633.21
     前日比:+1.34
     変化率:+0.01%

    スペイン IBEX35
     終値 :9423.20
     前日比:-42.90
     変化率:-0.45%

    イタリア FTSE MIB
     終値 :27710.53
     前日比:-200.99
     変化率:-0.72%

    アムステルダム AEX
     終値 :753.20
     前日比:-0.15
     変化率:-0.02%

    ストックホルム OMX
     終値 :2245.11
     前日比:-3.41
     変化率:-0.15%

    スイス SMI
     終値 :10948.85
     前日比:-76.41
     変化率:-0.69%

    ロシア RTS
     終値 :940.29
     前日比:-10.64
     変化率:-1.12%

    イスタンブール・XU100
     終値 :5413.45
     前日比:-32.77
     変化率:-0.60%

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  • 2023年03月10日(金)16時22分
    日銀総裁「出口」時期尚早と発言も、やや円買われドル円は一時136.47円前後

     黒田日銀総裁の会見が進み、「出口戦略、論じるの時期尚早」などの発言も聞かれた。ただ、ドル円はやや円買いへ傾斜し、136.47円前後へ小幅に下押した。

  • 2023年03月10日(金)16時08分
    【速報】独・2月消費者物価指数改定値は+8.7%


     日本時間10日午後4時に発表された独・2月消費者物価指数改定値は予想通り、前年比+8.7%となった。速報値と同水準であった。

    【経済指標】
    ・独・2月消費者物価指数改定値:前年比+8.7%(予想:+8.7%、速報値:+8.7%)

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  • 2023年03月10日(金)16時07分
    【速報】英・1月貿易収支は予想を下回り-178.55億ポンド


     日本時間10日午後4時に発表された英・1月貿易収支は予想を下回り、-178.55億ポンドとなった。

    【経済指標】
    ・英・1月貿易収支:-178.55億ポンド(予想:-175.00億ポンド、12月:-192.71億ポンド)

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  • 2023年03月10日(金)16時07分
    【速報】英・1月鉱工業生産は予想を下回り-0.3%


     日本時間10日午後4時に発表された英・1月鉱工業生産は予想を下回り、前月比-0.3%となった。

    【経済指標】
    ・英・1月鉱工業生産:前月比-0.3%(予想:0.0%、12月:+0.3%)
    ・英・1月製造業生産:前月比-0.4%(予想:+0.1%、12月:0.0%)

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