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• 2023年05月31日(水)17時22分

  ドル・円は軟調、リスク回避の円買いで

  　31日の東京市場でドル・円は軟調。ドルは米長期金利の低下で売りが先行し、朝方の139円91銭から値を下げた。午後は日経平均株価や米ダウ先物の下げ幅拡大でリスク回避的な円買いが優勢に。米債務上限問題の不透明感も円買いを支援し、139円31銭まで下げた。

  ・ユーロ・円は150円11銭から148円87銭まで下落。
  ・ユーロ・ドルは1.0735ドルから1.0668ドルまで値を下げた。

  ・17時時点：ドル・円139円70-80銭、ユーロ・円149円00-10銭
  ・日経平均株価：始値31,057.09円、高値31,142.78円、安値30,785.98円、終値30,887.88円（前日比440.28円安）

  【要人発言】
  ・メスター米クリーブランド連銀総裁
  「利上げ停止を理解する理由は見当たらない」
  ・植田日銀総裁
  「景気面で引き締めをしたくない半面、インフレ放置もできず難しいかじ取り迫られる」
  「物価動向、様々な指標を丁寧に分析し基調を見極めることが非常に重要」
  ・ロウ豪準備銀行総裁
  「低い生産性がインフレ見通しにとって問題」
  「インフレ率を目標に向け低下させるために引き続き真剣に取り組んでいる」
  「インフレ期待は安定しているが過信すべきではない」
  「インフレが根付けば金利や失業率の上昇を招く」

  【経済指標】
  ・日・4月鉱工業生産指数速報値：前月比-0.4％（予想：+1.4％、3月：+1.1％）
  ・中・5月製造業PMI：48.8（予想：49.5、4月：49.2）
  ・中・5月非製造業PMI：54.5（予想：55.2、4月：56.4）
  ・豪・4月消費者物価指数：前年比+6.8％（予想：+6.4％、3月：+6.3％）
  ・独・5月失業率：5.6％（予想：5.6％、4月：5.6％）

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• 2023年05月31日(水)17時17分

  ハンセン指数取引終了、1.94％安の18234.27（前日比-361.51）

  香港・ハンセン指数は、1.94％安の18234.27（前日比-361.51）で取引を終えた。
  17時15分現在、ドル円は139.68円付近。

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• 2023年05月31日(水)17時12分

  エストニア中銀総裁：ECBは少なくともあと2回の追加利上げ

  報道によると、エストニア中央銀行のミュラー総裁は、「ECBは少なくともあと2回の追加利上げを行う可能性が高い」との見方を示した。

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• 2023年05月31日(水)17時05分

  東京外国為替市場概況・17時　ドル円、買い戻し

  　31日午後の東京外国為替市場でドル円は買い戻し。17時時点では139.74円と15時時点（139.41円）と比べて33銭程度のドル高水準だった。15時過ぎに139.32円まで本日安値を更新したが、その後は売りも一服。時間外のダウ先物が下げ幅を縮小したことで投資家のリスク回避姿勢が後退したほか、米金利が低下一服となった影響もあり、139.70円台まで下値を切り上げた。

  　ユーロドルはじり安。17時時点では1.0672ドルと15時時点（1.0697ドル）と比べて0.0025ドル程度のユーロ安水準だった。5月仏消費者物価指数（CPI）などで欧州圏のインフレ鈍化が確認されるなか、独長期金利が連日で低下していることもユーロの重しとなった。一時1.0670ドルまで値を下げた。

  　ユーロ円は17時時点では149.14円と15時時点（149.14円）とほぼ同水準だった。ユーロ売りの流れに沿って一時148.86円まで下押す場面もあったが、ドル円が上昇した影響も同時に受けたため、売りの勢いは限られた。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：139.32円　-　139.92円
  ユーロドル：1.0670ドル　-　1.0736ドル
  ユーロ円：148.86円　-　150.12円

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• 2023年05月31日(水)16時55分

  独・5月失業率：5.6％で市場予想と一致

  31日発表の独・5月失業率は、5.6％で市場予想と一致した。

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• 2023年05月31日(水)16時35分

  豪S&P/ASX200指数は7091.30で取引終了

  5月31日の豪株式市場ではS&P/ASX200指数が、前日末比-117.98、7091.30で取引終了。

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• 2023年05月31日(水)16時35分

  豪10年債利回りは下落、3.605％近辺で推移

  5月31日のオーストラリア国債市場では、10年債利回りが前日末比-0.075％の3.605％近辺で大方の取引を終了した。

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• 2023年05月31日(水)16時34分

  豪ドルTWI＝59.8（-0.3）

  豪準備銀行公表（5月31日）の豪ドルTWIは59.8となった。
  （前日末比-0.3）

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• 2023年05月31日(水)16時34分

  ドル円、売り一服　139.60円台まで下げ渋り

  　ドル円は売りが一服。対ユーロなどでドル買いの動きが強まった影響を受け、139.32円の安値から139.60円台までやや下値を切り上げた。時間外のダウ先物が下げ幅を縮めたことも相場の下支えとなった面がある。

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• 2023年05月31日(水)16時06分

  上海総合指数0.61％安の3204.564（前日比-19.649）で取引終了

  上海総合指数は、0.61％安の3204.564（前日比-19.649）で取引を終えた。
  16時05分現在、ドル円は139.49円付近。

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• 2023年05月31日(水)16時00分

  ドル・円は下げ渋りか、ドルに下押し圧力も引き締め観測で売りづらい

  [今日の海外市場]

  　31日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米債務上限関連法案が下院で否決されれば、リスクオフの円買いがドルを下押しする見通し。ただ、与野党協議の再開のほか金融引き締め継続などへの思惑から、ドルは売りづらい面もある。
  
  　足元で発表された米インフレ指標で高止まりは顕著だが、前日は長期金利の低下を背景にドル売りが先行。また、米債務上限問題でホワイトハウスと議会は基本合意に達しているものの、安全通貨の円が選好され、ユーロ・ドルは1.0740ドル台を回復、ドル・円は139円50銭台に値を下げた。本日アジア市場で前日までのリスク選好ムードは後退し、日経平均株価の大幅安を嫌気した円買いが先行し、ドル・円は139円後半を中心にもみ合った。
  
  　この後の海外市場は米債務上限関連法案の下院での審議が注目される。共和党保守強硬派により否決される可能性もあり、リスクオフのムードが広がりやすい。もっとも「Xデー」は予め延期されており、期間内の法案通過が期待され米金利安・ドル安は限定的となりそうだ。一方、今晩発表のJOLT求人は前回から低下の見通し。ただ、FRBはインフレ抑止に前向きな政策スタンスを崩しておらず、引き締め長期化観測によりドルは売りづらいだろう。

  【今日の欧米市場の予定】
  ・17:00　欧州中央銀行(ECB)金融安定報告
  ・21:00　独・5月消費者物価指数速報値（前年比予想：+6.5％、4月：+7.2％）
  ・21:00　南ア・4月貿易収支（予想：+5億ランド、3月：+69億ランド）
  ・21:30　カナダ・1-3月期GDP（前期比年率予想：+2.5％、10-12月期：0.0％）
  ・21:50　米ボストン連銀総裁・ボウマンFRB理事開会あいさつ（Fedイベント）
  ・22:45　米・5月シカゴ購買部協会景気指数（予想：47.2、4月：48.6）
  ・23:00　米・4月JOLT求人件数（予想：943.9万件、3月：959.0万件）
  ・01:20　コリンズ米ボストン連銀総裁閉会あいさつ
  ・01:30　ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁対話集会参加（マクロ経済関連）
  ・02:30　ジェファーソン米FRB理事講演（金融安定と米国経済）
  ・03:00　米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  ・米下院本会議で債務上限関連法案を採決予定

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• 2023年05月31日(水)15時55分

  弱い仏インフレ指標など発表されるなか、ユーロはじり安継続

  　弱い仏インフレ指標や消費支出が発表されるなか、ユーロはじり安を継続。ユーロドルは1.0680ドル、ユーロ円は148.86円まで下値を広げた。

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• 2023年05月31日(水)15時05分

  東京外国為替市場概況・15時　ドル円、弱含み

  　31日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では139.41円と12時時点（139.79円）と比べて38銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.65％台に低下し、日米中の株価指数が軟調に推移していることで、139.34円まで下値を広げた。

  　ユーロドルは弱含み。15時時点では1.0697ドルと12時時点（1.0704ドル）と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。対オセアニア通貨でドル買いが進んだ影響やユーロ円の下落を受けて、一時1.0685ドルまで下値を広げた。ポンドドルも1.2381ドルまで下値を広げた。

  　ユーロ円は15時時点では149.14円と12時時点（149.62円）と比べて48銭程度のユーロ安水準だった。日米中の株価指数の下落を受けたリスクオフの円買いで、148.97円まで下値を広げた。

  　オセアニア通貨は、オフショア市場で人民元（CNH）が対ドルで7.12元台までドル高・CNH安に進んだことも重しに軟調に推移した。豪ドル／ドルは0.6484ドル、NZドル／ドルは0.5996ドル、豪ドル円は90.40円、NZドル円は83.64円まで下値を広げた。

  　ポンド円は172.62円、加ドル円は102.16円、ZAR円は7.05円まで下値を広げた。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：139.34円　-　139.92円
  ユーロドル：1.0685ドル　-　1.0736ドル
  ユーロ円：148.97円　-　150.12円

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• 2023年05月31日(水)15時00分

  日経平均大引け：前日比440.28円安の30887.88円

  日経平均株価指数は、前日比440.28円安の30887.88円で引けた。
  東京外国為替市場、ドル・円は15時00分現在、139.41円付近。

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• 2023年05月31日(水)15時00分

  ドル・円は底堅い、FRB当局者は引き締め姿勢継続

  　31日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、139円80銭付近を維持。メスター米クリーブランド連銀総裁はインタビューで「利上げ停止を理解する理由は見当たらない」と発言。連邦準備制度理事会（FRB)当局者の引き締め姿勢は変わらず、ドルは売りづらい。

  　ここまでの取引レンジは、ドル・円は139円61銭から139円91銭、ユーロ・円は149円46銭から150円11銭、ユーロ・ドルは1.0694ドルから1.0735ドル。

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