(「ひろぴーの実践トレード塾 第2講(2) 成功トレードにも反省の種がいっぱい」からつづく)
みなさん、こんにちは、葉那子です。
さて今回は、7月のトレードで挑戦している「コンフルエンス」という新しいテクニカル分析をご紹介します。
今回は、ディナポリ上級編 「コンフルエンス」の巻!
実践トレード塾、第1回目からの記事も併せてチェックしてみてください。
【参考記事】
●ひろぴーの実践トレード塾(1) 出社前の30分で分析&注文を入れよう!
●ひろぴーの実践トレード塾(2) ディナポリ分析でスラストを探せ!
●ひろぴーの実践トレード塾(3) 移動平均線と水平線の使い方を知ろう!
●ひろぴーの実践トレード塾(4) RCIを効果的に使う方法とは?
●ひろぴーの実践トレード塾(5) フィボナッチ+4つのポイントで精度UP!
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(1) 負けトレード検証から見えた成功への道
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(2) 成功トレードにも反省の種がいっぱい
実践編の前の、ひろぴーさん1回目の取材記事はこちらです。
【参考記事】
●ひろぴーのスイングトレード講座(1) 27歳の兼業トレーダーが勝てる理由
●ひろぴーのスイングトレード講座(2) トレードの土台となる3つの要素とは?
●ひろぴーのスイングトレード講座(3) 世界中のトレーダー注目のポイントを狙え!
●ひろぴーのスイングトレード講座(4) 主婦トレーダーとのタッグで勝率アップ!?
●ひろぴーのスイングトレード講座(5) 堅実トレードでも30代中盤で資産1億円に!?
新しいテクニカル分析と言っても、これまで使ってきた4つのテクニカル分析のうちの1つである、ディナポリ分析の応用編です。
コンフルエンスは、2つのフィボナッチの重なるところ
コンフルエンスというのは、上昇、もしくは下降トレンドに引いたフィボナッチと、そのトレンドの中にある、同じ方向の小さいトレンドに対して引いたもう1つの短いフィボナッチが重なるところを指します。
下の図をご覧ください。
まず、日足の上昇トレンドにフィボナッチを引きます。
次に、時間軸を縮めた4時間足で、短めの上昇トレンドにもフィボナッチを引きます。
この時、日足の50%戻しと、4時間足の61.8%戻し(78.6%でもOK)が重なったところ、ピッタリではなくても2つのラインが近くにあるゾーンをコンフルエンスと言い、サポートまたはレジスタンスになりやすいポイントになります。
「たとえば、ここでポジションをもう1つ欲張って置いてみるとか。勝負がしやすいポイントなんです。
普通の条件よりは間違いなく、成功する可能性、反発する可能性は高いです。
なので、今まで覚えてきた水平線、移動平均線がダブるポイント、プラスさらにこれを混ぜ込んでいきましょう!」
ちなみに、このフィボナッチを引く際は、上昇・下降トレンドがスラストの状態であれば望ましいのですが、それが絶対条件ではありません。
トレンドの動きに対して、ひたすらフィボナッチを引こう!
ひろぴーさん曰く、とにかくトレンドと判断できるような動きに対して、ひたすらフィボナッチを引いてみることが大切だそうです。
時間足の組合せも特に決まりはないので、日足+4時間足、4時間足+1時間足、1時間足+15分足と、いろいろ試してみてもOK。
日足+4時間足+1時間足のトリプルコンフルエンスも、もしかしたら見つかるかもしれないということでしたが、今のところ私はまだ発見できていません。
とにかく、このコンフルエンスに、これまでの移動平均線や水平線もプラスすれば、さらに強力なレジスタンス・サポートになるそうです。
トレンドをどんどん見つけてフィボナッチを引いていきます!
というわけで、7月はこのコンフルエンスを意識しながらトレードをしているのですが、より条件が重なるポイントに絞ってエントリーをするようにしているせいか、ムダなトレードが減ったような気がします。
エントリー後に大きく動けばOK
さらに、7月の課題はもう1つあります。
「あとは、勝とうが負けようが、エントリーした後にしっかりどちらかに伸びていったか、これを7月は特に注意してみてください。
条件が重なるところというのは、上にも下にもポジションが溜まっているポイントなので、どちらかに走って行きます。
それを確認したら、まずはエントリーポイントは間違っていなかったなと思って、自分をほめても結構です。
その後は、損切りを切り上げたり、リミットはどこまで延ばすのか、半分利確するのかを考えます。これも少しずつレベルアップしていかないといけないですね。
不正解というのは、自信を持ってエントリーしたのに、方向感なくジグザグしてしまった時です。
こういう時は、利が乗ったら利切り、含み損を抱えていたら損切りしてください。
方向感がないというのは、上にも下にもポジションが溜まっていなかったということなので、明らかに入ったところが間違っているという証拠です。
とりあえずカットして、また新しいポイントを見つけましょう。
エントリーして走ったか、走らないか。いわゆる損小利大が成り立つポイントであるかないかを意識してください」
コンフルエンスと値動きの勢いを意識した7月の実際のトレードは、また改めてご紹介したいと思います。
次回は、実際のチャートを使い、もう少し具体的にコンフルエンスをご説明します。
(「ひろぴーの実践トレード塾 第2講(4) トレード失敗を減らす精度を高めるワザ」へつづく)
【葉那子のトレード報告:2013年7月22日(月)~7月26日(金)】
1勝0敗
勝ちトレード:米ドル/加ドル +20pips(+194円)
合計収支:+194円
口座残高:8万9738円
下の画像は私が実際に取引に使っているヒロセ通商「LION FX」の約定履歴です。
先々週(7月15日~)は事情があって、トレードできませんでした。
先週(7月22日~)はあまりトレードチャンスがなく、結局1回トレードをしただけでしたが、4時間足のフィボナッチ23.6%と1時間足のフィボナッチ50%が重なるコンフルエンスを根拠に米ドル/加ドルをショート。
数pips逆行しただけで、ストンと落ちてくれたので、ストレスフリーなトレードになりました。
ただ、1時間足の短い時間軸でトレードをしたので、ポジション量は増やしてもよかったかもしれません。
結局、今は一律1000通貨でトレードをしていますが、これも損切り幅に合わせて調整していけるようになりたいと思います。
(取材・文/葉那子 撮影/和田佳久)
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