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2024年06月14日(金)のFXニュース(2)

  • 2024年06月14日(金)08時10分
    NY市場動向(取引終了):ダウ65.11ドル安(速報)、原油先物0.12ドル高

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均  38647.1  -65.11   -0.17% 38712.21  38407.7   15  15
    *ナスダック   17667.56  59.124   0.34% 17741.798 17566.319 1033 2142
    *S&P500      5433.74   12.71 0.234457%  5441.93  5402.51  185  314
    *SOX指数     5602.422   81.55   1.48%
    *225先物       38635   -600   -1.53%   39350

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     157.03   0.32    0.2%   157.33   156.59
    *ユーロ・ドル   1.0737  -0.007   -0.65%   1.0816   1.0734
    *ユーロ・円    168.64   -0.74   -0.44%   170.13   168.29
    *ドル指数     105.23   0.58   0.56%   105.28   104.64

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    4.75  -0.047     4.771   4.665
    *10年債利回り   4.295  -0.049     4.328   4.223
    *30年債利回り    4.45  -0.051     4.491   4.391
    *日米金利差    3.308  -0.03

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      78.62   0.12   -0.73%   78.89   77.67
    *金先物      2318.00  -36.80   -1.56%  2342.40  2310.90
    *銅先物      448.15   -8.55   -1.87%  456.50   446.10
    *CRB商品指数  295.6311  0.4941  0.1674% 295.6311 295.6311

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     8163.67  -51.81   -0.63%  8215.48  8147.44   18   81
    *独DAX     18265.68 -365.18   -1.96% 18632.01 18253.42   0   40
    *仏CAC40     7708.02 -156.68   -1.99%  7858.32  7692.72   1   39

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  • 2024年06月14日(金)08時05分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

     14日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では157.07円とニューヨーク市場の終値(157.03円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。本日は日銀政策決定会合の結果発表を控えていることもあり、動き難く157円を挟んでもみ合い。

     ユーロドルは動意薄。8時時点では1.0739ドルとニューヨーク市場の終値(1.0737ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。昨日安値1.0733ドルが視野に入る水準での取引が続いているが、ドル円の値動きも限られていることで動意が薄い。

     ユーロ円は方向感がない。8時時点では168.67円とニューヨーク市場の終値(168.61円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドル相場がこう着していることで、ドル円の動きに連れて方向感なく上下している。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:156.93円 - 157.09円
    ユーロドル:1.0735ドル - 1.0740ドル
    ユーロ円:168.48円 - 168.70円

  • 2024年06月14日(金)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、日銀金融政策決定会合の結果を見極める展開

     13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、5月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことで156.59円まで下落後、157.27円付近まで買い戻された。ユーロドルは5月米PPIを受けて1.0816ドルまで上昇後、欧州株相場の下落を受けて1.0733ドルまで下落した。ユーロ円は欧州の政局不安への警戒感から168.28円まで下落した。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、日銀金融政策決定会合での金融政策正常化の度合いを見極めることになる。

     日銀金融政策決定会合での決定内容として、政策金利(無担保コールレート)は、0.00-10%で据え置きか、追加利上げ(+0.15%〜+0.25%)、国債買い入れは、月額6兆円規模で据え置き、5兆円程度まで減額、4兆円以下に減額、などのパターンを想定しておきたい。

     タカ派的なシナリオは、植田日銀総裁、内田日銀副総裁、安達日銀審議委員が示唆していたように、追加利上げ(+0.15%〜+0.25%)と国債買い入れオペの4兆円以下への減額となる。このシナリオの場合のドル円は、155円以下への下落が予想される。
     植田日銀総裁は「長期金利は金融市場で形成されることが基本になる」と述べて、国債買い入れオペの撤回を示唆していた。
     内田日銀副総裁は「デフレとゼロ金利制約との闘いの終焉は視野に入った」と述べていた。
     安達日銀審議委員は「持続的・安定的な物価上昇が2%を上回る可能性がより強まっている場合には、利上げを行うことで金融緩和度合いを調整するペースを早める必要性があるかもしれません」と述べていた。英訳された安達日銀審議委員の見解は、円安抑制措置として、為替介入から利上げ前倒しへのシフトと解釈されたらしい。

     ハト派的なシナリオは、中村日銀審議委員が示唆していたように、金融政策の現状維持となる。この場合のドル円は、158円以上への上昇が予想されるものの、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒することになる。
     ハト派的シナリオの背景には、4月の「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」の3指標が前年比伸び率2%を下回ったこと、4月のコアCPIは前年比+2.2%に留まっていたこと、25カ月連続して実質賃金がマイナスであり、1-3月期GDPがマイナス成長のままであることが挙げられる。

     なお、2022年9月22日の日銀金融政策決定会合後の記者会見で、黒田日銀総裁(当時)は、「当面金利を引き上げるようなことはない」と述べ、当日ドル円が145円台に上昇した局面で、本邦通貨当局はドル売り・円買い介入に踏み切った。
     2024年4月26日の日銀金融政策決定会合後の記者会見で、植田日銀総裁は、円安について「基調的な物価上昇率に、今のところ大きな影響を与えているわけではない」と述べ、29日にドル円が160円台まで上昇した局面で、本邦通貨当局はドル売り・円買い介入に踏み切った。

  • 2024年06月14日(金)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    13:30 鉱工業生産(4月)  -0.1%
    13:30 設備稼働率(4月)  1.3%
    13:30 第3次産業活動指数(4月) 0.3% -2.4%
    15:30 植田日銀総裁が会見

      日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表 0% 0%
      Chordia Therap欧ticsが東証グロースに新規上場(公開価格:153円)


    <海外>
    15:30 印・卸売物価指数(5月)  1.26%
    18:00 欧・ユーロ圏貿易収支(4月)  241億ユーロ
    21:30 米・輸入物価指数(5月) 0.1% 0.9%
    23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(6月) 73.0 69.1
    25:00 露・GDP(1-3月)  5.4%

      印・外貨準備高(先週)
      米・シカゴ連銀総裁が座談会に参加
      欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が講演


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    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2024年06月14日(金)06時21分
    米5月PPIも伸び鈍化、ただQ1より高い水準で懸念も存続、PCEでさらに確認へ

    米労働省が発表した5月生産者物価指数(PPI)は前月比-0.2%と、4月+0.5%から予想外に3月来のマイナスに落ち込んだ。昨年10月来で最低の伸び。ガソリン価格の下落が指数を押し下げた。前年比では+2.2%。伸びは4月から拡大予想に反し縮小した。4月分は+2.3%と、+2.2%から上方修正された。エネルギーや食品を除いたコア指数は前月比0%と、伸びは4月+0.5%から予想以上に縮小。また、前年比では+2.3%と、4月+2.5%から予想外に伸びが縮小した。

    PPIは一部項目が個人消費支出(PCE)価格指数を構成する項目と重なるため物価圧力の減速が予想されている。PCE価格指数の算出にも使用される航空運賃は4.3%低下。ポートフォリオ運用サービスは1.8%低下。診察料は横ばい、外来医療費は0.5%上昇。5月PCE価格指数は前月比+0.1%前後と、年初来で最低の伸びに留まると現状で、予想されている。特に連邦準備制度理事会(FRB)が焦点をあてている変動の激しい燃料や食品を除いたPCEコア価格指数は前月比+0.2%と、4月と同水準の伸びに留まり、前年比では2.6%と、21年3月来の低い伸びに留まる見通し。

    一方、5月PPIで伸び鈍化が見られたが、1月―3月期に比べ依然高い水準を維持している。このため、市場参加者の中でもインフレ鈍化基調に依然懐疑的見方も根強い。予想通りにPCEコア価格指数に改善が見られれば、利下げ観測がさらに強まることになる。

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  • 2024年06月14日(金)06時20分
    NYマーケットダイジェスト・13日 ナスダック最高値・金利低下・ユーロ安

    (13日終値)
    ドル・円相場:1ドル=157.03円(前営業日比△0.31円)
    ユーロ・円相場:1ユーロ=168.61円(▲0.80円)
    ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0737ドル(▲0.0072ドル)
    ダウ工業株30種平均:38647.10ドル(▲65.11ドル)
    ナスダック総合株価指数:17667.56(△59.12)
    10年物米国債利回り:4.24%(▲0.08%)
    WTI原油先物7月限:1バレル=78.62ドル(△0.12ドル)
    金先物8月限:1トロイオンス=2318.0ドル(▲36.8ドル)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (主な米経済指標)
           <発表値>   <前回発表値>
    5月米卸売物価指数(PPI)
    (前月比)   ▲0.2%      0.5%
    (前年比)   2.2%      2.3%・改
    食品とエネルギーを除くコア指数
    (前月比)   0.0%       0.5%
    (前年比)   2.3%      2.5%・改
    前週分の米新規失業保険申請件数
           24.2万件      22.9万件

    ※改は改定値、▲はマイナスを表す。

    (各市場の動き)
    ・ユーロドルは反落。米労働省が発表した5月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことが分かるとユーロ買い・ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時1.0816ドルと日本時間夕刻に付けた日通し高値に面合わせした。
     ただ、欧州を代表する株価指数のひとつユーロ・ストックス50指数が2%近く下落するなど、欧州株相場が軟調に推移するとリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが優勢に。欧州の政局不安などを背景にユーロ売りが出やすい面もあり、2時前には一時1.0733ドルと日通し安値を更新した。
     ユーロはドル以外の通貨に対しても軟調だった。ユーロ豪ドルは一時1.6175豪ドル、ユーロNZドルは1.7393NZドル、ユーロポンドは0.8413ポンド、ユーロカナダドルは1.4751カナダドル、ユーロスイスフランは0.9595スイスフランまで値を下げた。

    ・ドル円は反発。前日の5月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日の米PPIが予想を下回ったことを受けて円買い・ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時156.59円とオセアニア時間に付けた日通し安値に面合わせした。
     そのあとは157.27円付近まで買い戻される場面もあったが、ユーロ円中心にクロス円が下落するとドル円にも売りが出て156.70円付近まで下押しした。もっとも、引けにかけてはじり高となり、157円台前半まで持ち直している。

    ・ユーロ円は反落。欧州の政局不安を手掛かりにユーロ全面安となった流れに沿って一時168.28円と日通し安値を更新した。欧州株安に伴うリスク回避の円買い・ユーロ売りも入った。

    ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。セールスフォースやアマゾン・ドット・コム、キャタピラーなどが売られ、相場を押し下げた。指数は一時300ドル超下落する場面があった。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮めた。前日の5月米CPIに続き、本日の5月米PPIが予想を下回ると、米利下げ期待が再燃し買いを促した。
     一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。

    ・米国債券相場で長期ゾーンは3日続伸。前日の5月米CPIに続き、本日の5月米PPIが予想を下回ると、米利下げ期待が再燃し買いが優勢となった。30年債入札が「堅調」と受け止められたことも相場の押し上げ要因となった。

    ・原油先物相場は小幅に4日続伸。前日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が年内の利下げ予想回数を減らしたことを受け、景気減速による石油需要鈍化を意識した売りが出た。一方で、米物価指標が連日で下振れしたことが相場を下支えしており、やや方向感を欠いた動きとなった。

    ・金先物相場は反落。対ユーロでドル高が進むとドル建てて取引される金の割高感が意識され、約1カ月ぶりの安値を更新した。5月米PPIが予想比で下振れた直後には買いが入る場面があったものの、すぐに利益確定目的の売りに押されるなど、総じて上値の重さが目立った。

  • 2024年06月14日(金)06時05分
    ニューヨーク外国為替市場概況・13日 ユーロドル、反落

     13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反落。終値は1.0737ドルと前営業日NY終値(1.0809ドル)と比べて0.0072ドル程度のユーロ安水準だった。米労働省が発表した5月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことが分かるとユーロ買い・ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時1.0816ドルと日本時間夕刻に付けた日通し高値に面合わせした。
     ただ、欧州を代表する株価指数のひとつユーロ・ストックス50指数が2%近く下落するなど、欧州株相場が軟調に推移するとリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが優勢に。欧州の政局不安などを背景にユーロ売りが出やすい面もあり、2時前には一時1.0733ドルと日通し安値を更新した。
     ユーロはドル以外の通貨に対しても軟調だった。ユーロ豪ドルは一時1.6175豪ドル、ユーロNZドルは1.7393NZドル、ユーロポンドは0.8413ポンド、ユーロカナダドルは1.4751カナダドル、ユーロスイスフランは0.9595スイスフランまで値を下げた。

     ドル円は反発。終値は157.03円と前営業日NY終値(156.72円)と比べて31銭程度のドル高水準だった。前日の5月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日の米PPIが予想を下回ったことを受けて円買い・ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時156.59円とオセアニア時間に付けた日通し安値に面合わせした。
     そのあとは157.27円付近まで買い戻される場面もあったが、ユーロ円中心にクロス円が下落するとドル円にも売りが出て156.70円付近まで下押しした。もっとも、引けにかけてはじり高となり、157円台前半まで持ち直している。

     ユーロ円は反落。終値は168.61円と前営業日NY終値(169.41円)と比べて80銭程度のユーロ安水準。欧州の政局不安を手掛かりにユーロ全面安となった流れに沿って一時168.28円と日通し安値を更新した。欧州株安に伴うリスク回避の円買い・ユーロ売りも入った。

    本日の参考レンジ
    ドル円:156.59円 - 157.31円
    ユーロドル:1.0733ドル - 1.0816ドル
    ユーロ円:168.28円 - 170.14円

  • 2024年06月14日(金)06時02分
    円建てCME先物は13日の225先物比140円安の38580円で推移

    円建てCME先物は13日の225先物比140円安の38580円で推移している。為替市場では、ドル・円は157円02銭台、ユーロ・円は168円60銭台。

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  • 2024年06月14日(金)05時05分
    6月13日のNY為替・原油概況

    13日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円59銭へ下落後、157円27銭まで上昇し、引けた。

    米5月生産者物価指数(PPI)が予想以上に伸びが鈍化したほか、米先週分新規失業保険申請件数が予想外に増加し労働市場の減少が示されたため年内の利下げ観測が強まりドル売りに拍車がかかった。その後、対ユーロ絡みのドル買いが強まったが、好調な30年債入札結果を受けて長期金利が一段と低下したためドルの上値も抑制された。

    ユーロ・ドルは1.0816ドルまで上昇後、1.0733ドルまで下落し、引けた。

    フランスの極右政党が世論調査でリードの差を拡大したとの報道で、債務拡大懸念などにユーロ売りが優勢となった。

    ユーロ・円は、169円83銭へ上昇後、168円28銭まで下落。

    ポンド・ドルは1.2808ドルまで上昇後、1.2738ドルまで下落した。

    ドル・スイスは0.8965フランから0.8932フランまで下落した。

    13日のNY原油先物は続伸。ロシアが減産に同意、消費者物価指数(CPI)に続き米5月生産者物価指数(PPI)も予想を下回り買い材料となった。

    [経済指標]
    ・米・先週分新規失業保険申請件数:24.2万件(予想:22.5万件、前回:22.9万)
    ・米・失業保険継続受給者数:182万人(予想:179.5万人、前回:179万人←179.2万人)
    ・米・5月生産者物価指数:前月比-0.2%(予想:+0.1%、4月:+0.5%)
    ・米・5月生産者物価コア指数:前月比0%(予想:+0.3%、4月:+0.5%)
    ・米・5月生産者物価指数:前年比+2.2%(予想:+2.5%、4月:+2.3%←+2.2%)
    ・米・5月生産者物価コア指数:前年比+2.3%(予想:+2.5%、4月:+2.5%←+2.4%)

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  • 2024年06月14日(金)04時07分
    【発言】バイデン米大統領 「ウクライナがこの戦争で勝利するまで支持する」

    ・バイデン米大統領
    「ウクライナがこの戦争で勝利するまで支持する」

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  • 2024年06月14日(金)04時03分
    ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、売り一服

     13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは売りが一服。4時時点では1.0739ドルと2時時点(1.0735ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。NY時間の午後に入ってユーロ売りが一服。米国株式相場が下げ渋っていることをながめ、リスクオフの動きも後退した。もっとも、戻りも1.0740ドル台までと限られている。

     ドル円はもみ合い。4時時点では156.89円と2時時点(156.84円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。156.80円を挟んだもみ合いとなった。なお、米30年債入札が「好調だった」と伝わり、米10年債利回りは一時4.22%台まで低下幅を拡大したが、相場への影響は限定的だった。

     ユーロ円は4時時点では168.49円と2時時点(168.37円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。2時過ぎに168.28円まで下押ししたが、その後はユーロドルと同様に下げ渋った。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:156.59円 - 157.31円
    ユーロドル:1.0733ドル - 1.0816ドル
    ユーロ円:168.28円 - 170.14円

  • 2024年06月14日(金)03時40分
    [通貨オプション]イベントリスク受けたOP買い後退


    ドル・円オプション市場で変動率は連日低下。イベントリスクを受けたオプション買いが後退した。

    リスクリバーサルでは円コールスプレッドが連日縮小。円先安観に伴う円プット買いがドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いに比べさらに強まった。

    ■変動率
    ・1カ月物8.62%⇒8.23%(08年/24=31.044%)
    ・3カ月物8.79%⇒8.70%(08年10/24=31.044%)
    ・6カ月物9.25%⇒9.20%(08年10/24=25.50%)
    ・1年物9.23%⇒9.21%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)

    ■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
    ・1カ月物+1.15%⇒+1.09%(08年10/27=+10.90%)
    ・3カ月物+0.95%⇒+0.93%(08年10/27=+10.90%)
    ・6カ月物+0.68%⇒+0.66%(08年10/27=+10.71%)
    ・1年物+0.31%⇒+0.30%(08年10/27=+10.71%)

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  • 2024年06月14日(金)03時34分
    NY市場動向(午後2時台):ダウ97ドル安、原油先物横ばい

    【 米国株式 】         前日比    高値    安値 ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 38614.95 -97.26 -0.25% 38677.12 38407.70 10  20
    *ナスダック 17645.34 +36.90  +0.21% 17741.80 17566.32  857 2124
    *S&P500 5424.58 +3.55 +0.07%   5441.93   5402.51  150 353
    *SOX指数 5583.65 +62.78 +1.14%
    *225先物 38560大証比-160 -0.41%

    【 為替 】           前日比    高値   安値
    *ドル・円 156.94  +0.22  +0.14%   157.31  156.59
    *ユーロ・ドル 1.0742 -0.0067 -0.59% 1.0816 1.0733
    *ユーロ・円 168.59 -0.82 -0.48% 170.09 168.28
    *ドル指数 105.19 +0.54  +0.52% 105.28 104.64

    【 債券 】           前日比    高値   安値
    *2年債利回り 4.69 -0.06
    *10年債利回り 4.25 -0.07
    *30年債利回り 4.41 -0.06
    *日米金利差 3.28 -0.05
    【 商品/先物 】        前日比    高値   安値
    *原油先物 78.50 0.00 0.00%       78.89  77.67
    *金先物 2316.40 -38.40 -1.63%    2342.40 2310.90

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  • 2024年06月14日(金)03時29分
    欧州マーケットダイジェスト・13日 株安・金利低下・ユーロ全面安

    (13日終値:14日3時時点)
    ドル・円相場:1ドル=156.93円(13日15時時点比▲0.14円)
    ユーロ・円相場:1ユーロ=168.58円(▲1.12円)
    ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0742ドル(▲0.0062ドル)
    FTSE100種総合株価指数:8163.67(前営業日比▲51.81)
    ドイツ株式指数(DAX):18265.68(▲365.18)
    10年物英国債利回り:4.123%(▲0.005%)
    10年物独国債利回り:2.470%(▲0.060%)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (主な欧州経済指標)
           <発表値>    <前回発表値>
    5月独卸売物価指数(WPI)
    (前月比)   0.1%       0.4%
    5月スイス生産者輸入価格
    (前月比)   ▲0.3%      0.6%
    4月ユーロ圏鉱工業生産
    (前月比)   ▲0.1%     0.5%・改
    (前年比)   ▲3.0%     ▲1.2%・改

    ※改は改定値を表す。▲はマイナス。

    (各市場の動き)
    ・ユーロドルは下落。フランスとドイツの与党が欧州議会選挙で敗北を喫したことで、欧州連合(EU)内の政治的不安が深まっており、この日もユーロ売りが続いた。5月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことが伝わると一時1.0816ドル付近まで買い戻される場面もあったが、戻りは鈍かった。欧米株式相場の軟調推移などを手掛かりにリスク・オフのユーロ売り・ドル買いも出ると、2時前に一時1.0733ドルと日通し安値を更新した。
     なお、独公共放送が本日公表した世論調査によると、ショルツ首相率いる連立与党に対する不満が過去最高に達した。6−9日に実施された欧州議会選では連立与党3党がいずれも敗北した一方、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が議席を伸ばした。

    ・ドル円は頭が重かった。米連邦準備理事会(FRB)は利下げに慎重との見方からしばらくは157円台前半での底堅い展開が続いた。NYの取引時間帯に入ると米PPIの下振れを受けて一時156.59円とオセアニア時間に付けた日通し安値に面合わせしたものの、23時前には157.27円付近まで持ち直した。
     もっとも、買い戻しが一巡すると再び弱含んだ。欧米株安を背景にユーロ円などクロス円が下落した影響で156.70円付近まで下押しした。米30年債入札が「好調」と受け止められ、米長期金利が再び低下したことも相場の重し。

    ・ユーロ円はさえない。日本時間夕刻に一時170.14円と日通し高値を付けたものの、仏独の政局不安を手掛かりに欧州株相場が軟調に推移するとリスク回避の円買い・ユーロ売りが広がった。2時過ぎには一時168.28円と日通し安値を更新した。
     なお、欧州株式市場で仏CAC40と独DAXはいずれも2%近く急落した。

    ・ユーロはドルや円以外の通貨に対しても下落した。ユーロ豪ドルは一時1.6181豪ドル、ユーロNZドルは1.7404NZドル、ユーロポンドは0.8417ポンド、ユーロカナダドルは1.4756カナダドル、ユーロスイスフランは0.9599スイスフランまで値を下げた。

    ・ロンドン株式相場は反落。欧州の政局不安などを背景に欧州株全般に売りが広がった。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が売られたほか、HSBCやバークレイズなど金融株が値下がりした。BPやシェルなどエネルギー株も軟調だった。

    ・フランクフルト株式相場は大幅に反落。欧州の政局不安などを背景に株売りが優勢となった。個別ではポルシェ・オートモービル・ホールディング(5.83%安)やコンチネンタル(3.58%安)、フォルクスワーゲン(3.47%安)など自動車関連株の下げが目立ち、全40銘柄が下落する展開となった。

    ・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。独10年債利回りは一時2.461%前後と5月17日以来約1カ月ぶりの低水準を付けた。

  • 2024年06月14日(金)02時35分
    NY外為:ドル買い後退、米30年債入札好調で長期金利が一段と低下

    米財務省は220億ドル規模の30年債入札を実施した。

    結果で最高落札利回りは4.403%。テイルはマイナス1.5ベーシスポイント(BPs)。6回入札平均はマイナス0.7BPsだった。応札倍率は2.49倍と過去6回入札平均の2.41倍を上回り需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は68.5%と、過去6回入札平均の67.6%を上回った。

    好調な入札結果を受けて米国債相場は続伸。10年債利回りは4.22%まで低下した。ドル買いも後退し、ドル・円は156円85-90銭で推移した。

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