本日の為替相場の焦点は、『明日に[FOMC政策金利&声明発表]を控える点』と『主要な株式市場や米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
への注目度が高い。
米国以外では、
・07時45分:NZ)住宅建設許可
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・12時05分:豪)スティーブンスRBA総裁の発言
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
への注目度が高い。
これら以外では、
・月末要因(明日が7月の月末最後の営業日)
・欧州の大手金融機関の決算発表→ドイツ銀行、UBS、バークレイズ、その他
・米国の主要企業の決算発表→ファイザー、メルク、アムジュン、アフラック、コーチ、オフィスデポ、その他
・明日に、『FOMC政策金利&声明発表』を控える点
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策、今週にFOMC結果発表)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
・欧州の大手金融機関決算が本格化
・金や原油などの商品市場の動向
・世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
などの要因も重要。
★★★
明日が7月の月末最後の営業日。
米国の経済指標は、消費者信頼感指数がメイン。
その他、S&P/ケース・シラー住宅価格指数が発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業及び大手金融機関の決算発表は米国の株式市場に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、米国の長期金利の動向でドルが振られやすく、日替わり相場となった。週末には、著名FEDウォッチャーによる発言をキッカケに量的緩和縮小への思惑が後退してドル売りが加速した。
今週の為替相場は、米国の長期金利の動向に振られるも、ビッグイベントを複数控えて明確な方向感の出ない展開となっている
本日の為替相場は、明日に『FOMC政策金利&声明発表』を控える点と米国の長期金利の動向に最大限注意しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑、金融当局者や要人による発言、欧州の金融政策への思惑、欧州債務問題への思惑、金融市場のリスク許容度などにも注目したい。
その他、8月1日(木)に『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』、8月2日(金)に『米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率』を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・12時05分:豪)スティーブンスRBA総裁の発言
→発言次第。今後の金融政策への思惑が高まれば大きな反応になりやすい
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→発表での影響は限定的か
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
→特に消費者信頼感指数への注目度が高いが、明日にFOMC結果発表というビッグイベントを控えてどこまで動くか
■7月29日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週に、英国とユーロ圏と米国の金融政策発表が行われる
▼来週に、オーストラリアと日本の金融政策発表を控える
▼7月31日(水)に、『FOMC政策金利&声明発表』を控える
▼8月1日(木)に、『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』を控える
▼8月2日(金)に、『米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率』を控える
▼7月の月末要因・8月の月初め要因
▼世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
▼主要な株式市場の動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策、今週にFOMC結果発表)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心、週末に米・雇用統計発表)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑(今週にECB理事会結果発表)
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
▼欧州の大手金融機関決算が本格化
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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7月30日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・月末間近(明日が7月の月末最後の営業日) ・欧州の大手金融機関の決算発表→ドイツ銀行、UBS、バークレイズ、その他 ・米国の主要企業の決算発表→ファイザー、メルク、アムジュン、アフラック、コーチ、オフィスデポ、その他 ・明日に、『FOMC政策金利&声明発表』を控える |
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07:45 | NZ)住宅建設許可 | ◎ | - | +1.3% | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 4.0% | 4.1% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.91 | 0.90 | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
△ | -1.5% | +1.9% | ||||||||||
-2.6% | -1.1% | |||||||||||||
10:30 |
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
◎ | +2.0% | -1.1% | ||||||||||
±0.0% | -3.2% | |||||||||||||
12:05 | 豪)スティーブンスRBA総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
15:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | △ | +6.9 | +6.8 | ||||||||||
18:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -17.4 | -17.4 | ||||||||||
18:30 | 南ア)第2四半期失業率 | × | 25.4% | 25.2% | ||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.1% | ||||||||||
+1.7% | +1.8% | |||||||||||||
南ア)財政収支 | × | +165.0億 | -174.6億 | |||||||||||
21:30 | 加)原料価格指数 | △ | +0.3% | +0.2% | ||||||||||
加)鉱工業製品価格 | × | +0.1% | ±0.0% | |||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
BB | +1.40% | +1.72% | ||||||||||
+12.40% | +12.05% | |||||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | S | 81.3 | 81.4 | ||||||||||
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明日にFOMC結果発表を控えて、様子見
明日にFOMC結果発表を控えて、様子見
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