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第1章 FXをはじめるには

スワップポイントはいつもらえる? 土日や
祝日の分は? 気になるしくみを徹底解説!

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■スワップポイントはいつもらえるの?

スワップポイントいつもらえる?

スワップポイント(スワップ金利)の受け渡し(受け取りや支払い)は、ポジションを翌営業日へ持ち越すことで発生します。新規で建てたポジションを、営業日をまたがずその日のうちに決済した場合は、スワップポイントの受け渡しは発生しません。

【参考記事】
ポジションを長く持つほど収益アップ!? 毎日もらえちゃうスワップポイントって?

 ポジションを翌営業日へ持ち越すことを「ロールオーバー」と言います。FXでは、決済していないポジションは常にロールオーバーされ、ロールオーバーのたびにスワップポイントの受け渡しが発生するしくみになっています。

 したがって、原則的には

●ロールオーバーした日数=スワップポイントの受け渡しが発生した日数

 となります。

 スワップポイントの受け渡しが行われるのは、1日の取引が終了するNY時間の夕方が基本です。これは日本時間だと翌日早朝に該当します。このとき、FX会社は日次精算などを行うために一時的に取引を中断するメンテナンスを行うことが多いのですが、その際にスワップポイントの受け渡しが行われるのが主流なのです(メンテナンス中でも取引できるFX会社は一部あります)。もっと具体的にいうと、日本時間の朝7時前後、米国がサマータイム(夏時間)の期間は朝6時前後です。

 このときに、受け渡しされるスワップポイントの額が計算されて、翌営業日になると口座に反映されるのが一般的です。

■ロールオーバーってなに?

ロールオーバーとは

 外国為替の取引形態は、契約日(取引が成立した日)から受け渡し(決済)までの期間によって、いくつかの種類に分類されます。その中で、FXが取引の対象にしているのは、インターバンク市場で取引高がもっとも多く、他の取引形態の基準にもなる「スポット取引」です。一般的には、契約日の2営業日後に受け渡しを行う取引形態で、直物取引(じきものとりひき)とも呼ばれます。

【参考記事】
FXは土日を除いて24時間取引できる! 眠らない為替の取引所はどこにある…?

 米ドル/円の取引が成立したら、2営業日後に米ドルと円の受け渡し(交換)をして決済を完結させる。これがスポット取引です。受け渡しが行われる日(取引成立から2営業日後)は「スポット応当日」と呼ばれます。スポット取引では必ず、スポット応当日に決済を行わなくてはいけません。

 でも、FXでは建てたポジションを2営業日後に決済しなくてはいけないという決まりはありません。FX会社が投資家のポジションを建て替えて、スポット応当日を先延ばしているからです。わかりやすく言うと、投資家のポジションをいったん決済して、新たに建て直す作業を毎日やってくれているのです。この作業がロールオーバーになります。

 FX会社がポジションをロールオーバーしてくれるおかげで、投資家は決済するまでポジションを持ち続けることができ、スポット応当日が日々、繰り越されることで、スワップポイントが発生するしくみになっているのです。

■市場が休みの土日分はまとめてもらえちゃう♪

 スワップポイントは1年365日で日割り計算され、基本的に1日分のスワップポイントが日々、ロールオーバーのたびに受け渡しされます。ところが、厳密には毎日毎日、1日分のスワップポイントが規則的に受け渡しされているわけではありません

 為替市場は平日なら24時間、常にマーケットが開いていますが、土曜日と日曜日は基本的に世界中のほとんどの金融機関がお休みなので、FXも土曜日と日曜日は取引できません。そのため、土曜日と日曜日の分のスワップポイントを、どこかでまとめて受け渡しする日が必要になるからです。

 わかりやすいように、2017年8月のカレンダーを使って説明します(下のカレンダーは、月曜日が先頭になっています)

2017年8月のカレンダー
2017年8月のカレンダー1

 カレンダーの中に緑で示した数字が、その日のスポット応当日です。

 1日(火)のスポット応当日は、2営業日後の3日(木)です。2日(水)のスポット応当日は4日(金)になります。1日(火)から2日(水)へポジションを持ち越す(ロールオーバーする)と、スポット応当日は3日(木)から4日(金)へ1日、繰り越されますので、スワップポイントの受け渡しは1日分になります。これが基本のパターンです。

2日(水)から3日(木)へポジションを持ち越した場合は、どうなるでしょうか? 2日(水)のスポット応当日は4日(金)で、3日(木)のスポット応当日は週末を挟んだ翌週の7日(月)になります。土曜日と日曜日は営業日ではないため、カウントされないからです。スポット応当日は4日(金)から7日(月)へ3日繰り越さるので、3日分のスワップポイントの受け渡しが発生するのです。

■祝日あるとイレギュラー。大型連休や年末年始はヤバイ!?

 ほかにも、祝日などがあると、その国の通貨が絡む通貨ペアのスポット応当日は変化します。

 以下も、先ほどと同じ2017年8月のカレンダーです。8月11日(金)は、日本が山の日の祝日でお休みでした。

2017年8月のカレンダー
2017年8月のカレンダー2

 日本が祝日の場合、円が絡む通貨ペアの決済はできないため、9日(水)のスポット応当日は11日(金)ではなく、14日(月)になります。そのため、米ドル/円やクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)のポジションを8日(火)から9日(水)へロールオーバーすると、4日分のスワップポイントの受け渡しが発生します。

 米ドル/円やクロス円の決済はできませんが、インターバンク市場では11日(金)も普通に取引が行われています。営業日としてはカウントされるので、10日(木)のスポット応当日は14日(月)になります。9日(水)と10日(木)のスポット応当日はどちらも14日(月)ですから、9日(水)から10日(木)へポジションをロールオーバーしても、スワップポイントの受け渡しは発生しないということになります。

 このようなしくみになっているため、年末年始や大型連休で祝日が続くようなときに米ドル/円やクロス円のポジションを持っていると、5日分とか1週間分のスワップポイントの受け払いが一気に発生したり、反対に受け払いの発生しない日が何日も続くことがあるのです。

■ルールも金額もまちまち。スケジュールは必ずチェックして!

 基本的なしくみはご紹介したとおりですが、FX会社によってルールは異なることがあります。通常であれば、土曜日と日曜日の分のスワップポイントの受け渡しは、水曜日から木曜日にポジションをロールオーバーすると発生しますが、金曜日に受け渡しが行われるFX会社もあります。

 もちろん、1年間ずっとポジションを持ち続けていれば、最終的に365日分のスワップポイントの受け渡しが発生しますが、いつ何日分の受け渡しが発生するのか、祝日などが影響して発生しない日はいつなのかといった情報は、FX会社のお知らせやスワップポイントの付与日を確認できるページなどで、チェックすることをおすすめします。

【参考記事】
ポジションを長く持つほど収益アップ!? 毎日もらえちゃうスワップポイントって?

スワップポイントは、基本的に受け取る金額と支払う金額に差があるということも覚えておいてください。傾向としては、受け取る金額よりも支払う金額の方が高く、受け取るスワップポイントの金額が大きいFX会社ほど、支払う金額も大きくなっています(あくまで傾向です)。

ザイFX!では、主要なFX会社のスワップポイントの水準を、通貨ペアごとにランキング形式で確認できるコンテンツがあります。定期的に更新していますので、こちらもぜひ、各社のスワップポイントを比較するときに活用してください。

【参考コンテンツ】
FX会社徹底比較!:スワップ金利で比べる

 取引所取引のくりっく365は唯一、スワップポイントの受け取れる額と支払う額が同じ「一本値」のしくみを正式に採用しています。また、公表はしていないけれど、基本的に一本値となっている店頭FX会社もごく一部あります。スワップポイントが一本値なら、スワップポイントの水準は別にして、為替レートの値動きを狙った取引をするときにスワップポイントのことをあまり気にせずポジションを保有できるかもしれませんね。

くりっく365とは

【参考コンテンツ】
FX会社徹底比較!:特集「くりっく365」

(最終更新日:2019年8月1日)

FX初心者のための基礎知識入門目次

第1章 FXをはじめるには
第2章 FXの基礎知識を身に付ける
第3章 FXをはじめよう
第4章 チャートの見方
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