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2025年03月13日(木)のFXニュース(3)

  • 2025年03月13日(木)10時10分
    東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上昇一時的

     13日の東京外国為替市場でドル円は上昇するも一時的。10時時点では148.10円とニューヨーク市場の終値(148.25円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。日経平均が上げ幅を拡大するのをながめて148.38円まで上昇。ただ、その後は株高となるも買いの勢いは続かず、10時過ぎに148.08円まで下押して本日安値を更新した。

     ユーロ円は方向感定まらず。10時時点では161.30円とニューヨーク市場の終値(161.40円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。本邦株高を手掛かりに161.49円まで小幅に上昇するも、仲値後のドル円の下げに連れて161.30円前後に下押すなど、方向感が定まらなかった。

     ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0891ドルとニューヨーク市場の終値(1.0888ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円、ユーロ円共に小動きとなるなか、前日終値を挟んでのもみ合いが続いた。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:148.08円 - 148.38円
    ユーロドル:1.0883ドル - 1.0893ドル
    ユーロ円:161.24円 - 161.49円

  • 2025年03月13日(木)09時56分
    ドル・円:米長期金利の上昇を意識してドルは148円38銭まで反発

     13日午前の東京市場で米ドル・円は148円30銭台で推移。米長期金利の上昇を受けて148円10銭から148円38銭まで反発。ユーロ・ドルは上げ渋り、1.0891ドルから1.0883ドルまで弱含み。ユーロ・円は161円24銭まで下げた後、161円49銭まで反発。

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  • 2025年03月13日(木)09時25分
    ドル・円は主に148円台で推移か、米長期金利の上昇を意識してドルは下げ渋る可能性

     12日のドル・円は、東京市場では147円68銭から148円60銭まで反発。欧米市場では149円19銭まで買われた後、一時148円11銭まで反落し、148円25銭で取引終了。本日13日のドル・円は主に148円台で推移か。米長期金利の上昇を意識してドルは下げ渋る可能性がある。

     報道によると、トランプ米大統領は3月12日、「欧州連合(EU)が米製品に対し報復関税を課した場合、対応する」と表明した。EUの執行機関である欧州委員会は12日、鉄鋼とアルミニウムへの米国の関税賦課に対抗して4月から260億ユーロ相当の米国製品に関税を課すと発表した。

     なお、カナダのルブラン財務相は12日、米国による鉄鋼・アルミニウム関税への対抗措置として、米国からの輸入品に対し298億カナダドル相当の報復関税を課すと発表している。米国の関税強化策は世界経済の不確実性を高めており、関税措置を巡る各国の対応については予断を許さない状況が続くことになりそうだ。

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  • 2025年03月13日(木)09時12分
    ドル円、148.36円までじり高 日経平均は400円超上昇

     日経平均株価が400円超上昇していることが支えになり、リスク選好の動きで円売りが進んでいる。ドル円は148.36円、ユーロ円は161.49円、豪ドル円は93.90円までじり高。

  • 2025年03月13日(木)09時01分
    日経平均寄り付き:前日比262.55円高の37081.64円


    日経平均株価指数前場は、前日比262.55円高の37081.64円で寄り付いた。
    ダウ平均終値は82.55ドル安の41350.93。
    東京外国為替市場、ドル・円は3月13日9時00分現在、148.28円付近。

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  • 2025年03月13日(木)08時34分
    ドル円、148.17円付近 SGX日経225先物は37120円でスタート

     ドル円は148.17円付近で推移している。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(37000円)から120円高の37120円でスタート。

  • 2025年03月13日(木)08時25分
    世界各国通貨に対する円:対ドル0.37%安、対ユーロ0.11%安

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           148.32円   +0.55円    +0.37%   147.77円
    *ユーロ・円         161.51円   +0.17円    +0.11%   161.34円
    *ポンド・円         192.30円   +1.02円    +0.53%   191.28円
    *スイス・円         168.20円   +0.98円    +0.59%   167.22円
    *豪ドル・円          93.42円   +0.79円    +0.85%   92.63円
    *NZドル・円         84.43円   +0.87円    +1.04%   83.56円
    *カナダ・円         102.44円   +0.54円    +0.53%   101.90円
    *南アランド・円        8.09円   -0.02円    -0.20%    8.10円
    *メキシコペソ・円       7.35円   +0.06円    +0.84%    7.29円
    *トルコリラ・円        4.05円   +0.01円    +0.37%    4.04円
    *韓国ウォン・円        0.10円   +0.00円    +0.39%    0.10円
    *台湾ドル・円         4.50円   +0.01円    +0.29%    4.49円
    *シンガポールドル・円   111.28円   +0.21円    +0.19%   111.06円
    *香港ドル・円         19.09円   +0.07円    +0.39%   19.02円
    *ロシアルーブル・円     1.70円   -0.02円    -1.38%    1.73円
    *ブラジルレアル・円     25.56円   +0.13円    +0.52%   25.43円
    *タイバーツ・円        4.38円   +0.02円    +0.40%    4.37円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            +5.16%   161.75円   133.02円   141.04円
    *ユーロ・円           +3.72%   174.51円   146.13円   155.72円
    *ポンド・円           +7.10%   206.15円   165.43円   179.56円
    *スイス・円           +0.33%   179.20円   149.13円   167.65円
    *豪ドル・円           -2.75%   108.58円   87.87円   96.06円
    *NZドル・円         -5.26%   98.83円   81.56円   89.12円
    *カナダ・円           -3.65%   118.65円   97.56円   106.32円
    *南アランド・円        +4.87%    8.87円    6.91円    7.71円
    *メキシコペソ・円      -11.55%    9.34円    7.29円    8.31円
    *トルコリラ・円       -15.43%    7.48円    4.04円    4.79円
    *韓国ウォン・円       -99.06%   11.71円    9.95円   10.91円
    *台湾ドル・円         -2.34%    4.97円    4.34円    4.61円
    *シンガポールドル・円    +4.15%   119.40円   99.62円   106.84円
    *香港ドル・円         +5.70%   20.74円   16.95円   18.06円
    *ロシアルーブル・円     +7.71%    1.90円    1.42円    1.58円
    *ブラジルレアル・円     -12.05%   31.21円   25.43円   29.06円
    *タイバーツ・円        +6.90%    4.42円    3.88円    4.10円

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  • 2025年03月13日(木)08時24分
    NY市場動向(取引終了):ダウ82.55ドル安(速報)、原油先物1.43ドル高

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 41350.93  -82.55   -0.2% 41721.36 41010.24   11  19
    *ナスダック   17648.45 212.355   1.22% 17800.098 17436.266  1841 1304 
    *S&P500       5599.3   27.23 0.488687%  5642.19  5546.09  180  322
    *SOX指数     4481.022 106.952   2.45%
    *225先物       36970 570.00    1.57%   37080   36410

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     148.29   0.52   0.35%   149.19   147.73
    *ユーロ・ドル   1.0889 -0.0029   -0.27%   1.093   1.0876
    *ユーロ・円    161.48   0.14   0.09%   162.35   161.22
    *ドル指数     103.57   0.15   0.15%   103.78   103.35

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り   3.987   0.048     4.005   3.914
    *10年債利回り   4.312   0.026     4.332   4.251
    *30年債利回り   4.631   0.031     4.642   4.563
    *日米金利差    2.787   0.02

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      67.68   1.43   2.16%   67.88   66.15
    *金先物      2946.80   25.90   0.89%  2948.90  2911.00
    *銅先物      484.95   8.35    1.75%  490.35   477.50
    *CRB商品指数  303.7722  0.8247  0.2722% 303.7722 303.7722

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     8540.97   44.98   0.53%  8565.45  8495.99 57 41
    *独DAX     22676.41  347.64   1.56% 22813.84 22461.77 30 10
    *仏CAC40     7988.96   47.05   0.59%  8072.45  7938.85 23 17

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  • 2025年03月13日(木)08時07分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

     13日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では148.22円とニューヨーク市場の終値(148.25円)と比べて3銭程度のドル安準だった。米CPI発表後の戻り安値となる148.10円まで下押ししたが、積極的に下攻めもできずNY終値近辺でもみ合い。

     ユーロ円は方向感がない。8時時点では161.40円とニューヨーク市場の終値(161.40円)とほぼ同水準だった。ドル円の上値がやや重いことで、ユーロ円も161.27円まで下押しするものの、ドル円の下げが一服すると同様に161.40円台まで戻すなど方向感がない。

     ユーロドルは小動き。8時時点では1.0889ドルとニューヨーク市場の終値(1.0888ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。NY引け値近辺で小動き。レンジも限られている。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:148.10円 - 148.30円
    ユーロドル:1.0887ドル - 1.0891ドル
    ユーロ円:161.27円 - 161.47円

  • 2025年03月13日(木)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、底堅い円金利や第2プラザ合意リスクもあり上値は限定的か

     昨日の海外市場でドル円は、米CPIの下振れをきっかけに一時148.18円付近まで売られたものの、すぐに149.19円まで上がり日通し高値を付けた。ただ、一時280ドル超上昇したダウ平均が失速し、420ドル超下落するとドル円も売られ一時148.11円付近まで下押しした。ユーロドルは米CPI発表後1.0930ドルまで上昇したが、欧米の貿易摩擦を懸念し上値が重く1.0876ドルまで弱含んだ。

     本日の東京時間でドル円は、本邦から週次の対外対内証券売買契約等の状況が発表される以外はイベントがなく、引き続き方向感なく上下することが予想される。

     今週11日に昨年10月以来の安値となる146.54円まで下落後、昨日は149.19円まで買い戻しが入った。今月3日にトランプ米大統領が日本を名指しし「通貨安の国に関税を課す」と発言した日の高値151.30円から、11日安値146.54円の半値148.92円をやや上回って戻した。ここから全戻しになるほど、ドルを買い円を売る要因も少ないことで、このレンジ内での上下を繰り返すことが予想される。ただ、流れ的にはドル円の上値は抑えられると思われる。

     昨日、衆参の予算委員会に出席した植田日銀総裁だが、長期金利の上昇については、市場と日銀の見方に齟齬はないと応え、現行の長期金利の上昇については容認していると捉えられる認識を示した。来週18−19日に開かれる日銀金融政策決定会合について、市場では現状維持予想が大多数にはなっている。しかし、市場では金利引き上げがどの程度まで進むか、いわゆるターミナルレートがどこで収まるのかがいまだに明確になっていないことで、昨日は30年債利回りが2006年以来の水準まで上昇するなど、長期金利が上昇しやすい地合いにある。本邦金利が底堅い動きを示していることが、円高圧力として継続されそうだ。

     トランプ政権の関税政策だが、為替市場はやや食傷気味にはなってきている。ただ、依然として株式市場や実態経済へ与える影響は計り知れないことで、引き続き相場をかき乱すことは変わらないだろう。昨日はカナダに続き欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会が対抗措置となる報復関税で対応することを発表。関税発動を4月1日に復活させ、同月13日には全面実施の予定。トランプ米大統領が兼ねてから述べている、相手国の水準まで関税をすべて引き上げる相互関税実施が4月2日に控えていることもあり、4月上旬の天王山まで関税に関しては予断が許さない。

     カナダやEU以外でも、日本に対しても厳しい姿勢で臨むことは確実視されているが、日本は防衛面での米国依存もあり対抗措置が限られている。このため、切り札がない日本が、米国の製造業を守るためにドル高是正となる「第2プラザ合意」などを提案するリスクも頭に入れておかなければならないか。

  • 2025年03月13日(木)07時35分
    米2月CPI、個人消費の弱さ反映

    米国労働当局が発表した2月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.2%と、1月+0.5%から伸びが予想以上に鈍化し、昨年10月来で最低となった。前年比では+2.8%と、1月+3.0%から予想以上に鈍化し昨年11月来で最低。また、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している燃料や食品を除いたコアCPIは前月比+0.2%と、1月+0.4%から伸びが予想以上に鈍化した。前年比でも+3.1%と、1月+3.3%から予想以上に鈍化し、21年4月来で最低。

    エネルギーコストは総合インフレを1ベーシスポイント押し上げ。季節調整後のガソリン価格は-1.0%(前回+1.8%)、厳冬がひびき電気代は+1.0%(前回―0.04%)、天然ガスは+2.5%(+1.8%)。自宅での食品コストは横ばいと前回の+0.5%から伸びが鈍化した。また、航空運賃の低下、ホテルなどの宿泊施設、自動車保険の伸び鈍化が示され、消費者の裁量項目の需要の弱さを反映した。

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  • 2025年03月13日(木)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:50 対外・対内証券投資(先週)
    15:30 全銀協会長が会見


    <海外>
    19:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(1月) 1.0% -1.1%
    20:30 ブ・個人ローンデフォルト率(1月)  5.3%
    20:30 ブ・ローン残高(1月)  1.4%
    20:30 ブ・融資残高(1月)  6兆4270億レアル
    21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(1月)  -0.5%
    21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  22.1万件
    21:30 米・生産者物価コア指数(2月)  3.6%

      印・輸出(2月、17日までに)  -2.4%
      印・輸入(2月、17日までに)  10.3%
      印・貿易収支(2月、17日までに) -209.5億ドル -229.9億ドル
      印・外貨準備高(先週、14日までに)


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2025年03月13日(木)06時26分
    NYマーケットダイジェスト・12日 株まちまち・金利上昇・ユーロ失速(2)

    ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。2月米CPIが予想を下回ったことが好感されて買いが先行すると、一時280ドル超上昇した。
     ただ、買いの勢いは長続きせず、すぐに失速した。鉄鋼・アルミニウム関連の輸入品に課す25%の追加関税を発動したトランプ米政権に対抗し、EUとカナダは対米報復関税を発表。世界的な貿易戦争が一段と激化するとの懸念から売りが広がった。指数は一時420ドル超下げる場面があった。
     一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発。短期的に売られすぎとの見方から、足もとで下げが目立った銘柄中心に買いが入った。

    ・米国債券相場で長期ゾーンは続落。2月米CPIが予想を下回ると買いが先行したものの、すぐに失速した。米政権による関税政策がインフレ圧力を高めるとの懸念から売りが優勢となった。市場では「関税引き上げの影響はこれからで、安心する声は少ない」との指摘があった。

    ・原油先物相場は大幅に続伸。リスクセンチメントの改善を支えに時間外から買いが優勢に。この日発表された米エネルギー省(EIA)の週間在庫統計では、原油の積み増し幅が一部予想を下回った。一方でガソリンは大幅取り崩しとなり、需給緩和への懸念後退から67ドル後半まで上値を伸ばした。

    ・金先物相場は続伸。米長期金利の上昇を受けた下落も限られ、底堅いまま一時2948ドル台まで上昇。米国とカナダやEUは報復関税合戦の様相を呈し、世界経済の先行き不安が高まるなかで安全資産とされる金の需要が高まった。

  • 2025年03月13日(木)06時25分
    NYマーケットダイジェスト・12日 株まちまち・金利上昇・ユーロ失速(1)

    (12日終値)
    ドル・円相場:1ドル=148.25円(前営業日比△0.47円)
    ユーロ・円相場:1ユーロ=161.40円(△0.04円)
    ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0888ドル(▲0.0031ドル)
    ダウ工業株30種平均:41350.93ドル(▲82.55ドル)
    ナスダック総合株価指数:17648.45(△212.35)
    10年物米国債利回り:4.31%(△0.03%)
    WTI原油先物4月限:1バレル=67.68ドル(△1.43ドル)
    金先物4月限:1トロイオンス=2946.8ドル(△25.9ドル)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (主な米経済指標)
           <発表値>   <前回発表値>
    MBA住宅ローン申請指数
    (前週比)   11.2%      20.4%
    2月米消費者物価指数(CPI)
    (前月比)   0.2%       0.5%
    (前年同月比) 2.8%       3.0%
    エネルギーと食品を除くコア指数
    (前月比)   0.2%       0.4%
    (前年同月比) 3.1%       3.3%
    2月米財政収支
          3070億ドルの赤字 1286億ドルの赤字

    ※改は改定値、▲はマイナスを表す。

    (各市場の動き)
    ・ユーロドルは反落。米国が提案した30日間の停戦案をウクライナが受け入れると、ウクライナ情勢を巡る懸念が緩和。欧州株相場の上昇とともにユーロ買い・ドル売りが先行した。NY市場に入り、2月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことが分かると全般ドル売りで反応し、一時1.0930ドルと日通し高値を付けた。
     ただ、前日に付けた5カ月ぶりの高値1.0947ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出て、23時前に一時1.0876ドルと日通し安値を付けた。1時30分前には1.0928ドル付近まで値を戻す場面もあったが、引けにかけては再び弱含んだ。欧米の貿易摩擦を懸念し上値が重かったところに、ポジション調整目的の売りが出て1.0880ドル付近まで押し戻された。
     なお、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は本日、すべての国からの鉄鋼・アルミニウム製品に25%の追加関税を課した米国に対抗措置を取ると表明。これを受けて、トランプ米大統領はEUに対して報復するかとの記者団の質問に「もちろん対応する」と答えた。

    ・ドル円は続伸。欧州株相場や日経平均先物の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。米CPIの下振れをきっかけに一時148.18円付近まで売られたものの、148円台は維持した。22時前には149.19円と日通し高値を付けた。
     ただ、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。トランプ米政権による関税政策などを背景に米景気懸念が一段と高まる中、一時280ドル超上昇したダウ平均が失速し、420ドル超下落するとドル円にも売りが出た。3時過ぎには一時148.11円付近まで下押しした。もっとも、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出たため、下値は限られた。

    ・ユーロ円は小幅ながら続伸。欧州時間に一時162.36円と日通し高値を付けたあとは徐々に上値が重くなった。欧米の貿易戦争が一段と激化するとの懸念が高まる中、全般ユーロ売りが出ると4時過ぎに161.40円付近まで下押しした。
     ユーロ豪ドルは一時1.7220豪ドル、ユーロNZドルは1.8997NZドル、ユーロポンドは0.8392ポンド、ユーロカナダドルは1.5622カナダドル、ユーロスイスフランは0.9600スイスフランと日通し安値を付けた。

  • 2025年03月13日(木)06時09分
    円建てCME先物は12日の225先物比315円高の37105円で推移

    円建てCME先物は12日の225先物比315円高の37105円で推移している。為替市場では、ドル・円は148円23銭台、ユーロ・円は161円40銭台。

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