みなさん、こんにちは、葉那子です。

今回は成功トレードの分析です
実践トレード塾、第1回目からの記事も併せてチェックしてみてください。
【参考記事】
●ひろぴーの実践トレード塾(1) 出社前の30分で分析&注文を入れよう!
●ひろぴーの実践トレード塾(2) ディナポリ分析でスラストを探せ!
●ひろぴーの実践トレード塾(3) 移動平均線と水平線の使い方を知ろう!
●ひろぴーの実践トレード塾(4) RCIを効果的に使う方法とは?
●ひろぴーの実践トレード塾(5) フィボナッチ+4つのポイントで精度UP!
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(1) 負けトレード検証から見えた成功への道
実践編の前の、ひろぴーさん1回目の取材記事はこちらです。
【参考記事】
●ひろぴーのスイングトレード講座(1) 27歳の兼業トレーダーが勝てる理由
●ひろぴーのスイングトレード講座(2) トレードの土台となる3つの要素とは?
●ひろぴーのスイングトレード講座(3) 世界中のトレーダー注目のポイントを狙え!
●ひろぴーのスイングトレード講座(4) 主婦トレーダーとのタッグで勝率アップ!?
●ひろぴーのスイングトレード講座(5) 堅実トレードでも30代中盤で資産1億円に!?
6月のトレード履歴詳細については、前回の記事をご覧ください。
成功トレードを検証!
1カ月のトータルでは残念ながらマイナスとなってしまったわけですが、中にはしっかりプラスになったトレードもいくつかありました。
今回は、そんな成功トレード2つをご紹介します。
まずは、一番大きく利益を出した、2013年6月14日(金)にロングエントリーをした米ドル/円のトレードです。
根拠は週足のシングルペネトレーション38.2%戻しなのですが、実際は38.2%のラインにタッチする前に、ややフライング気味にエントリーしました。
シングルペネトレーションを確認後、ややフライング気味にエントリー
また、スラストの定義は「DMA3にローソク足がタッチせずに相場が上昇、もしくは下落している状態」となっていますが、今回のこの上昇スラストは、途中でDMA3にタッチしています。
ただ、ひろぴーさん曰く、「これくらいは許容範囲」とのこと。
スラストは上昇トレンドを知る目安
「結局スラストというのは、ルールどおりというよりは、強い上昇(もしくは下落)をスラストと言うので、(途中でDMA3にタッチしているといっても)これくらいのヒゲの押し目の下落なら問題ないです。
スラストは、強い上昇(もしくは下落)の起点と終点をはかる物差しなので、これを上昇トレンドと言わなければなんというの?ってくらい明らかな上昇トレンドですから、大丈夫です」
というわけで、週足スラストの38.2%付近+4時間足のMA800の2つの条件で、94.05円で1回目のロングエントリー。
結果的にこのポジションは145pipsのプラスになったのですが、本来なら、週足を根拠に入ったのでもっと引っ張っても良かったかもしれません。
2つの根拠が重なったのでエントリー。結果、145pips取れました!
結果論ではありますが、シングルペネトレーションのルールどおりに、押し目の下落に対して、フィボナッチ61.8%に当たる101.37円をターゲットにしていれば、もっと大きく取れましたね。
実際、7月8日(月)にその水準まで到達しています。
ただ、そこまでポジションを保有するだけの余裕がまだ私にはなかったので、とりあえず直近の高値付近で決済をしてしまいました。
ひろぴーさんは同じところで300~400pips獲得されたそうです。
利益確定はちょっと失敗!?
エントリーポイントを探すのはだいぶ慣れてきたのですが、まだまだ利益確定が難しいところです。
そして、この時は、米ドル/円が底堅い感じがしたので、ロングをもう1回トライしました。
2回目のエントリーは、1回目のポジションを保有している間の6月17日(月)。
米ドル/円が底堅かったので2回目のエントリー
ロングで入る根拠を探していたところ、ちょうど1時間足で上昇スラストが出現したので、意識されている水平線も重なった38.2%の94.68円でエントリー。
こちらは手堅く、22pipsのプラスでした。
2回目のプラストレード
そして、もう1つのプラストレードは、6月28日(金)にロングエントリーした米ドル/スイスフランです。
これは4時間足で上昇スラストを確認したので、38.2%でロング。
さらに、これは過去に意識されていた水平線とも重なっていました。
複数の条件が重なったところでエントリーできた
1時間足ではサポートになりそうなEMA62もあり、まさに複数のテクニカル条件が重なったポイントでエントリーすることができました。
結果は、約40pipsのプラスと、自分でも納得のできるトレードができたので満足です。
結果、40pipsのプラスをゲット!
他にもいろいろと手を出したので、結局6月のトータルはマイナスになったのですが、少しずつ新しいトレード手法に慣れてきた感じはあります。
「入っているポイントは間違っていない」
「入っているポイントは間違ってないので、大丈夫だとは思います。
あとは、もう少し慣れてもらって、感覚的なものを身につけてもらえるといいですね。
たとえば、損切りの幅とか、利確ポイントとかのさじ加減です。
このスキルを上げていくと、徐々に徐々に、マイナスだったのがプラスマイナスゼロくらいになってきて、ちょっとずつプラス100pipsになっていって…という風になるので。
負けは負けでも惜しいトレードが多いので、次は何を考えるかというと、前にもお話したように、1回のエントリーで数pipsずつでも損切りを節約していくんです。
それを行なっていくと、自然にプラスマイナスゼロくらいになってきます」

「エントリーポイントはバッチリ」とほめられたので、あとはエグジットをがんばります!
確かに前の取材でも、ひろぴーさんは損切りを少しでも狭めることで「塵も積もれば金になる」と言っていました。
今まではエントリーポイントを探すのに注力していましたが、これからはエグジットもていねいに行ないたいと思います。
出口戦略をもっとていねいに!
また、エントリーに関しても、引き続き、ひたすらフィボナッチを引いて、水平線や移動平均線がないか、RCIの形状がどうなっているかを見て、複数の条件が重なるところを探してエントリーをするように心がけます。
今はテクニカルに重きを置いてトレードをしているのですが、その先のステップとして、やはり、ファンダメンタルズの流れに沿ったトレードをすることで、もっと負けにくくなるそうです。
さらに、「相手を読んで、ポジションの重さ、軽さを感じて、相場を感じてください」とも言われました。
まだ時間はかかりそうですが、相場を感じられるまでがんばりたいと思います。
ただ、その前に、まだまだテクニカルもよりブラッシュアップしていかなくてはなりません。
というわけで、次回は新たなテクニカルパターンのご紹介です。
次週は都合により休載になります。次回は、7月29日(月)公開予定です。
(「ひろぴーの実践トレード塾 第2講(3) ディナポリ上級編『コンフルエンス』に挑戦」へつづく)
【葉那子のトレード報告:2013年7月8日(月)~7月12日(金)】
1勝2敗
勝ちトレード:ユーロ/米ドル +49.5pips(+495円)
負けトレード:ユーロ/豪ドル -16.9pips(-155円)、-13pips(-241円)
合計収支:+99円
口座残高:8万9544円
下の画像は私が実際に取引に使っているヒロセ通商[LION FX]の約定履歴です。
勝ちトレードになったユーロ/米ドルは、4時間の下降スラストに対するフィボナッチ38.2%戻し+過去に意識された水平線のダブル条件で売りエントリーをしました。
10pipsの逆行はあったものの、その後、利確ポイントまでストンと落ちてくれたので、比較的楽なトレードとなりました。
条件が重なるポイントでエントリーをしたので、精神的にも負担の少ないトレードができたと思います。
(取材・文/葉那子 撮影/和田佳久)
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※米ドル/円、ユーロ/円は、日本時間10時~翌28時までの時間帯に適用されるスプレッド | ||||
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スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.4銭原則固定 | 0.3pips原則固定 | 30ペア | 1000通貨 |
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