■参議院選挙終了! 「柳の下のドジョウ」はいなかった
日本では、先週末7月21日(日)に参議院選挙が終わりました。かなり前から与党(自民党と公明党)が大勝することが確実視されていたこともあって選挙の結果に対して、市場は予想以上に冷静でした。
米ドル/円は、週明け7月22日(月)早朝のオセアニア市場で一時100.74円まで値を上げる場面もみられましたが、その後は海外ファンド勢の利食い売りが先行。

(出所:米国FXCM)
じりじりと値を下げる動きとなり、翌日の7月23日(火)には一時99.14円まで下押ししています。「ウワサで買って事実で売る」という格言どおりの展開となりました。
ただその動きも一時的なもので終わり、2012年の衆議院選挙のときのように、ドンと株高、円安となることもなく、今回は「柳の下のドジョウ」はいなかったということになります。

(出所:株マップ.com)

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)
■10月まで国内は材料薄か。米・中・欧に注目が集まる
日銀も当面は、現在進行している異次元の「量的・質的金融緩和政策」を淡々とこなすことになるほか、日本に関しては、これから10月に控える消費税引き上げの判断、10月中旬に想定されている臨時国会に出てくる予定の社会保障改革の法案、成長戦略の具体策などまでは、目立った材料はありません。
参議院選挙後の政策を見極めることになりそうです。
そういった意味でも、しばらくは米国、中国、欧州など海外により注目が集まってくるでしょう。
■米国の長期金利動向に注目! 次期FRB議長は誰に?
米国では、住宅関連指標が強弱マチマチの状況となっているなかで、米長期金利の動向に注目が集まっています。
昨日(7月24日)のNY市場では「次期FRB議長のレースでサマーズ元米財務長官が先頭に立っている」とのワシントンポストの報道を受けて、超ハト派で知られるイエレンFRB副議長との対比から米長期債が急落する事態となるなど、しばらくは目が離せない状況となってきました。

(出所:CQG)
先週末(7月19日~20日)のG20(財務大臣・中央銀行総裁会議)へ、バーナンキFRB議長に代わって出席していたのはイエレン副議長。一部からは「事実上、次期議長は決まった」との声も聞かれていただけに、無風の米金融当局に横ヤリが入ってきたようです。
■今週の米ドル/円は100円を挟んであまり動かないか
また、中国でも昨日(7月24日)に「ミニ経済刺激策」が発表されました。小規模事業者に対する税金を一時的に免除する方針を示したほか、輸出業者や鉄道事業者向け支援策も合わせて打ち出しています。
欧州でもギリシャ向けの次回融資を巡って、水面下では激しい攻防戦が繰り広げられています。
その上で、これから1週間ですが、来週はFOMC(米連邦公開市場委員会)を皮切りにMPC(英金融政策委員会)、ECB(欧州中央銀行)理事会と続き、週末8月2日(金)には米雇用統計7月分など重要なイベントを控えています。
【参考コンテンツ】
●経済指標/金利:今月の経済指標予測&結果
米ドル/円も100円を挟んだレンジ相場を繰り返しているところをみると、今週も予定外のことさえなければ、あまり動かないのではないかと思っています。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
ザイFX!でもおなじみの今井雅人さんからのレポートを受けて、ザイFX!が 配信する「ザイFX! FXプレミアム配信 With今井雅人(月額:5,500円(税込))」。
その日のニュースをコンパクトに解説し、今後の為替の値動きについての予測とともに、今井氏のポジションについても可能な限り配信する、実践型の有料メルマガです。
「ザイFX! FXプレミアム配信 With今井雅人」には10日間の無料体験期間がありますので、ぜひ一度体験していただき、みなさんのトレードの参考にしてみてください。















![ゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)[FXTF MT4]](/mwimgs/c/d/-/img_cd98e6e3c5536d82df488524d85d929d47416.gif)








株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)