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2024年06月14日(金)のFXニュース(6)

  • 2024年06月14日(金)20時11分
    ドル・円は下げ渋り、ユーロ売り一服で

    [欧米市場の為替相場動向]

    欧州市場でドル・円は下げ渋り、157円付近にやや値を戻した。欧州発のリスク要因で欧米株価指数は大きく下げ、リスク回避の円買いに振れやすい。その後ユーロ売りは一服しクロス円もいったん下げ止まったが、米株安が警戒され円買い地合いは続く。
    ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円92銭から157円71銭、ユーロ・円は167円52銭から168円95銭、ユーロ・ドルは1.0672ドルから1.0711ドル。

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  • 2024年06月14日(金)20時07分
    欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円、売り優勢

     14日の欧州外国為替市場でユーロ円は売り優勢。20時時点では167.91円と17時時点(168.82円)と比べて91銭程度のユーロ安水準だった。仏政局不安から同国株が2.5%超の大幅安となり、その他欧州株や日米株価指数先物がつれ安になると、為替市場ではリスクオフの円買いが活発化。ユーロ円は一時167.53円まで売り込まれる場面があった。一方、急ピッチで下げた反動から一巡後は168円手前まで下げ渋っている。
     ルメール仏経済・財務相が「総選挙で極右が勝利すれば、金融危機のリスクに直面する」と述べ、仮に極右政権が誕生した場合、欧州連合(EU)離脱の可能性を懸念する声が市場では出ている。

     ドル円は軟調。20時時点では156.95円と17時時点(157.67円)と比べて72銭程度のドル安水準だった。一時156.89円付近と東京市場に付けた156.86円に接近した。仏を発端とした世界的な株価下落でクロス円が下げたことにつれたうえ、時間外の米10年債利回りが低下したことも売りを誘った。

     ユーロドルは20時時点では1.0698ドルと17時時点(1.0707ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤からの売りが続き、一時1.0672ドルまで下げたが、売りが一服するとやや下値を切り上げた。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:156.86円 - 158.26円
    ユーロドル:1.0672ドル - 1.0745ドル
    ユーロ円:167.53円 - 169.80円

  • 2024年06月14日(金)19時32分
    ドル・円は157円割れ、リスク回避の円買い

    [欧米市場の為替相場動向]

    欧州市場でドル・円は157円を割り込み、日中安値に近い156円90銭付近に値を下げた。欧州株式市場で主要指数が大幅に下げ、時間外取引の米ダウ先物は下げ幅を拡大。フランス政局の不透明感でリスクオフの流れが強まり、円買い優勢となっている。
    ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円92銭から157円71銭、ユーロ・円は167円52銭から168円95銭、ユーロ・ドルは1.0672ドルから1.0711ドル。

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  • 2024年06月14日(金)18時56分
    来週のスイスフラン「もみ合いか、日本の為替介入に対する警戒感残る」

    [スイスフラン]
     来週のスイスフラン・円はもみ合いか。スイス中央銀行の政策金利は今回も据え置きとなる見込み。一方、日本銀行は次回開催の金融政策決定会合で国債買い入れ額についての具体的な計画を策定する見込みだが、日銀は現在の緩和的な金融環境をしばらく維持する可能性が高いと予想される。ただ、円安ドル高が進行した場合、日本政府・日本銀行は円買い介入を行う可能性は消えていないため、リスク選好的なスイスフラン買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみられる。
    〇発表予定のスイス経済指標・注目イベント
    ・20日:スイス中央銀行政策金利発表(1.50%で現状維持の予想)
    ・予想レンジ:174円00銭-177円00銭

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  • 2024年06月14日(金)18時55分
    来週のカナダドル「弱含み、小売売上高の発表に注目」

    [カナダドル]
     来週のカナダドル・円は弱含みか。5月雇用統計では失業率が上昇しており、カナダ中央銀行の追加利下げ観測は変わらず、カナダドル売りに振れやすい状況は続くとみられる。4月小売売上高の発表が注目され、今年1月からの下落が続く場合は、追加利下げ観測がさらに高まり、カナダドル売りが強まる可能性がある。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・21日:4月小売売上高(3月:前月比-0.2%)
    ・予想レンジ:113円00銭-115円00銭

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  • 2024年06月14日(金)18時53分
    来週の英ポンド「弱含みか、英インフレ緩和予想で早期利下げの可能性残る」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円は弱含みか。6月19日発表の5月消費者物価コア指数(CPI)と20日の英中央銀行金融政策委員会(MPC)が焦点。インフレ伸びが鈍化すれば中銀の早期利下げ観測につながり、ポンド売り先行となりそうだ。また、日本銀行による年内追加利上げ観測が高まれば過度な円売りは後退しよう。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・19日:5月消費者物価コア指数(4月:前年比+3.9%)
    ・20日:英中央銀行が政策金利発表(現状維持の予想)
    ・予想レンジ:199円00銭-202円00銭

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  • 2024年06月14日(金)18時52分
    来週のNZドル「底堅い展開か、1-3月期GDPや中国指標に注目」

    [NZドル]

     来週のNZドル・円は底堅い展開か。NZ準備銀行(中央銀行)の利下げ観測が後退するなか、1-3月期国内総生産(GDP)の発表が注目される。前期までは2期連続マイナス成長でテクニカルリセッションの状態にあり、今期もマイナス成長継続の場合は利下げ観測が一部に浮上し、NZドル売りがみられそうだ。ただ、中銀の責務上インフレ抑制に傾注する姿勢は変わらないとして、金融政策への影響は限定的との見方からNZドル売りは速やかに後退する可能性がある。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・19日:1-3月期経常収支(10-12月期:-78.38億NZドル)

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  • 2024年06月14日(金)18時51分
    来週の豪ドル「底堅い展開か、豪中銀会合の声明などに注目」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利(4.35%)の据え置きが予想されている。5月雇用統計で失業率が予想通り低下、雇用者数は予想以上に増加し、労働市場の底堅さが示されており、年内の利下げ観測はさらに後退している。声明でインフレに関する見解が注目され、警戒を一段と強調する場合は豪ドル買いが強まる可能性がある。豪関連の主要経済指標の発表はなく、中国の5月鉱工業生産や小売売上高の発表が材料視される。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・18日:豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想)
    ・予想レンジ:103円50銭-105円50銭

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  • 2024年06月14日(金)18時50分
    来週のユーロ「弱含みか、ECB追加利下げ観測とフランス政局リスク」

    [ユーロ]
     「弱含みか、フランス政局の不透明感がユーロを圧迫」
     来週のユーロ・ドルは弱含みか。欧州中央銀行(ECB)当局者は追加利下げに前向きで、ユーロ売りに振れやすい展開となりそうだ。また、フランス議会選で右派勢力拡大が警戒され、ユーロ売りを後押し。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げは年1回に下方修正され、投資家のドル選好は続くとみられる。
    ・予想レンジ:1.0600ドル-1.0850


    「弱含みか、ECB追加利下げ観測とフランス政局リスク」
     来週のユーロ・円は弱含みか。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーなどから追加利下げに前向きな発言が相次いでいる。また、フランス議会選が急きょ予定され、右派勢力台頭への警戒もユーロ売りを支援しそうだ。一方、日本銀行は緩和的な政策姿勢を維持するものの、年後半の追加利上げ観測により過度な円安は抑制されるだろう。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・21日:6月製造業PMI(5月:47.3)
    ・21日:6月サービス業PMI(5月:53.2)
    ・予想レンジ:167円00銭-170円00銭

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  • 2024年06月14日(金)18時45分
    ドル円、157円割れ 日銀上昇分をほぼ全て吐き出す

     ドル円は軟調。仏株が2%超下げたことで日米株価指数もつれ安となるなか、リスクオフからクロス円が一段安になるとドル円もつれ安となり、157円を割り込んで156.95円付近まで下げ、日銀発表後の上昇分をほぼ全て吐き出している。

  • 2024年06月14日(金)18時43分
    来週のドル・円「底堅い値動きか、米利下げシナリオ修正でドル選好は継続 」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は底堅い値動きか。米国のインフレ率は低下しているものの、米連邦準備制度理事会(FRB)は引き締め的な政策方針を維持。年内の利下げシナリオ修正で投資家のドル選好は続くだろう。5月米消費者物価指数(CPI)は前年比+3.4%と市場予想を下回った。同月の生産者物価指数(PPI)も含め弱含み、国内インフレの再加速は落ち着きつつあることが示された。ただ、6月11-12日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)では、現行の引き締め的な政策を7会合連続で据え置き。当局者による金利予測から、利下げは9月以降に1回にとどまる見通しとなった。市場の利下げシナリオは年内3回となっていたが、1回にとどまることでドルは売りづらい展開が続く。欧州中央銀行(ECB)の利下げサイクル入りやフランス政局の不透明感もドルを支える要因となろう。
     一方、日本銀行は13-14日開催の金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めたが、次回の政策決定会合で今後1-2年の国債買入れ減額について具体的な計画を策定することを発表した。日銀による年内追加利上げの可能性も消えていないため、リスク選好的なドル買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみられる。

    【米・5月小売売上高】(18日発表予定)
     18日発表の米5月小売売上高は前回の前月比+0.2%と、前回の0.0%から改善する見通し。景気減速懸念が広がるなか、個人消費の強さを好感したドル買いが見込まれる。

    【米・6月フィラデルフィア連銀景況指数)】(20日発表予定)
     20日発表の6月フィラデルフィア連銀景況指数は前回の+4.5から改善するか注目される。製造業の景況感悪化で、景気減速懸念なら金利安・ドル安要因に。

    ・ドル・円の予想レンジ:156.50円-159.50円

    ・6月17日-21日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

    ○(中)5月小売売上高 17日(月)午前11時発表予定
    ・予想は、前年比+3.0%
     参考となる4月実績は前年同月比+2.3%にとどまった。自動車販売の減少が影響した。5月については自動車買い替えの際の補助金支給が開始されており、この影響で伸び率は4月実績を上回る可能性がある。

    ○(米)5月小売売上高 18日(火)午後9時30分発表予定
    ・予想は、前月比+0.2%
     参考となる4月時実績は前月比横ばい。5月については反動増が予想されるものの、金利上昇の影響もあることから、やや低い伸びにとどまる見込み。

    ○(日)5月貿易収支 19日(水)午前8時50分発表予定
    ・予想は、-1兆2995億円
     先行指標である5月上中旬の貿易収支は-1兆3538億円。赤字幅は前年同期比-3.2%。前年5月の貿易収支は-1兆3822億円だったことから、今年5月の貿易収支は昨年5月と同程度となる可能性がある。

    ○(日)5月消費者物価コア指数 21日(金)午前8時30分発表予定
    ・4月実績は前年同月比+2.2%
     参考となる4月実績は前年同月比+2.2%と、市場予想と一致。サービス価格の上昇圧力は緩和されつつあり、5月については4月実績と同水準のインフレ率となる可能性がある。


    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・17日(月):(日)4月コア機械受注
    ・18日(火):(米)5月鉱工業生産
    ・20日(木):(英)英中央銀行政策金利発表
    ・21日(金):(欧)6月ユーロ圏製造業PMI、(米)6月サービス業PMI

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  • 2024年06月14日(金)18時36分
    クロス円、一転下落 仏株主導でリスクオフムード高まる

     クロス円は一転下落。日銀の国債買い入れ減額見送りでアジア時間は堅調に推移していたものの、欧州タイムには仏政局不安による仏株下落に伴って一転リスクオフムードへ。時間外のダウ先物が240ドル超下げ、日経平均先物も370円安まで下げ幅を拡大するなか、ユーロ円は167.92円、ポンド円は199.74円、豪ドル円は103.87円、NZドル円は96.33円までそれぞれ本日安値を更新している。

  • 2024年06月14日(金)18時24分
    ドル・円は失速、ドルと円に買い

    [欧米市場の為替相場動向]

    欧州市場でドル・円は失速し、午後の158円台から157円前半に値を下げた。欧州株式市場で主要指数が連日の大幅安となり、リスク回避的なムードが広がる。安全通貨のドルと円が買われ、ドル・円は円買いに押される展開、クロス円は軟調地合いに。
    ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円23銭から157円71銭、ユーロ・円は168円18銭から168円95銭、ユーロ・ドルは1.0684ドルから1.0711ドル。

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  • 2024年06月14日(金)18時01分
    【速報】ユーロ圏・4月貿易収支は+150億ユーロ


     日本時間14日午後6時に発表されたユーロ圏・4月貿易収支(季調前)は、+150億ユーロとなった。

    【経済指標】
    ・ユーロ圏・4月貿易収支:+150億ユーロ(3月:+241億ユーロ)

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  • 2024年06月14日(金)17時48分
    東京為替概況:ドル・円は強含み、日銀会合後に158円台

     14日の東京市場でドル・円は強含み。157円付近でもみ合い後、正午前に仕掛け的な売りで156円84銭まで下落。その後は日銀による想定内の政策内容で円売り優勢となり、158円を目指す展開に。日銀総裁発言で円売りが再開し158円25銭まで上昇した。

    ・ユーロ・円は168円51銭から169円79銭まで上昇。
    ・ユーロ・ドルは1.0744ドルから1.0706ドルまで値を下げた。

    ・日経平均株価:始値38,587.57円、高値39,025.70円、安値38,554.75円、終値38,814.56円(前日比94.09円高)
    ・17時時点:ドル円157円70-80銭、ユーロ・円168円90-00銭

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