ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

今井スーパーバナー
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
今井雅人の「どうする? どうなる? 日本経済、世界経済」

スイスが大量のフラン売り介入を実施。
なぜ、日本は大規模介入ができないのか?

2011年09月08日(木)12:07公開 (2011年09月08日(木)12:07更新)
今井雅人

【ヒロセ通商】ザイFX!限定 最大11000円キャッシュバック実施中!

■市場の関心は米国から、危機再燃の欧州へ

先週のコラムでは、アメリカの金融政策についてお話しをしました「米国はスタグフレーションで緩和は難しい。日本は『財務相が誰になるか?』が重要!」を参照)

 ここまでを見ると、市場もだいたい同じような見方をしているようです。少しの間、アメリカからは目が遠のくかもしれません

 その一方で、欧州で財政危機問題が再燃しています。

 私の以前からの主張は次の2つでした。

「ギリシャをはじめとする欧州諸国の財政危機問題に対しての対応はあくまでも応急措置であり、本質的な解決とはなっていない。そのため、いずれまた、この問題に対する懸念が再燃するだろう」

 「財政再建のための緊縮財政を実施していくと景気が悪化し、かえって、さらなる財政の悪化を招きかねない」

 今まさに、これらのことが現実化しているのだと思います。

 ギリシャでは、景気下振れと財政赤字拡大が同時進行し、EU(欧州連合)やIMF(国際通貨基金)からの支援の前提であった赤字削減の見通しが立たなくなってしまい、EUやIMFなどとの協議を急きょ中断してしまいました。

 つまり、困り果ててしまったということでしょう。

■ギリシャ問題は「先送り」と「再燃」がこの先も繰り返される

 そのギリシャに対するEU諸国からの第2弾の融資に関しては、各国からさまざまな意見が出ています。

 まず、フィンランドは「融資をするときは担保をよこせ」と言っています。

 ドイツのショイブレ財務相も「ギリシャが支援パッケージに盛り込まれた財政引き締めの目標を達成するまでは、ギリシャ向け融資の次回分は実行されない」と発言しています。

ユーロ/米ドル 日足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足

 実際には、このままギリシャを見捨てるわけにはいかないと思いますので、何らかの妥協案が出てくるでしょう。そうすると、またしばらく相場は落ち着くことになると思います。

 しかし、それとて、また問題の先送りですので、またいずれ、問題は再燃すると思います。この繰り返しです。

■米ドル/円は米ドル安が一服し、少し戻しそうだが…

 さて、このコラムではずっと、英ポンド/円とユーロ/円の戻り売り戦略(ショート戦略)を推奨してきました。

 チャートを確認してみると、両方ともきれいな下げトレンドを作ってきたことがわかります。とりあえず…


【ザイFX!編集部からのお知らせ】

ザイFX!でもおなじみの今井雅人さんからのレポートを受けて、ザイFX!が 配信する「ザイFX! FXプレミアム配信 With今井雅人(月額:5,500円(税込))」

ザイFX!プレミアム配信with今井雅人

 その日のニュースをコンパクトに解説し、今後の為替の値動きについての予測とともに、今井氏のポジションについても可能な限り配信する、実践型の有料メルマガです。

「ザイFX! FXプレミアム配信 With今井雅人」には10日間の無料体験期間がありますので、ぜひ一度体験していただき、みなさんのトレードの参考にしてみてください。

人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トレーディングビュー記事 jfx記事
トレーディングビュー記事 jfx記事
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る