本日の為替相場の焦点は、『世界の株式市場の動向』と『日本の金融政策への思惑』、そして『非常に強い円安方向への流れの継続』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・08時15分:米)バーナンキFRB議長の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)BOJ議事録公表(3月6日・7日開催分)
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・16時15分:ス)消費者物価指数
・16時15分:ス)小売売上高
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分:英)貿易収支
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:加)住宅建設許可
に注目が集まる。
これら以外では、
・IMFが世界経済見通しを公表
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
・明日に『FOMC議事録公表(3月19日・20日開催分)』を控える点
・日本の金融政策への思惑(黒田新日銀総裁の元)
・為替以外の金融市場の動向(株式や国債・長期金利、金、原油などなど)
・キプロス問題での影響
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州債務問題への思惑
・米国の金融政策への思惑
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
本日は、IMFが世界経済見通しを公表する。
注目度の高い米国の経済指標の発表はないが、日本時間の朝方にバーナンキFRB議長の発言が控える。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、日銀の大胆な追加金融緩和策の発表及び期待で大きく円安方向に動いた。ドル円は大きく上昇し、ユーロドルはECB金融政策発表や米・雇用統計発表で大きめに上下に振れた。
週明けの為替相場は、大きく円安方向に窓を空けて始まったあと、更に円安が進んでいる。
本日は、非常に強い円安方向への流れの継続に最大限の注意を払いながら、現在の為替相場の焦点である日本の金融政策への思惑や世界の株式市場の動向、キプロス問題での影響、金融市場のリスク許容度、米国の長期金利の動向、欧州債務問題への思惑に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・08時15分:米)バーナンキFRB議長の発言
→内容次第も注目度は高い
・08時50分:日)BOJ議事録公表(3月6日・7日開催分)
→内容次第。ただ、黒田新日銀総裁の就任前の会合のものであるため、どこまで反応するか
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
→発表での影響は非常に大きい
・16時15分:ス)消費者物価指数
・16時15分:ス)小売売上高
→発表での影響はまずまず
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分:英)貿易収支
→発表での影響はなかなか
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:加)住宅建設許可
→発表での影響はまずまず
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
4月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼10日にFOMC議事録(3月19日・20日開催分)を公表
▼10日にオバマ米大統領が2014年予算教書を議会に提出
▼米国の大手金融機関の決算発表が出始める
▼週末に複数のユーロ圏の会合を控える点(キプロス絡みの話題に注意)
▼日本の金融政策への思惑(黒田新日銀総裁の元)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼キプロス問題での影響
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州債務問題への思惑
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
▼米国の金融政策への思惑
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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4月9日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・IMFが世界経済見通しを公表 ・明日に『FOMC議事録公表(3月19日・20日開催分)』を控える |
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08:01 | 英)RICS住宅価格 | △ | -5% | -6% | ||||||||||
08:15 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
08:50 | 日)BOJ議事録公表(3月6日・7日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | -3 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +1 | ||||||||||||
中)消費者物価指数 | ◎ | +2.5% | +3.2% | |||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | -1.9% | -1.6% | |||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.3% | 3.4% | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【速報値】 | × | - | -21.5% | ||||||||||
15:00 | 独)貿易収支 | × | +150億 | +137億 | ||||||||||
独)経常収支 | × | +142億 | +113億 | |||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
-0.5% | -0.3% | |||||||||||||
ス)小売売上高 | ○ | +2.5% | +1.9% | |||||||||||
17:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | -1.2% | ||||||||||
-2.8% | -2.9% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | -1.5% | |||||||||||
-1.4% | -3.0% | |||||||||||||
英)貿易収支 | ○ | -86.00億 | -81.95億 | |||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 17.50万件 | 18.07万件 (17.80万件) |
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21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | +3.0% | +1.7% | ||||||||||
22:30 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 英)NIESRGDP予想 | △ | - | -0.1% | ||||||||||
米)卸売在庫 | C | +0.5% | +1.2% | |||||||||||
- | 米)注目度の高いものの発表はない | - | - | - | ||||||||||
25:00 | 欧)アスムセンECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 320億ドル | |||||||||||
米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
26:15 | 米)コチャラコタ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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ロングで。押し目買い&上昇追随
なし
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