本日の為替相場の焦点は、『米国の財政問題』や『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『金融市場のリスク許容度による方向性』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的となっています
米国以外では、
・08時50分:日)貿易収支
・08時50分:日)経常収支
・10時45分:中)HSBCサービス業PMI
・16時15分:ス)消費者物価指数
・19時00分:独)製造業受注
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:加)貿易収支
・25時00分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
への注目度が高い。
これら以外では、
・米国の主要企業の決算発表→アルコア、その他
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
・明日に『日)BOJ議事録公表(9月4日・5日開催分)』を控える点
・明日に『米)FOMC議事録公表(9月17日・18日開催分)』を控える点
・米国の財政問題(新会計年度暫定予算案、連邦債務上限引き上げ)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・次期FRB議長問題
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・イタリアの政局不安
などの要因も重要。
★★★
未だ、米国の財政問題絡みで米・政府機関が一部閉鎖中。
本日は、米国の3年国債の入札が行われ、明日に『日)BOJ議事録公表(9月4日・5日開催分)』と『米)FOMC議事録公表(9月17日・18日開催分)』を控える。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的となっています
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利(≒米国債利回り)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、米国の財政問題への懸念でドル売り及びリスク回避ヨリの流れが加速したが、週末には多少戻した。
今週の為替相場は、米国の財政問題がくすぶり、ドル売りとリスク回避の流れが加速している。ドル円は大きめに下落して直近安値を更新し、ユーロドルは小幅上昇している。
本日の為替相場は、直近で大きな焦点となっている米国の財政問題に最大限注視しながら、引き続き、米国の長期金利の動向や主要な株式市場の動向、金融市場のリスク許容度などにも注意したい。
また、明日に『米)FOMC議事録公表(9月17日・18日開催分)』を控えて、米国の量的緩和早期縮小への思惑も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)貿易収支
・08時50分:日)経常収支
→発表での円への影響は限定的
・10時45分:中)HSBCサービス業PMI
→発表での影響は大きめ。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。特に関連性が深いのは豪ドル
・16時15分:ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランへの影響はまずまず
・19時00分:独)製造業受注
→発表でのユーロへの影響はまずまずも、欧州市場が動き出すキッカケになりやすい
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:加)貿易収支
→発表でのカナダドルへの影響は大きめ
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的
・25時00分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
→言及次第
■10月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週に日本と米国の議事録公表と、英国の金融政策発表が行われる
▼来週にオーストラリアの議事録公表が控える
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
▼10日・11日にG20財務相・中央銀行総裁会議が開催
▼米国の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼米国の政府機関が一部閉鎖中での影響
▼米国の財政問題(新会計年度暫定予算案、連邦債務上限引き上げ)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼次期FRB議長問題
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州の債務問題への思惑
▼イタリアの政局不安
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼シリア問題
▼日本の金融政策への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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10月8日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・IMFが世界経済見通しを発表 ・米国の主要企業の決算発表→アルコア、その他 ・明日に『日)BOJ議事録公表(9月4日・5日開催分)』を控える ・明日に『米)FOMC議事録公表(9月17日・18日開催分)』を控える |
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08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +45% | +40% | ||||||||||
08:50 | 日)貿易収支 | ○ | -8800億 | -9433億 | ||||||||||
日)経常収支 | ○ | +5200億 | +5773億 | |||||||||||
09:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | -6 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +6 | ||||||||||||
10:45 | 中)HSBCサービス業PMI | ○ | - | 52.8 | ||||||||||
14:00 |
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI] |
× | 52.0 | 51.2 | ||||||||||
50.9 | 51.2 | |||||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.0% | 3.0% | ||||||||||
15:00 | 独)貿易収支 | × | +150億 | +161億 | ||||||||||
独)経常収支 | × | +130億 | +143億 | |||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | -0.1% | ||||||||||
-0.1% | ±0.0% | |||||||||||||
ス)小売売上高 | △ | +1.5% | +0.8% | |||||||||||
19:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
○ | +1.0% | -2.7% | ||||||||||
+4.0% | +2.0% | |||||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 18.50万件 | 18.03万件 (18.02万件) |
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21:30 | 加)貿易収支 | ○ | -7.0億 | -9.3億 | ||||||||||
23:00 | 米)IBD/TIPP景気楽観指数 | C | 44.0 | 46.0 | ||||||||||
25:00 | ス)ジョーダンSNB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 300億ドル | |||||||||||
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米・財政問題で不透明感が増しているため、超短期的な売買のみ。具体的には下落後の反発での買いや、反発後の戻りで売るなど
米・財政問題で不透明感が増しているため、様子見で
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