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第1章 FXをはじめるには

スワップポイントはいつもらえる? 土日や
祝日、大型連休があったときはどうなる?

2019年01月08日(火)13:15公開 [2021年03月23日(火)11:45更新]

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このページの概要
スワップポイントは日割りで計算され、基本はポジションを翌営業日へ持ち越すと、1日分が日々、受け渡しされます。ところが、厳密には毎日毎日、1日分のスワップポイントが規則正しく受け渡しされるわけではありません。なぜそうなるのか? しくみをご紹介します。

スワップポイントはいつもらえる?

 スワップポイント(スワップ金利)の受け取りや支払いは、ポジションを翌営業日へ持ち越すことで発生します。新規で建てたポジションを、営業日をまたがずその日のうちに決済した場合は、スワップポイントの受け渡しは発生しません。

 スワップポイントの受け渡しが行われるのは、1日の取引が終了するNY時間の夕方が基本です。これは日本時間だと翌日の朝7時前後、米国がサマータイム(夏時間)の期間中は朝6時前後です。このとき、FX会社は日次精算などを行うために一時的に取引を中断してメンテナンスを行うことが多く、その際にスワップポイントの受け渡しが行われるのが主流です(一部のFX会社ではメンテナンス中も取引できます)。

 その日時処理を行うときにスワップポイントの額が計算され、翌営業日に口座へ反映されるのが一般的です。

ロールオーバーとは

ロールオーバーとは、ポジションを翌営業日へ持ち越すことです。

 外国為替の取引形態は、契約日(取引が成立した日)から受け渡し(決済)までの期間によって、いくつかの種類に分類されます。その中で、インターバンク市場で取引高がもっとも多く、他の取引形態の基準にもされているのが「スポット取引」と呼ばれる取引形態で、FXはスポット取引の為替レートを取引の対象にしています。スポット取引は直物取引(じきものとりひき)とも呼ばれます。

 スポット取引では一般的に、契約日の2営業日後に受け渡しを行います。米ドル/円の取引が成立したら、2営業日後に米ドルと円の受け渡し(交換)をして決済を完結させるということです。取引成立から2営業日後の受け渡しが行われる日は「スポット応当日」と呼ばれ、スポット取引では必ず、スポット応当日に決済を行わなくてはいけません。

 FXは為替レートの値動きを利用した差金決済取引ですから、トレーダーが直接、通貨の購入や売却をしている概念はありません。しかし、実際にはFX会社がトレーダーとインターバンク市場との仲介役のような存在となって、トレーダーの売買をインターバンク市場へつないでいます。そのため、スポット取引を利用したFXトレーダーのポジションは、本来なら2営業日後に決済するのが基本と考えられます。

 でも、FXでは建てたポジションを2営業日後に決済しなくてはいけないという決まりはありません。先物取引のように取引期限もありませんから、決済するまではポジションを保有し続けることができます。なぜそのようなことが可能なのかと言うと、FX会社が投資家のポジションをロールオーバーして、スポット応当日を日々、先延ばしているからです。わかりやすく言うと、投資家のポジションをいったん決済して、新たに建て直す作業を毎日やってくれているのです。

 FXでは、決済していないポジションはロールオーバーによって日々、スポット応当日が繰り越されます。そして、ロールオーバーのたびにスワップポイントの受け渡しが発生するしくみになっているので、原則的には「ロールオーバーした日数=スワップポイントの受け渡しが発生した日数」となります。

土日分のスワップポイントはいつ発生する?

 スワップポイントは年利で算出されたものを1年365日で日割り計算し、、基本的にはロールオーバーのたびに1日分のスワップポイントが日々、受け渡しされます。ところが、厳密には毎日毎日、1日分のスワップポイントが規則的に受け渡しされているわけではありません。

 為替市場は平日なら24時間、常にマーケットが開いていますが、土曜日と日曜日は基本的に世界中のほとんどの金融機関がお休みで、FXも土曜日と日曜日は取引できません。そのため、土曜日と日曜日の分のスワップポイントを、平日のどこかで受け渡しする必要があるからです。では、それはいつになるのでしょう?

 以下は、月曜日を先頭にしたある年の8月のカレンダーです。緑で示した数字は、その日のスポット応当日になります。

ある年の8月のカレンダー
2017年8月のカレンダー

 スポット応当日は取引の2営業日後なので、1日(火)のスポット応当日は3日(木)になります。そして、翌日2日(水)のスポット応当日は4日(金)になります。この場合、1日(火)から2日(水)へポジションをロールオーバーする(持ち越す)と、スポット応当日は3日(木)から4日(金)へと1日繰り越されるので、スワップポイントの受け渡しは1日分になります。これが基本のパターンです。

 では、2日(水)から3日(木)へポジションを持ち越した場合は、どうなるでしょうか?

 2日(水)のスポット応当日は4日(金)で、3日(木)のスポット応当日は土曜日と日曜日が営業日としてカウントされないため、翌週7日(月)になります。この場合、2日(水)から3日(木)へポジションを持ち越すと、スポット応当日は4日(金)から7日(月)へ繰り越され、3日分のスワップポイントの受け渡しが発生します。

大型連休や年末年始にはスワップポイントに注意

 また、祝日などがあると、その国の通貨が絡む通貨ペアのスポット応当日は変化します。

 以下も、先ほどと同じある年の8月のカレンダーです。8月11日(金)は山の日で日本が祝日でした。

2017年8月のカレンダー(再掲載)
2017年8月のカレンダー

 日本が祝日の日は、円が絡む通貨ペアは決済ができません。そのため、9日(水)のスポット応当日は14日(月)になります。この場合、米ドル/円やクロス円を8日(火)から9日(水)へロールオーバーすると、4日分のスワップポイントの受け渡しが発生します。

 そして、10日(木)のスポット応当日も14日(月)と、9日(水)のスポット応当日と同じになります。円が絡んだ通貨ペアの決済はできませんが、インターバンク市場は開いているので11日(金)も営業日としてはカウントされるからです。そのため、9日(水)から10日(木)へポジションをロールオーバーしても、スポット応当日が同じなので、スワップポイントの受け渡しは発生しません。

 外貨同士の通貨ペアでも同じように、米ドルは米国、英ポンドは英国といったように、その国の祝日が絡むとスポット応当日は変化します。

 このようなしくみのため、日本が年末年始や大型連休で祝日が続くようなときに米ドル/円やクロス円のポジションを持っていると、数日分のスワップポイントの受け払いが一気に発生したり、逆にスポット応当日が同じ日に集中することで、スワップポイントの受け払いが発生しない日が、何日も続くことがあります。

 ちなみに戦後最長の10連休となった2019年のゴールデンウィーク直前には、多くのFX会社で米ドル/円や一部のクロス円のポジションに、1日で11日分という大量のスワップポイントが発生する日があったため、大きな話題を集めました。

【スワップポイントに関する参考記事】
10連休前の4日間で32日分の大量スワップ! 為替変動リスクなしで年利30%儲ける方法も
「スワップ11倍デー」だけじゃない! 10連休に為替変動リスクなしでスワップ10日分ゲット!?
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受け渡しのルールは各社でさまざま

 FXのスワップポイントについては、その受け渡しスケジュールに関して厳密なルールが設けられているわけではありません。インターバンク市場の形態にあわせたしくみを採用しているFX会社が主流ではありますが、一部には祝日などによるスワップ応当日の変化は考慮せず、日々、規則的なスケジュールで受け渡しを行っているFX会社もあります。

 どのFX会社でも、ポジションを1年間持ち続けていれば、結果的に365日分のスワップポイントの受け渡しは発生しますが、各社のスワップポイントの付与日を確認できるページなどで、受け渡しのスケジュールを事前にチェックしておくことをおすすめします。

水曜日→木曜日に3日分のFX会社

 当サイトに掲載のある中では以下のFX口座で、全通貨ペアの土日分のスワップポイントが祝日のあるなしに関わらず、原則として水曜日から木曜日へロールオーバーしたときに規則的に受け渡しされます。

金曜日→月曜日に3日分のFX会社

 当サイトに掲載のある中では以下のFX口座で、全通貨ペアの土日分のスワップポイントが祝日のあるなしに関わらず、原則として金曜日から翌週の月曜日へロールオーバーしたときに規則的に受け渡しされます。

スワップポイントが一本値のFX会社

 また、基本的に各FX口座のスワップポイントは、同じ通貨ペアで同じ量のポジションを保有した場合に、受け取る金額と支払う当サイトに違いがあるのが一般的ですが、取引所取引のくりっく365に関しては、スワップポイントの受け取る額と支払う額が同じ「一本値」のしくみを採用しています。

>>>くりっく365の詳しい情報はこちら

 スワップポイントが一本値であれば、スワップポイントの水準は別にして、為替レートの値動きを狙った取引をするときにスワップポイントのことをあまり気にせず、ポジションを保有できるかもしれません。

各社のスワップポイントを比較してみよう

 当サイトには、主要なFX会社のスワップポイントの水準を、通貨ペアごとにランキング形式で確認できるコンテンツがあります。定期的に更新していますので、各社のスワップポイントを比較するときに活用してください。

【スワップポイントに関する参考コンテンツ】
FX会社徹底比較!:スワップポイントで比べる

 また、米ドル/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円の最新のスワップポイントの動向については、以下の各コンテンツも参考にしてください。

(最終更新日:2021年3月23日)

FX初心者のための基礎知識入門目次

第1章 FXをはじめるには
第2章 FXの基礎知識を身に付ける
第3章 FXをはじめよう
第4章 チャートの見方
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