(「ひろぴーの実践トレード塾(5) フィボナッチ+4つのポイントで精度UP!」からつづく)
みなさん、こんにちは、葉那子です。
前回までご登場いただいたひろぴーさんに、本連載3回目の取材に行ってきました!
ゲストというよりは、もはや準レギュラー的存在ですね。
1回目の講義で教えていただいたことを、1カ月間トライしてみましたので、2回目の講義の最初は、私のトレードの復習から始まります。
実践トレード塾、第1回目も併せてチェックしてみてください。
【参考記事】
●ひろぴーの実践トレード塾(1) 出社前の30分で分析&注文を入れよう!
●ひろぴーの実践トレード塾(2) ディナポリ分析でスラストを探せ!
●ひろぴーの実践トレード塾(3) 移動平均線と水平線の使い方を知ろう!
●ひろぴーの実践トレード塾(4) RCIを効果的に使う方法とは?
●ひろぴーの実践トレード塾(5) フィボナッチ+4つのポイントで精度UP!
実践編の前の、ひろぴーさん1回目の取材記事はこちらです。
【参考記事】
●ひろぴーのスイングトレード講座(1) 27歳の兼業トレーダーが勝てる理由
●ひろぴーのスイングトレード講座(2) トレードの土台となる3つの要素とは?
●ひろぴーのスイングトレード講座(3) 世界中のトレーダー注目のポイントを狙え!
●ひろぴーのスイングトレード講座(4) 主婦トレーダーとのタッグで勝率アップ!?
●ひろぴーのスイングトレード講座(5) 堅実トレードでも30代中盤で資産1億円に!?
1カ月のトレード収支はマイナス1976円
まずは、実践トレード塾第1回目で、ひろぴートレードの基礎を教えていただいた後の1カ月間のトレード結果は、5勝12敗1分で、合計収支はマイナス1976円でした。
トレード履歴がこちらです。
この中から、負けトレード、勝ちトレードをそれぞれ2個ずつピックアップし、その内容をひろぴーさんに見てもらいました。
今回は、負けトレード2つを見ていきたいと思います。
1つ目の負けトレードは損切り設定の失敗!?
1つ目は、2013年6月7日(金)の英ポンド/米ドルです。
4時間足で上昇スラストを発見したので、フィボナッチ38.2%戻しのところで押し目買いをしました。
結果は、-20pipsの損切りになったのですが、ひろぴーさんからは、損切りがややタイトすぎというダメ出しが。
「まず、損切りを狭くするのは非常にいいことなんですが、せめて損切りを置くなら、1.55ドルの節目でサポートされる可能性がまだあったので、その下の1.5495ドルあたりが良かったかもしれません。
結果的には、そこも下抜けたので、早く切っておいてよかったんですけど。
あともう1つは、教科書どおり、フィボナッチ50%の下か、61.8%の下ですね。
ただし、この時はボラティリティが高かったので、50%のちょっと下くらいが良かったのではないかと思います。
結局、上昇して高値を越えてしまっていたので、この負けトレードはちょっともったいなかったですね」
結果論になってしまいますが、確かに損切り幅をもう少し広めにしていれば、プラス決済になっていました。
今後はリスクを取ることを怖がらずに、損切りもきちんと根拠のあるポイントに置くことを意識したいと思います。
2つ目の負けトレード検証の結果は?
そして、2つ目の負けトレードは、6月20日(木)のユーロ/米ドルです。
日足で上昇スラストがあったので、フィボナッチの38.2%、さらに00の節目である1.3200ドルで押し目買いをしました。
ただ、こちらも-26pipsという残念な結果になってしまいました。
「ポイントであるラインを引いて、さらにシングルペネトレーションの38.2%のダブルポイントでロングできたっていうのはもう文句なしです。
なるべくこういうダブルであったり、3つ以上の条件が重なる時っていうのをどんどん探していって、エントリーをしていけば、必ず結果はついてきます。
これも残念な結果ですが、OKです」
最初はシングルペネトレーションを見つけるだけでいっぱいいっぱいだったのですが、徐々に他の条件が重なるポイントを探すようになってきて、エントリーは少しずつ慣れてきました。
ただ、損切りと利確ポイントがまだあいまいなので、エントリーだけではなく、イグジットもしっかり根拠のあるところを探していきたいと思います。
損切りに関しては、根拠のある位置に置くことはもちろんですが、もう1点、ひろぴーさんからアドバイスをいただきました。
「反転してある程度30~40pips(利が)乗ったら、少しでも、5pipsでも10pipsでもいいんで、ストップ(ロスカット注文)を上げるように心がけてください。
これが絶対プラスになってきます。損切りを減らした分がプラスになるのです」
次回は、成功したトレードをご紹介します。
(「ひろぴーの実践トレード塾 第2講(2) 成功トレードにも反省の種がいっぱい」へつづく)
【葉那子のトレード報告 2013年7月1日(月)~7月5日(金)】
1勝1分
勝ちトレード:ユーロ/豪ドル +70.7pips(+645円)
引き分けトレード:豪ドル/米ドル -1.1pips(-10円)
合計収支:+635円
口座残高:8万9445円
下の画像は私が実際に取引に使っているヒロセ通商「LION FX」の約定履歴です。
先週の勝ちトレードとなったユーロ/豪ドルは、4時間のキレイな上昇スラストがあったので、フィボナッチ38.2%のところでロングの指値を入れておいたところ、びっくりするくらい見事に反転し、わずか40分でリミットに到達しました。
幸運だったというのもありますが、改めてフィボナッチのスゴさを実感したトレードです。
ただし、もう1つの豪ドル/米ドルは、リミットまであと10pipsというところでファンダメンタルズ要因で急上昇してしまい、結局建値付近で決済。
なかなか幸運は続かないものです。これが相場ですね。
(取材・文/葉那子 撮影/和田佳久)
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0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
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米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
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